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ガソリン生活
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ガソリン生活の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全122件 41~60 3/7ページ
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| 自動車が「自意識」をもったらどうなるか? アニメのカーズみたいな感じだが、この作品では、近くにいる車同士はコミュニケーションできるが、 人間に対しては意思表示できない、という設定になっている。 時代設定は、ほぼほぼ現代。 主人公の緑色のデミオ(マツダ車、通称、緑デミ)から見た人間世界や他車との会話が 、ユーモアたっぷりに描かれている。 物語は、緑デミの持ち主一家を中心に巻き起こる事件が主軸になって展開するが、 ストーリー自体は、あまり大した話ではない(失礼)。 この作品のすごいところは、クルマから見た人間社会の描写と、クルマがもし自意識を もっていたらどうなるかという設定である。 漱石の「吾輩は猫である」のクルマ版。 しかしもっとすごいのは、これが単なる絵空事ではなく、いまリアリティをもってきそうな時代に突入していることである。 クルマが人工知能をもつ完全自動運転時代の到来である。 すでに、カーナビ、自動ブレーキなどのセンサー類、ドライブレコーダー、ドライバーの運転技量を表示する機能など、 クルマのインテリジェント化は急速に進んでいる。 2016年になり、米国の運輸省およびカリフォルニア州が、Googleの完全自動運転車に搭載された人工知能は 「運転手」とみなすとの見解を出した。(これは画期的なことです) 自動運転というと、クルマ単体の安全走行性能ばかりにスポットがあてられるが、クルマ同士の コミュニケーションや、人間との相互作用(対話含む)もあるわけで、この作品は、それらの 近未来社会を考えるうえで、いろいろと重要なヒントを投げかけてくれる。 ちなみに、我が家の「赤いデミオ」も、ドライバーのその都度の運転技量を表示するi--DMというソフトが 搭載されている。ちなみに、娘は万点に近いが、私はその半分以下。 こいつが、音声出力形式だと、きっと一喜一憂することになるんだろうな。 そういう意味で、近未来シミュレーション小説として読むと、まったくあらたな地平が見えてきます。 | ||||
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| 世の中の自動車は排気ガスが及ぶ範囲内では会話し記憶しているという前提でストーリーが展開します。 つまり人間たちだけでなく、自動車たちの見聞で様々なことが判り、それらを併せて謎が明らかになっていき、様々な伏線が最後には繋がって一本の直線となり、未来というエピローグでその後が明らかになり、単純だけれど意表をついたダジャレで「完」。 いつもながら「やられた」というのが読後感でした。 | ||||
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| 大好きな伊坂幸太郎さんの作品。 後半、上手に伏線も回収されています。 今回は車の目線で話が進みます。 もし車に心があったらこんな会話をしているのかな、と思いました。 ハラハラドキドキするシーンもありましたが、全体的にはほんわかした非現実的な話。 読んでいてとても心温まる作品でした。 | ||||
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| 10年乗ってる車がぶつけられて、買い替えか、修理かと悩んで、修理することに決めたときに読みました。車が会話する、車に気持ちがあるって思ったら、買い替えなくてよかったと思いました。物語の最後では思わず、涙が・・・文句なく、楽しく読めて、ほろっとできる本作は、伊坂氏の作品の中でも好きな作品の一つです。ところで、物語の後半に出てくる強盗は、伊坂氏の他の作品の登場人物でしょうか?そんな想像をする楽しみもありました。 | ||||
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| 車同士が話をするという無茶な設定ですが、すぐに伊坂ワールドに引き込まれて「くるまは話をするものだ」ということが自然に思えてしまいます。登場人物のキャラクター設定も楽しく、脇役の設定がキーとなって場面を展開させていく都合の良さはいつもの伊坂ワールドです。 読み終えると自分のくるまとも話をしたくなります。子供にも薦めたいのですが浮気の話が多いので星4つにしておきます。 是非読んでください。 | ||||
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| 車好きがもっともっと車好きになってしまいます お話も伊坂さんらし とてもよく出来てます 一気に読んでしまいました 興味なかったけど フランクザッパ聴いてみよかな〜 | ||||
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| "「殉愛」を読んで色々な多くの違和感を感じ、 「殉愛」の真実を読んで底知れない恐怖を感じました。 とにかく、出版してくださってありがとうございます。" | ||||
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| 登場人物が見たものとは別に、車が見たものを読者も共有し、本来作者が説明する部分を車が説明する形式をとっている。多様な視点が織り混じり、読者は物語の全容を把握しながら読み進めていく。生活感漂うカジュアルな雰囲気を持った作品だが、その内容はとても興味深い。登場人物のキャラクターに理由は分からないが、かなり惹かれた。面白かった | ||||
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| 主人公? と同じクルマを入手したというきっかけで読みました。楽しゅうございました。 クルマを擬人化といえばピクサーの『カーズ』ですが、まさに本作は大人向け『カーズ』。人と車が同じ世界で共存して、同じ事象を捉えているのに、意思の疎通はできない。もどかしくもあるけれど、本作でクルマたちは「意思のある視点」として情景を想像しやすくしてくれる。 | ||||
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| 毎日通勤電車でプロットが複雑すぎないので読むのにぴったりでした。 | ||||
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| 緑のデミオ、通称「緑デミ」が語り手となって車同士がおしゃべりしながら展開されていくミステリ小説。 トンネル事故やトガシという悪者による悪巧みに巻き込まれる善良な家族を描きつつ、車の世界では物語全体が優しさに包まれているような気がして心地よかった。特に車同士の他愛無い会話がユーモアに溢れていた。個人的に以下のようなやりとりが好きだった。 「また来てくれよな。瑠奈さんがバイトを辞めない限り、この時間はここにいるから」 「来たい気持ちはあるけれど、僕の一存では決められない」 「ザッパは、夢がないな」 「地に足が着いてる、と言えよ。正確には、タイヤだけどな」 「貨物列車を見た時には、その車両数をカウントすると長生きできる、つまり廃車の時期が延びる、とまことしやかに言われているのだ」 「誰もが知っている話題」の一つ、俗に言う「工場でエンジンを登載中の新車も知ってる話」 「君もフランス?」 「馬鹿なことを言わないように!イタリアに決まっているじゃないか。アルファロメオ156を知らないのか」 「故障の多い、燃費の悪い下品な車だ。フランスで作られるわけがない」 また、人間の粗末な運転によって事故に遭う車の無念さや、運転手の怒りや苛立ちを表明するために使われるクラクションの疑問など、まさに車の気持ちを代弁したような発言も楽しかった。10年後を描いたエピローグも楽しめた。 タイトルに「ガソリン」という言葉を使っているので、ガソリンスタンドでの給油の話やガス欠寸前での走行などの話もほしかった。 | ||||
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| 何と本作の主人公は一家の車。すべてがその車、緑のデミオの目線で物語が語られる。 緑のデミオ目線で物語を語るためには、デミオが見聞していない出来事も車中で他の 登場人物が話さないといけないと言う致命的な問題があり、結果登場人物たちはみな それを行うわけだが、そこが個人的には何となくわざとらしいと言うか、どっぷり本作 に入り込めない部分だったかも知れない。 とはいえ、本当の意味での悪役は登場せず(一応登場するがそこまで影響がない)、 ほのぼのとしたストーリーで楽しく読めます。 | ||||
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| 読んだことがない作家の作品、面白いものはないかと探して買ってみました。 ハズレでした。 とにかく最後までは読んだし、読んでいけばデミオに親近感はわくから、 最後に売られちまったのか?と思うと残念に感じたり、それなりに入りこんだんでしょうけれど、 それでもいわゆるページターナーではない。なんかねぇ…と思いながら読んだ感じ。 それと恐らく、読点を打つタイミングが私と合わなくて読むとき少しつらかった。 | ||||
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| 望月家のファミリーカー・緑のデミオの言葉を交えながらドラマが進む、事故あり、いじめ問題あり、強盗事件あり、家族愛あり…の物語。特にずば抜けて新しい設定・展開はないものの、それでも読み手を引き付ける筆力はさすが伊坂幸太郎といった印象。車の買い替えニーズが減るのでは?と思うほど、自身の愛車が愛おしく感じるエピローグが特に良いと思った。 | ||||
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| 「俺たち記者がどういう事件を追うのか分かるか?重要な事件か?それとも国民の役に立つものか?違うだろう。みんなが読みたくなるもの、それだけだ」 (略) 代わりに亨が、「玉ちゃん、少しそれは違うよ」と気安く、ちゃん付けをした。「だって、みんな別に、そんなニュースがなかったらなくても構わないんだから。芸能人のプライベートなことが記事になっていたら、それは知りたくなる人もいるけど、ないならないで、みんな気にしないよ。知る権利、とか言うけど、知らなくてもぜんぜんいいものじゃないか、そんなの。『知らないと困る情報』と『知ったら退屈しのぎになる情報』は全然違う」 「小学生なのに、何ていうか」 「生意気でしょ」亨が真面目な顔で言い返す。「だから、ちゃんと学校では苛められているんだから、安心して」とまた言った。(以上引用) 仙台市で被災した伊坂幸太郎は、震災直後発言しなかった。出来なかった。エッセイ「仙台ぐらし」で彼はこう意味のことを書いている。「しばらく小説を読むことも書くこともできなかったが、さまざまな情報に不安になっておろおろするよりも、小説を読んでいたほうが豊かな気持ちになれたのではないか、フィクションにも価値はあるかもしれないという気持ちがわきあがり、楽しい話を書きたいと思うようになった」 この小説は、2011年11月から約1年間朝日新聞で連載された。第一期の伊坂のように伏線を散りばめた推理っぽい話を書いた。 解説では楽しく幸福なラストが来ると言っている。しかし、そこに落とされた陰は濃く深い、と思うのは私だけなのだろうか。 2016年3月28日読了 | ||||
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| 車(読者)は知っているのに主人公家族は知らないことがあってハラハラドキドキさせられたり、また、その逆に、車(読者)が知らなくて想像するしかないことが散りばめられている。 それらに端を発する複数の伏線が、一つの事件で発生して、まったく別の事件と合わせて回収される収束の妙。 そして、ことわざ等を人から車に置き換えた言葉遊びの妙。 伊坂幸太郎の新境地を垣間見た気がした。 | ||||
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| 新刊伊阪さんのつまらん時間がかかる どうもときめきがない内容でした ガソリン車目線で車同士での対話 | ||||
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| なんか久しぶりに本を読んでお腹いっぱいになった気分。 車同士が会話してるなんて本当だったら馬鹿馬鹿しいと思うのに、なぜかリアルに感じてしまい世界観に惹き込まれました。 主人公が「緑のデミオ」というのがまた凄く良いですね。とても可愛らしく、会話も楽しかった。 ストーリーは車視点で描かれるため、人間たちの会話を聞きながら車たちがあれこれ推測を立てていくけれど、 断片的だったものがどんどん全体が明らかになっていく話の組み立て方はさすが伊坂さん!といった感じ。 ユーモアな設定、ストーリー展開、会話、登場人物のキャラどれをとっても、バランスの良い作品だと思います。 | ||||
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| 伊坂さんのファンですが、久々にこんな素敵な作品に出会った。 主人公が車だったため、最初はストーリーが完全に把握できないじゃないか、もしくは読みにくいじゃないかと思っていたんだが、まったく心配無用ですね。 ストーリー自身はもちろん伊坂幸太郎的な展開でした、車同士のやり取りもとても面白い、皆さん是非読んでください。 | ||||
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| ダイアナ元妃の事故に興味があると、グイグイ引き込まれること必至。 そうなんだよな、そうかもな、と思わせながら。 上手い具合に伏線が収束していく。 エピローク゛で思わずにっこり。 難点指摘。 オマケでついている寺田式ガソリン生活のフライヤー。 緑のデミオ、イラストの車種DY系ではないのでは? DE系だと思われるのですが。 | ||||
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