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運命の裏木戸
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運命の裏木戸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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珍しく、作家ご本人の体験がたっぷり盛り込まれていると感じられる作品。 自伝やエッセイを読んだ上でこの作品に出会うと、出てくる様々なものや名前、趣味でさえあった家のリフォームのことなど、思い当たることがふんだんに出てきて楽しいです。児童書のくだりなど、タペンスイコールクリスティでは?とても楽しんで書いておられる気がします。冒険の方は、その楽しさを形にするための筋書き。断言してはいけませんが… そういう意味で、数ある著作の中で異色の作品と思います。 | ||||
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中古本でしたが とても綺麗で梱包もちゃんとしていました。 | ||||
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私は前に他の店からいくつか買ってきましたが、いつも私には失望した点がいくつかありました。 今回は非常に満足しています。 高品質! 非常にアイテムと私が受け取った非常に寛大な顧客サービスに満足。 面白くて効果的な 5つの星 優れた品質と移動を容易にする | ||||
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クリスティーの実質的な遺作。 というふうに思うと、読み終わって感慨深いものがある。 ミステリとして出来はいいか? と問われれば、 もっと面白いものはいくらでもあるし、 あまりに牧歌的な内容だ、と答えざるを得ない。 本格物ではなく、スパイ物である点も物足りなかった。 さはさりながら、80代の女史がこれを書いたと思うとやはり凄い。 何よりも、最後の作品がトミタペものであったことが、 無性に「よかったなあ」という気がするのである。 『カーテン』『スリーピング・マーダー』のような最後の事件が、 彼らにはあらかじめ用意されていなかったからだと思う。 希代のミステリの女王アガサ・クリスティーと、 われらがトミーとタペンスのベレズフォード夫妻に乾杯! | ||||
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アガサクリスティが、自分の分身を物語に登場させるのは、 マープルはじめ、とても分かりやすい。 「映画で見るのは好きじゃない。原作どおりでないから。」 と言わせているところが、一番。 ああ、アガサクリスティは、そう思っていたのだと理解しました。 本に関する記述の端々に、アガサクリスティの読書感想がちりばめられている。 アガサクリスティのファンにとっては、貴重なものがたり。 | ||||
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アガサクリスティが、自分の分身を物語に登場させるのは、 マープルはじめ、とても分かりやすい。 「映画で見るのは好きじゃない。原作どおりでないから。」 と言わせているところが、一番。 ああ、アガサクリスティは、そう思っていたのだと理解しました。 本に関する記述の端々に、アガサクリスティの読書感想がちりばめられている。 アガサクリスティのファンにとっては、貴重なものがたり。 | ||||
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探偵役はポアロでもマープルでもなく、トミーとタペンス老夫婦だ。 作品は事件そのものが、影も形も無いところから始まり、次第に古い事件をほじくり出す。 そのペースはきわめて遅く、薄皮を剥ぐが如く、事件そのものが、ゆっくりと浮かび上がる。 トミーとタペンス老夫婦は、老後を過ごすために、ある家に転居する。 作品は、この二人に、全くの平穏な老後を、提供するはずがない。 この家を二人が調べると、スケールの大きい因縁に発展する。 この作品は、クリスティ自身が、80歳を超えて書き上げた作品らしい。 作品の進展は、のどかで牧歌的で、至ってのんびりムードだ。 あまりスリルは無いが、熟練の匠を感じる。 正直言って、作品の内容は、少しつかみにくかった。 その点は、熟読するか、繰り返し読む事で、補う事が出来た。 本書は、のんびりペースで、読書をじっくりと楽しむ方には、とても楽しいと思う。 | ||||
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探偵役はポアロでもマープルでもなく、トミーとタペンス老夫婦だ。 作品は事件そのものが、影も形も無いところから始まり、次第に古い事件をほじくり出す。 そのペースはきわめて遅く、薄皮を剥ぐが如く、事件そのものが、ゆっくりと浮かび上がる。 トミーとタペンス老夫婦は、老後を過ごすために、ある家に転居する。 作品は、この二人に、全くの平穏な老後を、提供するはずがない。 この家を二人が調べると、スケールの大きい因縁に発展する。 この作品は、クリスティ自身が、80歳を超えて書き上げた作品らしい。 作品の進展は、のどかで牧歌的で、至ってのんびりムードだ。 あまりスリルは無いが、熟練の匠を感じる。 正直言って、作品の内容は、少しつかみにくかった。 その点は、熟読するか、繰り返し読む事で、補う事が出来た。 本書は、のんびりペースで、読書をじっくりと楽しむ方には、とても楽しいと思う。 | ||||
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これは作者最後の作品で,当然注目されて然るべき物なのに,内外の評判は至って良くない.私も,最近新装版で読み直した時も,何が書いてあるのか判らなかった.しかし,トミーとタペンス,特にタペンスのファンとして,再読して判った.古い殺人(スパイ事件がらみ)のあった屋敷を知らずにべレズフォード夫妻が老年の棲家として買った.この事件は,今でも政治的に死んではいない.そこで今の事情を知らない程に歳をとってしまったタペンスが昔の事件を追求するあまり,現在のトラブルに巻き込まれる.ともかく過去と現在の問題は目出度く解決.問題の時間的重層性と,べレズフォード夫妻の老年性のリアルな描写が,判り難い原因らしい.トミーとタペンス物なので,NかMか が頻繁に引用されるので,これをまず読み,親指のうずき でスローペースになじんで置くのがよい.なお,翻訳には言いたいことが沢山あるが,省略する. | ||||
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これは作者最後の作品で,当然注目されて然るべき物なのに,内外の評判は至って良くない.私も,最近新装版で読み直した時も,何が書いてあるのか判らなかった.しかし,トミーとタペンス,特にタペンスのファンとして,再読して判った.古い殺人(スパイ事件がらみ)のあった屋敷を知らずにべレズフォード夫妻が老年の棲家として買った.この事件は,今でも政治的に死んではいない.そこで今の事情を知らない程に歳をとってしまったタペンスが昔の事件を追求するあまり,現在のトラブルに巻き込まれる.ともかく過去と現在の問題は目出度く解決.問題の時間的重層性と,べレズフォード夫妻の老年性のリアルな描写が,判り難い原因らしい.トミーとタペンス物なので,NかMか が頻繁に引用されるので,これをまず読み,親指のうずき でスローペースになじんで置くのがよい.なお,翻訳には言いたいことが沢山あるが,省略する. | ||||
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