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クリーピー
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クリーピーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 1~20 1/4ページ
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めっちゃ臭いです、本が。 なんの匂い?タバコ?加齢臭? ファブリーズしてもコロンかけても無理で吐きそうなので捨てました 中古で安いとはいえこんなの売らないでほしい 商品説明にも書いてなかったし、販売店ニッポンシザイ.COM市貝店に不信感です 気をつけて下さい | ||||
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あるところで「いくらど素人の私でも警察の監視を頼んでおくだろう」と思いました。そこがどうも腑に落ちず、3/5になりました。すぐ読み終わったので先は気になったのでしょう。 | ||||
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映画を先に見てから小説を読んだが、小説のほうが圧倒的によかった。 | ||||
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どんでん返しに参りました。悪い奴が二人いるというパターンだと話が複雑になるミステリーに対して、上手い具合に辻褄を合わせるストーリーに感服。ただ、殺人の動機が弱いような印象はあります。それだけで人を殺すし、殺されるんだろうか。主人公の大学の先生がお節介なところが悲劇を招いてるところも、ミステリーに花を添えています。 | ||||
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天才的な悪とされる男が父親になりすまして一家をのっとる話。 クリミナルマインドや現実でもこういう事件あったな……とデジャビュ。話は面白く、終盤のどんでん返しは読めなくて驚かされたのだが、真犯人と直接対決の爽快感や、派手なアクションを期待すると拍子抜け。 主人公は犯罪心理学を研究する四十代既婚者(登場時)の大学教授なのだが、「ただの子供虐待」や女学生との個人的な付き合いなど、どうかと思う言動がちらほらあってモヤる。その後に少女を助けようと奔走してるので中和されるし、総体的に人格者なのは間違いないのだが…… 個人的に不満な点を挙げれば、犯人がどうやってなりかわったかは詳細に書かれているが、何故なりかわったのかの動機がおざなりな点。特殊性癖の一言で片付けられるんだろうが、結局なにがしたかったの?少女を手に入れたかったの?だったらそんな面倒でリスクが高いことしなくても他にいくらでも手があるんじゃ……??と疑問。 しかも最初はターゲットの合宿日を調べてなかったせいで失敗、目的を遂げられずじまいで、悪の天才にしちゃ随分と詰めが甘い。 ラストもあっけなかったので、周囲がそこまで言うほど天才に思えなくなってしまった。 どちらかというと終盤に明らかになる共犯の秘めたる情念が怖い。 | ||||
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映画とは全く別物です。この内容を映画化するのは2時間では無理でしょうね。 | ||||
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映画化されたことは知っていたが、本屋でたまたま見かけ帯封に惹かれて購入。サイコ的なじわりじわりと迫り来る恐怖。とはいえ、リング的な圧倒的な恐怖ではなく、日常生活の中で普通に起こりがちな出来事をハイセンスなタッチで描写していた。総合的には良かったものの、ラストの急展開は残りページ数に迫られた感があり勿体ないかなと。 | ||||
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デビュー作とは思えないほど面白かった。 が、大学生のくだりはいらなかった。まあ作者が先生なのである程度色がつくのは仕方ないかもしれないけど。 おすすめですわ。 | ||||
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隣人が犯罪者であり素知らぬ顔で生活しているとする題材は 特別に珍しくないとは言え面白いと思います、話の運びにも不満はありません。 ただしスゴく偏見じみたことを言わせてもらうなら 男性作家の限界と言うか、人の好意の感情、嫌悪の淵源など 心理描写が拙く特に出てくる女性の感情が画一的で陳腐。 彼女は「若いです」「清楚です」「控えめです」「地味です」 それ以外に女性がどんな人物であるかが全く分からない いや、そもそもそれ以外の要素を女性に必要としていない。 そんな男の思想が垣間見えます。 まぁ小説、映画、漫画、全ての空想に言えることだが 悪役は作者の本音、主役は作者の理想が投影されていると僕は思っています。 そういう意味では主役のオッさんが女子大学生と恋愛ごっこしていたり 犯人は女子中学生と逃避行していたりで 作者の理想から来る妄想が頭ん中にドバドバ注ぎ込まれて不快でした。 建前ありき上辺の理想が女子大学生、だけど本音は女子中学生ってのも妙にリアル、考え過ぎか? とにかく作中でロリコンを異常性癖とする描写があるが いやいや男のくせに、ましてや作中でこれだけ性癖が露呈しているのに そこでカッコつけんでくれよ、と僕は思いました。 | ||||
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映画を見て原作を読みたくなり購入。 本と映画の内容が違く、本の内容の方が映画よりは良い。ちょっと難しく想像しにくい部分もあるが面白く読めた。 | ||||
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序盤、恐怖で心が鷲掴みにされたものの、後半、リアリティがない。 | ||||
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読んでいて続きが気になり、ページをめくる手が止まらず一気に読めた。 でも、主人公が犯罪心理学の教授という点が物語のなかでどう活きるのか楽しみにしていたのに…。 なんだか、普通の人だった。 その設定いるのかな、と。 あと、行動も浅はか。 危険な人物だとわかっているのに学生連れてっちゃうって…! ツッコミ所も多かった。 | ||||
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Amazonプライムで映画が見れますが、映画を見た後「あー、面白かった。」と思っていたらレビューが良くありませんでした。なんでだろう?と思いよく読んでみると、原作を知っている方々のようでした。そんなに原作面白いの???と気になり購入。結果、クリーピーさ(虫が這うような気持ち悪さ)は原作の方が感じられました。原作も個人的には疑問が残るところもありましたが、とてもとても面白かったです。 ただ、まだ映画を見たことない人で原作も読もうとしているのであれば、原作から読むことをお勧めします。映画の方が恐怖のインパクトが強いので、映画を読んでからだと原作のクリーピーさが弱まってしまう気がしました。 | ||||
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「大学で心理学を教える高倉は、高校で同窓 だった刑事野上からの依頼をきっかけに、 周囲で奇妙な事件が続発する。しかし、 本当の恐怖はこれからだった。」 映画を視て面白いと思った人には お勧めです。 ストーリーはかなり違っております ので、テースト(味わい)は違いますが エッセンス(本質)は同じなので 楽しめると思います。 前半のサイコホラーからストレートに いかない展開は素晴らしい!! サイコホラーを読み飽きた人にも お勧め!一筋縄ではいかない展開です!! | ||||
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これを読み進めていって思った。これは良作と。 そして最後の一行を読んで思った。これは良作であったと。 詳しい内容は読んでほしいので省きますが、話の中で何でこういう行動したかなぁ…って思うことが多々ある。けど、こういう行動が妙にリアリティがあったりする。 だって、私も人生後悔なことばかりだから。あのときこうしておけばよかったとか。 そしてミステリーにたまにある最後がどうなるのか分からない、読者の想像に任せますという曖昧な終わりかたではなく、結末がはっきりしてるのも私が高評価した理由です。 でも、最後の一行はなんか思わせ振りな感じを醸し出していて、最後まで楽しく読めました。 | ||||
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中盤からの失速感や筋の弱さは他の少なからぬレビューにて語られている通りだが、「隣人を知る」リスクを活写しているという点においてこの物語は現代社会の一面をうまく映しているのではないだろうか。作者は大学で教鞭を取っているとのことだが、主人公と教え子の女子大生とのやり取りなぞは物語に絡むようで絡まず、これはともすると作者の個人的な願望なのではと少々ほほえましくもなってしまう。ミステリー文学大賞新人賞というバイアスをかけずに読まれることをお薦めする。 | ||||
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前半はワクワクした。後半ものすごい展開になるんじゃ…とハラハラ。後半読めば読むほど、あれ?あれ?となる。もっと面白く書けたのに??という図々しい気持ちになる。あと主人公が気持ちダサいかも。あと無意味な死者が出た。読めばわかると思う。中途半端な出来事も多くて消化不良になった。主人公がダサいのは後半のものすごい展開に必要な要素なのかもと思ったら結局違った。もっと面白くなりそうだったのに、と思ったので小説を書くって大変なんだなと思った。 | ||||
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小説として完成度が高く、現在世界におけるいろいろなできごとの絡み合う思念や立場を巧みに表現している。 また、登場人物の変遷もごく自然によみすすめられるように配慮されており、事象の解釈にも読者個人毎の自由さを残すように作られている。 いつ読んでも色褪せない主人公の思考の描写が作品の秀逸さを表している。傑作と言える。 | ||||
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すごくおもしろしかったのですが(映画よりはもう断然に) 死体ってあんな状況ですごい異臭とかしないんでしょうか いつのまにか、髪の毛だけになって簡単に処理できるなら、誰も苦労しない?のでは・・・ | ||||
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文庫本の解説は、コラムニスト兼書評家の香山二三郎さん。 前置きとしてバイロンのあまりにも有名な「事実は小説より奇なり」をわざわざ引いた後、2002年の北九州監禁殺人事件、2012年の尼崎事件を例として挙げ、創り過ぎの感がある本作の弱点を好フォロー。 しかし、続く本編序盤のストーリー要約は原稿用紙(パソコン使用だろうけど)の枚数稼ぎっぽく、不要でしょう。 さらに、谷口基の『変格探偵小説入門 奇想の遺産』(岩波書店)に言及、「変格探偵小説」は「本格探偵小説」の対義語であり、「謎解きよりも怪奇幻想性やエロ・グロ、SF的要素などに比重を置く」のだ、と。 そして、著者こそ、「山田風太郎の正統なる後継者」と断言、うーん、そこまで言うかよ? 時期尚早というより、お決まりの営業ではないかな。 しかし、一読して「面白い!」と思うだろう読者も少なくはないような力作ではあるかも。 以下、単行本のレビューと同。 標題の意味は第二章 連鎖に書かれていて、シャロン・テート惨殺(または殺害)事件(文中ではチャールズ・マンソン事件)における、マンソン・ファミリーが獲物を探す時の言葉“creepy crawl(気味の悪い徘徊)”から。 映画『吸血鬼』(ロマン・ポランスキー共同脚本・監督・出演)での共演を契機に結婚したポランスキーとシャロン(当時妊娠中)の家に、マンソンたちが押し入り、脚本執筆のためロンドンに滞在していたポランスキーを除き、5人を殺害。 矢島善雄の人物設定は、他人の家に侵入するカルト集団のカリスマであったマンソンと、2002年北九州監禁殺人事件の松永太(河合園子の造形は松永と内縁関係にあった緒方純子?)がヒントになったと思われる。 改行が少なく著者の気概は伝わってくるが、殺傷事件がてんこ盛り状態、もっと絞った方がよかったのではないか。 これだけの犯罪を重ねた男の屈折の起因が、女にだらしない父からの遺伝子発現、妹弟と比べた容姿の差異というのはどうにも納得できない。 “猟奇”という言葉を即イメージさせる西野昭雄からのプレゼント(西野信子)、矢島善雄の終焉は、トマス・ハリス著『羊たちの沈黙』に端を発したシリーズの映画版から悪影響を受けていると思われる。 さらに、犯罪小説で最も考慮しなければならない死体の処理、凄まじい死臭の問題を、前者についてはこれほど簡単に放置という手段を用い、後者においてはこれほど軽々と無視するとは・・・。 野上誠次の長い手紙は河合園子の文章と言うより著者の文体そのもので、もう少し工夫が欲しかった。 “悪の天才”他、それに類した嵩上げ的安直な表現は控えた方がいいし、女性の容貌と服装の描写が下手過ぎなのは逆に笑いを喚起する装置として機能するが、それが狙いとも思えず著者の性的嗜好の一部が出てしまったのか? 第六章 幻影に書いてある“タイトルも記憶していないイタリア映画”のストーリーは、パリっ子フランソワ・オゾン監督、シャーロット・ランプリング主演のフランス映画『まぼろし』(2000年)のプロットそっくり。 『アンダルシアの犬』で画家のダリと共同監督を務めたルイス・ブニュエルの代表作『哀しみのトリスターナ』のヒロインと園子を連関させているところからも、著者は映画に興味があり、それは大学院時代に蓮見重彦の薫陶を受けたからなの? 物語中、“長身”に拘っている点からも、公称184センチの蓮見さん(私が間近でお会いした2002年、老いて背骨が縮んだか180もなかったような印象だったが)を連想させ、もしかして矢島のモデルは蓮見さんじゃないかと莫迦なことを書いておこうっと。 | ||||
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