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(短編集)
ノックス・マシン
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ノックス・マシンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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2014年度『このミステリーがすごい!』第1位。 「ノックスマシン」が雑誌に掲載されたのは2008年なので、この短編集全体に与えられた冠だろうか。 いずれにせよ、ミステリ系の賞はどいつもこいつも同じだが、名のある賞を獲っていようが、どこぞのランキングにランクインしていようが、本格ミステリとは限らないし、それどころかそのあたりがミステリなのかさっぱり判らない作品もチラホラ。 ちなみに、誰よりもミステリに淫している著者自身が、本書の作品たちは、本格ミステリを主題にしたSFであって、SFミステリではないと明言している。両者はまったく違う意味だということに注意が必要だ。 | ||||
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何かのSFアンソロジーで表題作を読んで、 コレはおもしろい。 他のも読んでみよう、と思ったんですが、 やめとけばよかったです。 面白いからアンソロジーに取り上げられるわけで、 他の作品がそれ以上って道理は無いですわなw | ||||
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みなさんのレビューに、深くうなずきました。 表題作については、難しい部分は読み流してもいいかも。 でも、頑張って読んだほうが、おもしろさが伝わるような気がします。 私は頑張って読んだので、おもしろかったです。 短編なので、このくらいならがんばれました。 2つ目の作品については、「あの名作ミステリをもう一度読んでみようか」という気になったのが収穫でした。 3つ目の作品については、読むのをやめました。 | ||||
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このミス1位だったが、SFや海外ミステリやウンチク好きには楽しく読めるのが、そうでない方にはツラい内容のように思えます。 作者の知識量と構成力には脱帽します。 自分の好きな世界で好き勝手やっちゃってるノビノビ感は十分伝わります。 「バベルの牢獄」には感心するやら脱力するやらでしたが、表題作では紙の本の無い世界を描きながら、紙の本でしかできない遊びをやっちゃうところが面白いと思いました。 薄い本ですが、きっちり噛み砕きながら読むとものすごく時間がかかります。 久々に脳を使いながら読みました。 | ||||
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ミステリー史とSFの両方に首を突っ込んだような奇妙な風合いの中短編が4本。 著者自身、あとがきで「どれも荒唐無稽なアイデアを膨らませた話」と断っておられる通り、抵抗なく入って十分に楽しめる方もいるだろうし、理詰めのヨタ話に押し切られてげんなりする方もいるだろう、と思う。 正直なところ、評者はどちらかというと後者に近く、複数の「面白い本」ランキングで1位を占めた、という評価は、単に不思議、あるいは単に「時代についていけない」と受け止めた。 トシはとりたくないものだ。 | ||||
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ノックスの十戒…??なんですか、それ?日本人の95%は知らないであろうマイナーネタと意味不明なSFモドキの組み合わせ。ミステリーマニア(オタク)は感涙モノでしょうが、一般的な読者は戸惑うでしょうね。このミス一位の評価から購入したが、個人的には文庫で充分レベルかな…。帯に書かれている評論家の絶賛は全く当てにならない。このミス一位も昨年は当たりだったのに、今年はハズレ、アカンわ…。 | ||||
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評価が高いので、キンドル版を購入。 お、安くてお買い得と思ったら、半分の2編しか入っていないじゃないか。 本電子書籍は、紙書籍『ノックス・マシン』から「ノックス・マシン」「論理蒸発―ノックス・マシン2」の2篇を収録した電子オリジナル・コンデンス(凝縮)版です。 商品説明のこの1行を見逃していた私が悪かったです(笑) 内容は面白かったので、単行本版も買いましょうかね。 | ||||
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「このミステリーがすごい2014」で1位になったことで、かなり多くの人が読むことになるのだろうが、残念ながら不特定多数の人が読むような小説ではない。 海外古典ミステリーマニア向けに、作者自身が楽しみながら書いたSF小説なので、何故これが1位に選ばれてしまったのだろうか?という感じがしてしまう。 もちろん作者である法月綸太郎には何の罪も無いわけだけど。 私はたしなみ程度の知識しかないが、表題作の『ノックス・マシン』は楽しめた。 オチは途中で読めたが、星新一のショートショートの長め版みたいな感じでクスッと笑える。 | ||||
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量子力学やブラックホールやらの記述は、正直理解できなかったです(読み手の問題です)。 古典ミステリーの一通りの知識も必要ですし、相当読み手を選びます。 ミステリーでもありませんし、人によっては何が面白いのか分からないかもしれません。 ただ、ミステリー通なら知っているノックスの十戒やエラリーの読者への挑戦などを、このようなミステリー仕立てのSF小説にしてしまうなんて流石です。 感心してしまいました。 | ||||
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書評等でかなり評判の高い法月氏の異色の本格SFミステリー短編集だが、著者も述べているように本格ミステリーをネタにしたSFということであり、実際はミステリーでもないし、一応時間SFの要素はあるが、やたら多用される物理原理の引用や、古典推理小説の解釈や引用など、はっきり言ってストーリーのある評論集と言った方がいいかもしれないようなコアな内容で、かなりのミステリーマニアしかついていけない初心者には地雷になるかも・・というような法月氏の趣味に走ったマニア向け作品。法月氏の著作は全て読んでいるが、正直本作だけはどうにも氏が過去に出した何が言いたいのかよく分からなかったミステリー評論集の小説版という感じであまり楽しめなかった。 評判がいいから・・・・という軽い気持ちで手に取ると痛い目にあう作品とも言える。 | ||||
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