■スポンサードリンク
ガソリン生活
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ガソリン生活の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 101~118 6/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
語り手が緑のデミオということで読みました。 クルマは物にしかすぎませんがきっと気持ちがあるんだ、と思わせる作品です。 自分の愛車も日々こんなことを思ってるのかなと考えると親しみが湧いてきます。 クルマを大切にしてほしいので、たくさんの人に読んでほしいです。 ストーリーはさくさくで読みやすいです。そんなに重い話でもないのですぐ読めます。 エピローグはちょっとうるっ。よかったねデミオ!と思わせる終わり方でよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
散りばめられた伏線が、あらかた回収されたので、最近の伊坂作品としては復調の兆しです。本当はもう少し星をあげるべきですが、次回作を期待しておきます。 それだけ近作の破綻ぶりが酷かったし、本来書店店頭購入ばかりだった僕が、Amazonのレビューコーナーをまずチェックするようになりました。 取りあえず本作は楽しいです。そして軽快で、ちょっとウルっときます。車の動きが少々ピクサーを想像させて、子供っぽくも感じますが、その他の仕掛けがカバーしてくれています。ラストのまとめ方も、なかなかです。 ただ、すごいびっくりした!という小説ではありません。ほのぼのミステリーでしょうか。たまにはいいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
俺の中では伊坂作品では久々のヒット作 「フランク・ザッパ」ファンの隣人や 「激突」「ミニミニ大作戦」「クリスティーン」などの映画 そして父親4人のあの家族がちらっとでてきます。 読後はほんわか幸せな感じになります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
車が主役かぁ。。面白いのかな? というのが正直な読みはじめの感想でした。 しかし あれとあれよと引き込まれていきます。 車同士の呼び名や会話。車同士で情報を共有することなど こんな表現方法もあったのか!と驚きとうれしさを感じました。 車はわかってるのにもちろん人間には伝わらず やきもきする車と読み手(私) そして伊坂さんの得意技、無関係に見えた事件がラストに向かって絡みつき 1本の糸に。 最後の終わりももう最高ブラボー。 思わずほろりとしてしまいました。 素晴らしい作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎の作品は全て読んできましたが、自分の中では上位に食い込んでもおかしくないと思えるほどの良作でした。 伏線の回収やバラバラの物語が一気に収束する旨さは健在、ユニークで軽快な登場人物達の会話や台詞の言い回しにはついニヤニヤしてしまいます。 今作の語り手は車であり、それは異色ではあるのですがいつもの伊坂幸太郎さが滲んでいて読み終わった後、あぁこれだ、と思わざるをえませんでした。 母子家庭で貧乏ながら伊坂幸太郎の本に毎回なけなしの金を振り絞って手を伸ばしたくなる理由、あぁこれだ。僕が伊坂幸太郎に求めているもの。 それがある限り、僕は伊坂幸太郎の本を買い続けます。伊坂幸太郎の作品の中では☆5をつけてもメンツが十分と立つ、そんな作品だと思います。 読んだ後自分の車を明日にでも洗車してみようか、とか、「いつも乱暴に扱ってごめんね」て自分の車に喋りたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
4人家族の望月家の緑のデミオ。 長男・良夫と二男・亨が出会った女優・荒木翠と、 トンネル内事故、そして街の悪・トガリをめぐる騒動。 車たちの個性や思考がものすごく楽しく、 ひとつひとつの表現に惹きつけられます。 映画『カーズ』のように自分の意志で動くことができないので、 いろんな出来事や事件を直接体験できない部分もありますが、 それでいてすべての事件の伏線を回収に導く。 この構成力には舌を巻きます。 ダイアナ元妃にオーバーラップさせた 不穏な事件は3部構成の中盤で収束します。 なのであまり仰々しいミステリを期待するよりも、 後半はあくまで車と家族の物語として読んだ方が楽しめます。 緑のデミオが主役のかわいらしい小品でした。 エピローグには、ほんと、心が温まりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
車が主人公の、新聞掲載小説です。 「吾輩は猫である」に近しいものを感じますが、今では猫飼う人より車持つ人の方が多いから、時代の変化を感じます(笑) 伊坂先生の作品にしては珍しく毒や風刺、考えさせられるものは控えめです。 「陽気なギャング」シリーズと傾向は似てますが、新ジャンルと言っても過言ではないでしょう。 とにかく読みやすいです。 仲のいい平凡な家族。 どこか変わった、でも平凡な日常の人たち。 そして様々な車が織りなす「非日常」と「日常」の描写は素晴らしいです。 時折「死体」や「廃車」といった表現が出てきて物語を締めるのも伊坂先生の得意技でしょうか。 特にエピローグはほろり、とも微笑みともつかない感情が湧いてきます。 伊坂先生を読まれる方には物足りなさもあるかもしれませんが、心に栄養を求める方にはぜひオススメしたいです。 読むと車に対する見方が変わります。 ぜひ外車を持ってる人は運転してあげてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
緑のデミオ(車)が語るミステリー。 くるま達がお互いに話をしていく様が、たのしい。 外で車をみて、なにか話をしてるのかと思うと、少し楽しくなります。 作品は、伊坂さんらしい作品で、ミステリーが本筋ですが、 登場人物たちの掛け合いが、楽しい。 自動車事故、元女優、4人家族(望月家)、パパラッチ、あと近所の方々。 あと、車たち。 ※車と列車は会話できます、しかし自転車とは会話が成立しないんです。なぜですかね。 好きな登場人物(車含む) ・望月 亨(10才)→この子がカッコイイ。10才だからって、舐めてちゃいけません。 ・緑のデミオ →車がこんなこと考えてるのかと思うと、愛おしくなります。 ・望月 良夫(20才)→良い人。ただそれだけですが、それがいい。 ※伊坂さんの作品を読んでる方へ、 ・伏線回収もされるタイプの作風の方です。判断の一助に。 ・「オー!ファーザー」のあの人達も、チラッとでてきます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂ファンです。 私にとっては数少ない、新刊が出ると無条件に買ってしまう作家の一人です。 ですが、、、最近はちょっとマンネリかなと。 昔の作品の方がよかった、とか言うと嫌味なマニアみたいですが、 「ゴールデンスランバー」を超えるような、やっぱり伊坂はすごい! やられた!と思わせるような作品が読みたい。 偉そうなこと書いてすみません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こちらの評価を参考に購入しました。け結論から言えば正直微妙。雰囲気はまあ良かったけど登場人物(クルマ含め)が多くゴチャゴチャで話もなかなか進まなくて読み進めるのが苦痛でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつもは少しずつしか読めないんですけど、面白すぎて1日で読んでしまいました。 続きが気になって仕方なくて…久しぶりにハマった! 車が主人公ですが、「きかんしゃやえもん」という絵本を思い出しました。 かなりおすすめです☆ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂光太郎らしい本でした。 とても読みやすく、あの読んでいるときに感じる 独特な世界観に引き込まれました。 主人公はクルマですが、知識がなくてもスラスラと読めます。 おすすめです!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クルマが語り手という小説が(絵本以外で)、この世に他にあるのだろうか? 動物のものはたくさんあるし、宮部みゆきの『長い長い殺人』は財布が語り手だったが、クルマ、というのは初めてだ。 これが、読んでいて実に面白かった。まずは登場するクルマたちのいろんな性格付けが楽しいのだ。 デミオはやっぱり性格が丸いし、フランク・ザッパを語るカローラが出てきたり、パトカーはちょっと居丈高だったり。 それと、クルマ目線ならではの人間の目線と微妙にズレているところ、これがまた面白い。 例えば「人通りが多い」と言うところが、クルマ目線だと「車通りが多い」となるとか。 こういうちょっとした細かな所が、ほんとおかしくて、読んでいるうちにクルマたちがどんどん愛おしくなる。 そしてそんなクルマたちが語ってきかせる物語に、どんどん引き込まれていってしまう。 突飛なアイディアだが、ギミックにならず、しっかりと小説の味わいに貢献している。伊坂幸太郎の上手さである。 物語は、ミステリー仕立てのプロットが楽しい。途中は結構ハラハラさせられるし、謎解きも凝ってる。 一方で、深い味わいの家族小説でもある。明るい語り口の向こうで、人の心や社会の深いところはきちんと深く描いている。 そうしてむかえるラストが、また良い。加えて、世にも珍しい語り手。どこをとっても一読の価値あり、の作品だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
機関車トーマス好きの息子さんからの影響か? 話す自動車が主人公のファンタジックミステリー♪ 電車を尊敬していて 自転車とは話せない 愛すべき自動車達の視線から見た いくつかの事件 細かい伏線は しっかり回収されるし 帽子使いの安田さん、護身術を使う武闘派校長 細見さんetc… サブキャラも最高!! (≧∇≦) ラストシーンはジンワリ胸が温かくなること間違いなし(;_;) PS.「オー!ファーザー」の主人公一家もチョイ役で出てて 伊坂ファンはニンマリしちゃいますよ☆ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
11年11月-12年12月の一年あまり,朝日新聞(夕刊)に連載されていた作品の書籍化になります. 本作の語り手は自動車で緑のデミオ.お隣のカローラと語り,すれ違うクルマと情報交換をし, 興奮でワイパーが動く,開いたボンネットが塞がらないなど,クルマ目線の感情表現がおかしく, そのため,ちょっと幼い印象も受けますが,人間も含め,気の利いた言葉回しがそれらを補います. Low,Drive,Parkingと,クルマのシフトチェンジになぞらえ,進んでいく三章構成も心地良く, 序盤のうちは,ややわき道に逸れがちなものの,繋がりのなさげないくつかの問題に興味を牽かれ, それらが軽いミステリ仕立てで語られ,スマートに畳まれていく様子はさすがの巧さを感じさせます. また,なかなか居ないとは思いつつも,シャレていて,仲が良くて,カッコいい家族がステキで, 彼らを思う緑デミオの『届かない声』は,少し切なくも,ほのぼのとした気持ちにさせてくれます. そしてエピローグ.しんみりしているところへのまさかの場面,まさかの一言には思わずウルッと. ただ,すぐにクスリとなり,彼らならこの感情をどう表現するのだろう,なんて考えてしまいました. 身近なものに愛着を持って名前をつけたり,擬人化の好きな,実に日本らしい作品ではないでしょうか. なお,新聞連載時にあった挿絵はなく,それらをまとめたものが別の一冊となって刊行されています. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
朝日新聞連載当時から、全く自動車に興味のない私なのに、ズンズンと引き込まれ、単行本化を楽しみにしていた作品。 連載小説特有のリズムの良さはそのままに、通しで読むと、改めて本書の一気読み感を再認識させられた。 心優しき登場人物達とユーモア溢れる車の語りに忘れがちになるが、本書は実に真っ当なミステリーでもある。 キチンキチンと伏線が回収され、謎が理路整然と解き明かされるところは、実に気持ちが良い。 そして、車が語り手という点だが、人間以外の第三者(物)目線での語りといえば、まず「吾輩は猫である」となるが、 世代にもよるのだろうが、私は「きかんしゃ やえもん」を懐かしく思い出しました。 どんな世代でも楽しめる、むしろ異世代の人に紹介していきたい、そんな新聞小説らしさを久々に受けた作品でもあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
事件、そしてその謎解きと同時に、車たちの日常がたくさんのユーモアを交えて描かれている。 読後感は、ほのぼのと、ああ幸せ、というところ。事件の謎解きもスッキリわかって無理がないように感じる。 ストーリーももちろん面白いのだが、やはり車が語り手というのがたまらなく愛おしい。現実の車たちもこんなふうに真っ直ぐ素直で、持ち主のことを好きであってくれたら、幸せだ。 特にデミオ乗りの方には是非読んでいただきたい。愛着が湧き過ぎて、きっと買い替えができなくなると思う。 我が家は当分買い替えの予定はないが、とりあえず、そろそろ洗車してやらねば、と思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
暇つぶしのつもりで買ったのですが、読み終わった時にはびっくりするくらい熱中していた。 特にクルマが語り手ってのがとても新鮮で、事件の謎解きの方は結構すっきりしている印象でした。 心温まる物語で、うちのクルマもこんな感じで話していたらおもしろいだろうなぁと思ったし、今乗っているのを長く乗ろうと思った。 この本はクルマを「家族・友人」と考えているもしくはそれに限りなく近いと感じているひとに特におすすめします。 個人的にはもう少し156とエグザンティアのやりとりがおもしろかったからもっと書いて欲しかったと思ったがこれは贅沢か…。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!