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クリーピー
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クリーピーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 41~60 3/4ページ
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女の人の服装の描写がダサくていちいち気になった……。いい女っぽい役柄で出てきても、服がダサすぎて、おっぱいと太ももばっかり気にして「オタサーの姫かな?」ってなってしまって、気が散った。 | ||||
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犯人が物語の前半で分かる、所謂、倒叙で、面白いは面白かったのだが、犯人のキャラクターが少し凡庸だったのが残念だ。せっかく、このような犯行を犯す人物なのだから、もう少し、彼の歪んだ倫理観や思考スタイルを掘り下げて書いて欲しかった。細かいところで気になるところもあったが、面白かった。主人公が大学教授なのだが、作者本人も大学教授で、大学教員あるあるネタみたいのが、ところどころあるのだが、そういのを、一般の人があまり知らないことを書いて欲しかった。どうでもいいことだが、自分が卒業した大学では、女子学生が、教員の研究室を訪れる時、教員は、研究室のドアを開けて、対応していた。 | ||||
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映画原作ということで読みました。 先に映画版を見てしまうと色々と良くないって経験があるので。 以下ネタバレ無しの感想です。 まず、物語の悪役が凄まじい行動力と計画性、先見性を持っており、 それに主人公が後追いで振り回されます。 とにかく最初から最後までずっと同じです。 正直、無理があるというか都合が良すぎる展開が続くのですが、 そこは主人公が自信の職業を裏付けとして、 「不自然じゃない」とか「充分に考えられる」とか「無理はない」とか 悪役の都合に合わせてホイホイ納得してくれます。 これがだんだんアホらしくなってくる。 「この悪役の一番の味方おめーじゃねーの?」って思うほど。 さらに物語の展開もご都合主義が露骨で、 伏線がやたらとなんでもかんでも繋がってるし。 必要な時に必要なものが素晴らしいタイミングで現れる。 そのうちに「これ笑わそうとしてんの?」って思うほど。 それでも主人公は「偶然にも」だの「不思議な巡り合わせだ」だの やたらと納得したがっていて、だんだんイライラしてきます。 この小説は全体的に登場人物の皆がやたらとテキパキしていて、 疑問があればとにかくとりあえずの答えをポンポン出してしまうし、 質問すれば即「はいはい、それなんですけどね実はペラペラ」って お喋りしだす。 この原作者、わりとせっかちな人じゃなかろうか。 問題の悪役も前半こそ良かったものの、 中盤からは存在感も希薄でパッとしない。 恐らく、ハンニバル・レクター的なカリスマな悪役を生み出したかったのかもしれませんが、 ややスベってる印象。 悪行の数々が発覚するにつれ、あまりの過剰さにシラケてきます。 余談ですが、この悪役が香川照之ってのもダサい。 いまさら香川照之にミステリアスな感じはないよ(笑) と言うわけで、たいして面白くなかったです。 映画館にも行きません。 | ||||
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ホラー小説ではないので仕方がないかもしれませんが、ぞっとする事があまりありませんでした。 | ||||
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西島秀俊と香川照之のコンビで映画化されることを知って、早速原作を読みました。面白くってドキドキして一気に読み上げました。友人にも勧めると、友人も一気に読み上げてしまったとか!!この原作の2人を二人がどう演じるのか?今から映画公開日が楽しみです。 | ||||
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「クリーピー」(creepy(=身の毛のよだつような))という安っぽい題名とは裏腹に、堅実な構想・筆致で描かれたサスペンス・ホラー。犯罪心理学を専門とする教授を主人公(と言うよりは狂言回し役か)とした作品だが、単なるサスペンス・ホラーを狙ったというよりは、希薄な人間関係、動機不明の殺人事件の頻発と言った現代社会の世相をジックリ描こうとした意匠が感じられる。 主人公の家の<怪しい隣人>、主人公の高校時代の同級生の刑事野上が突然持ち込む数年前の一家失踪事件、主人公の家の向かい側の家で起こった一家惨殺事件などが丹念に描かれ、それらの関係が明確ではないため、恐怖がジワジワと滲み出て来る。派手さこそ無いものの、上述の通り、堅実な創りである。読者にとっては、(次第に明らかにされる)人間関係が偶然過ぎる感が否めないが、野上を中心に考えると自明な関係になっている点が上手いとも言えるし、サスペンス・ホラーとしてはやや弱い印象を受けるとも言える。ただし、人間関係が明らかになった後も、依然として謎が残る点が作者の本当の巧さである。読者に次第に真相を明かしながらも、その一皮先に真相を残しておくという手腕が光る。 最後の章を読むと、本当の「creepy」は見掛け上の犯人なのか、「**」なのか「**」なのか判然としない(読者への問い掛けになっている)点が本作の真骨頂なのだと思う。サスペンス・ホラーと言うよりは、松本清張流の社会派ミステリを想わせる滋味である。全編を通して、作者の衒学趣味が目立つが、これは余り成功していない様に思われる。本作は作者のデビュー作の由で、今後の作品が期待出来る様々な可能性を秘めた作家だと思った。 | ||||
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西島、香川コンビで映画化されるということで読んでみた。設定が雫井修介の「火の粉」や宮部みゆきの「理由」に似てなくもない。不気味な雰囲気でスタートする出だしはまあまあだが、残念なことに各エピソードが偶然に支配されすぎてリアリティに欠ける。犯罪行為の理由づけも甘くて納得がいかない。 | ||||
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一気に読んでしまいましま。 とても読みやすい文章で 寝るのも忘れ読みふけりました。 最後は無理やりっぽい感じでしたが、 映像化されるのが楽しみです。 西島さんと香川さんコンビなのも飽きてきましたが…。見に行きたいとおもいます。 | ||||
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映画のコマーシャルをみて,これはおもしろそうだと思いまずは原作を読んでみました. 本作は「既視感」をひとつのテーマとして独特で不気味な世界観をうまく描いていると思いました. 私は江戸川乱歩が大好きです.まさにその江戸川乱歩を連想させる不気味さです.また,貴志祐介の黒い家の感じにも近いかなと感じました. 減点の理由は,実際にはグロテスクなはずのシーンがあまりにもあっさりと描かれていて,せっかく盛り上がってきたのが醒めてしまいます. そして,また次のシーンで盛り上がってきたなーとおもったところで,また醒めてしまう...という具合です. それに,最後の園子との再開シーンは,わざとらしすぎましたね. この手のミステリは大好きなので,著者の今後にとても期待しています. また,この作品は絶対に映画にしたら面白いと思います.映画にも期待です. | ||||
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映画化されるということで、読みました。 序盤は最高で、クライマックスはものたりない感じでしたが、 一気に読めました。 読みやすいと思います。 お勧めします。 | ||||
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日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作ということで読みました。 過去から現在まで登場人物がかなり複雑に関わってきます。 それぞれ登場人物の過去の出来事やエピソードなどを通して展開していくのですが、いささか話を拡げ過ぎた感があります。 反対に云えば、かなり狭い世界での出来事で完結しているともいえます。 終盤も話にいささか無理があるのと、結末がすっきりとしません。モヤモヤとした気持ちで、どうにも納得感がなく、スッキリした気持ちにはなれません。 ちなみに公開される映画のほうもすでに拝見しましたが、ストーリーを含めてまったく違うティストになっております。 | ||||
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この作者の本は4冊めです。かなりの読みごたえがあります。期待を裏切らないと思います。 | ||||
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映像に起こして良い役者さんが演じれば 充分面白いと思います。前半は何が 軸になるのかが曖昧で、それゆえに強く 引込まれる内容ですが、残念な事に後半が 思い切り失速する感じです。隣人の恐怖も いつの間にか消え失せ、いきなりの10年後 という設定には違和感が・・・。初めて読ませて 貰った作家さんですが、他の作品も読みたいという 気にはさせてくれる作品です。 | ||||
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映画の予告が面白そうだったので読みました。 奇妙な隣人、同級生刑事の失踪、事件が交錯する中 ついに自分にもふりかかる火の粉。 隣人家族は実は、、、! ! ページをめくる手がとまりませんでした。 ですが、後半失速。 肝心のクライマックスは、長々とセリフで説明。 まるで2時間サスペンスの崖の告白シーンのよう。 真相の内容もそれまでのキャライメージが変わり (というかもともとキャラ設定が安定してない?)残念です。 題材はショッキングだしとても読みやすいのですが 主人公が犯罪心理学者なのにそれが生かされていません。 殺人鬼かもしれない人物を確かめにいくのに一般人のみで向かう軽卒さ。 信頼出来る刑事がいるのに相談しなかったことにあきれました。 主人公を含めたキャラクターをもう少し練って 貴志祐介「黒い家」雫井 脩介「火の粉」のような手に汗握る クライマックスが用意されていれば星5です。 映画の配役はイメージにぴったりなのでどう脚色してるのか楽しみです。 | ||||
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ネタバレあり この作品がとても面白いことは否定しませんし、読み終えるまでそんなに時間はかかりませんでした。 だけど、残り一口を食べているときに汚物が混ざっていることを知らされたとうな気分、主人公に嫌悪感さえ抱いた。 人それぞれの好みだと思うけど、園子がある映画について話していたように、自分はこの結末が大嫌いですね。 西野に殺された人達の遺族や今後も行方不明の西野を追い続ける捜査官達の事、まして高倉は大和田に対する罪の意識や責任を語っているのに、この結末はあまりに無責任、法とは何か 最後の最後で主人公の高倉が心配した澪への性的暴行の有無など、何故そのようなことを今更気にするのか何を安心したいのか理解できず、作品中で女性を抱いたと思わせる場面が一度もなかったことを想像すると、高倉の澪に対する気持ちに何か凄く気持ち悪いものを感じた、まさにクリーピー | ||||
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「隣人」がテーマとなったホラー(サスペンス?)ミステリー小説。 序盤から中盤にかけて不可解な出来事がいくつも起こり、一見無関係と思われるそれらの謎が終盤で実は一貫した事件だったということが明らかになる構成です。 序盤は登場人物の紹介や人間関係の説明がほとんどなのでやや退屈ですが、物語が本格的に動き出す中盤では「おっ」と思わせられます。得体の知れない不気味さも相成ってストーリーに強く引き込まれる。しかしその盛り上がりも一瞬のことで、それ以降は失速していく一方なのが惜しい。 本作はさまざまな登場人物が出てきますが、全員あまりにもブレていて芯みたいなものがない。まさに主人公がその筆頭で、殺された友人の仇を討つんだと意気込んでいたのに犯人の話を聞いてあっさり水に流したり、妻が大事だと言いながら不倫のような真似をしたり、自分のせいで人死にが出た時は犯人に対して奮起するのではなくもう事件に関わりたくないと十年間事件を放置したり、なんというか…こんなに感情移入ができない主人公もそうそういないなと読んでいて辛かったです。 登場人物が自分で考えて行動しているのではなく、ストーリーを進める上で都合よく動かされているといった感じなので、出てくる人物に一貫した信念がない。「悪の天才」なる人物もいましたが作者より頭がいいキャラはいないという名言を髣髴とさせるような人物でした。「悪の天才」と言われるわりに優しい部分があったりと、このキャラもブレています。 ストーリーは大筋的には悪くないのですがちょくちょくご都合主義な展開が目立つのが惜しかったです。特に主人公、何度も犯人の素顔を見ているのに犯人と直接対峙する度になかなか同一人物だと気付かないのは何故なのか…。犯人相手だけではなく他のキャラに対してもそうなので、もしかして主人公は人の顔が正しく判断できない顔貌失認かなにかの病気持ちなのかと半ば本気で思いました。もちろんそんなことはなく、単に主人公に遅れを取らせることが目的だったわけで、そういった展開が頻繁にあるのも残念なところです。都合いいなぁ…。 なんとも粗が目立つ本作ですが、こちらはミステリー新人賞受賞作ということでデビュー作なら多少の荒さも愛嬌のうちでしょうか。文章は多少くどい感じはありましたが読みにくい部分はなく、文章・ストーリー・人物造形がうまく洗練されていけば化ける作家なような気もします。本作単体の評価は☆2かな。 | ||||
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~を調べたら~だったので~になって結果的に~だった。のように説明的な部分が多かったです。 また、主人公が犯罪心理学者であった意味はあまりなかったように感じました。 犯罪心理学者だからといって犯人を分析して追いつめる!という物を期待していたのですが、後輩刑事からの視点の方が素直に楽しめたんじゃないかと思います。 そして登場人物にあまり魅力を感じられませんでした。例えばゼミの女の子などは後の展開上もっと分かりやすく魅力的な人だと思いながら読みたかったです。 ※ここからネタバレ注意ですがこの理由で星は減らしてません 個人的には主人公の存在が一番クリーピーでした。 主人公の大事な女性達、特にゼミの女の子は都合よく無傷で生還。あの状況でなんでだよと思わず突っ込みました 自宅にあった死体を見たのに犯人かもしれない人物に会いに行く時事を深刻にとらえていなかったり 野上の仇をうつんだと意気込んでいたわりに仇をうたず、それを悪いことをしていると考えてなさそうな分ある意味犯人よりもたちが悪いです。 澪以外被害者遺族などがいなければスッキリ読めたと思うのですが、何人も死んでいて遺族も沢山いるのに結局主人公だけがスッキリして終わったのが残念でした。 | ||||
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ちょっとオシャレな隣人、その正体は・・・!? これに触れたらネタバレかもしれんのですが、『尼崎事件』『北九州監禁殺人事件』が ベースかと思われます(いや、尼崎は時期的に違う?)。 あまりの強烈な事件で、報道番組や事件ルポ、再現ドラマなどは一通り目を通して、 幾度となく恐怖を追体験しました(う~む・・・自分の悪趣味さも再確認) 本書のストーリーは非常に練り込まれており、クレイジーキラーの猪突猛進型殺人と思いきや、 ラストにどんでん返しが用意してあり、序盤から完全に騙されてたのでビックリしました。 しかし、そこが天邪鬼な私にとって不満です。 上記のように、実際の事件を知っているからこそ、「野上の事件と真相」が浮いてしまっており、 読みながらビリビリ感じていた「自分の身に降りかかるかも」というリアルな恐怖が、 真相を読んだとたんに「あっ、これ小説だったんだ(テヘッ」と、我に返って消し飛んでしまいました。 どんでん返しの複線も、バッチリ筋は通っています。ただ、あまりにも完璧が故に、逆に違和感というか 「創作臭」が読後にプンプン漂って、非常に残念でした。 これは批判というより、好みの問題なんですけどね。 | ||||
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描写も分かりやすく、テンポよく話が進むので読みやすいです。 いろいろ伏線もあり、正直ちょっとまどろっこしい部分もありますが、総じて結論に向かってつながっていくので苦になるほどではありません。 ただ、登場人物がやや多く、犯人の描写が後半かなりぼやけてしまった点が悔やまれます。 | ||||
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いつの間にかに誰かが隣人になりかわるというアイディアは面白かったです。アイディアは面白いけど、登場人物のキャラが立ってなくてアイディアを活かしきれてない印象を受けました。ただ、文章はうまいので最後まで読めます。 登場人物のなかでも、特に犯人?の人物が適当にいろいろ詰め込んでみたような印象を受けました。 ・詐欺とマインドコントロールの天才 ・バラバラ殺人みたいな残虐なこともできる ・ロリコン ・近親相姦 とヒドい人物なのですが、彼がヒドいことをする必然性や悦びのようなものが感じられませんでした。 ロリコンなのに誘拐した女の子に何もせず、特に理由もなくある女性には優しかったりして、支離滅裂な印象を受けました。 | ||||
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