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バイアウト ハゲタカ2
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バイアウト ハゲタカ2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 21~40 2/5ページ
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個人読書履歴。一般文学通算384作品目の読書完。2012/06/15 | ||||
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前作よりもスケールアップした内容のストーリー。 鷲津によるMAの攻防がよりスリリングなものとして伝わってくる。 それでいてディールなどテクニカルな部分のディテールもしっかりと書かれており、興味深い。 筆者の徹底的な取材や情報収集に基づくものだろう。 | ||||
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先日レビューしたハゲタカ(上) (講談社文庫)、ハゲタカ(下) (講談社文庫)の続編。2006年発刊である事からか内容(金融の世界についての描写)に目新しさは殆ど無いものの、情報戦、心理戦に関する緻密な描写は前作以上のものがありました。 反面、全くの個人意見ではありますが、著者の「鷲津政彦への思い入れ描写」があまりピンとこない(おそらく若い)読者には前作以上とも言えない、少々冗長なイメージが付きまとう作品ではないか、と感じました。仕事やプライベートがうまく行かない折にその辺で捕まえた姉ちゃんとバンバン(逃げるように、との意味を込めてるのは分かりますが)エンジョイしてたり、JAZZなどの音楽・お洒落なBARを自己陶酔に利用してる鷲津の描写は前作からあったと記憶してますが、正直バブル世代の価値観のようなものしか感じれず読んでて早く終わんねーかな、としか思えなかったです。現在でも金融界ではそのような価値観を持っている方がいらっしゃる(外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々)ようなので個人意見だと重ね重ね付記しておきますが。。。花王やカネボウのバイアウトを描いたくだりはもちろん良いんですがね。「登場人物の不審死の真相や鷲津の目指す理想が明示されていれば、もう続編要らないんじゃね?」と感じてしまいました。その点、前作やマグマは丹念な取材とその表現力、構成の割合がお気に入りです。 以上から経済小説としては星4つ、感情移入出来ない点が星2つ、と感じたので評価は3つとしました。なお、このレビューを書いている時点で本作の続編、レッドゾーン(上)、レッドゾーン(下) (講談社文庫)も読んだ上でのレビューである事も付け加えておきます。 | ||||
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ラブもキレイに纏まったので、星5つ。 ドラえもんにだってラブ有るんですから、やはり大人の話はこれが平行して走って欲しい。 ハゲタカとしてもよく纏まり、非常に読了感は悪く無いです。 | ||||
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最初にドラマを見て、主人公の鷲津さんに インパクトを受けました。 その後、原作にも興味が湧き、続きが気になり、 ほぼ一気読み。 但し、IIは、他のレビュー者の指摘もあるが、 スケールが大きすぎる嫌いもある。 でも、小説なのでいいか。 それより、作者の描く世界観、その情報量、 ディテールに全く感心させられる。 もし、こんな方(鷲津)が現実にいたら、格好良すぎだろう。 続くレッドにも期待。 | ||||
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読み始めてすぐ、前作『ハゲタカ』を読んでいなかったのを後悔した。しかし それでも面白く、最後までスピード感を持って読み終えることができた。確かに、寝不足になったので、まとまった時間あるときに手にすることを、お勧めする。 以前観たNHKドラマとは、登場人物の来歴やストーリーがずいぶん異なり、そのおかげ?で新鮮な全く別の物語として読めた。 少し前まで、「会社は誰のもの?」という命題は、経営者・社員の対立の構図として捉えられて来たように思う。しかし、株式を上場するということは株主という新たな、そして絶対的なステークスホルダーを迎え入れるということと、同義。 そこに気付かず「市場価値=お客様にとっての価値」をないがしろにしてきたツケが、名門企業ほど大きくなって、というのが背景か。 経営者、従業員の双方を襲う「悲劇」は、避けられなかったものか? 今後も避けられないものか? 「グローバル化」は不経済の輸出、失業者の輸出(日本にとっては輸入)をももたらしていると思う。サラリーマンも「気楽な稼業」では済まなくなってしまった。 「黒船」で開国させられたが、それでも日本は植民地化されず、「先進国」の仲間入りを果たした。だが、お隣の「眠れる獅子」まで目覚めてしまった現在、「前門の鷲、後門の獅子」で、続編は相当ヤバいことになっていそうな気がする。 読後ふと、そんなところに考えが飛んでいくような、スケールの大きな物語。 とりあえず、(前後逆だが)『ハゲタカ』も読んでみようと思う。 そう思わせる引力が この作品にはあった。 | ||||
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前作からの続き。 前作よりも緊迫感は増したが、同じような展開になってしまった。 ある人物の死の真相が解き明かされなかったのはよくないと感じる。 | ||||
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NHKのドラマ、映画も見て面白かったので本書を手にとりました。 ファンドの実態とかそこで働く人の実像が小説のようなものかどうかは 別として、ストーリーがよく組み立てられており飽きずに読めました。 ドラマの脚本になることを意識して書かれたような気もしますが、純文学 とは違うエンターテイメントを楽しませてもらいました。 | ||||
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さすが、ハゲタカ。面白く読める。 ただし、読み終わって振り返ってみると筆者の筆力なのだろうが、いくつか目につく弱点がある。 まず、敵が強大なはずなのにあまりに弱い。もっと陰湿に、もっと強大な力と金で鷲津と読者を吐きそうなほど追い詰めるという描き方ができないだろうか。芝野の妻に対してちょっかいを出したくらいで、続く攻撃はなし。 次に、'1に続いてリンのキャラクターは不自然だと感じる。存在がご都合主義過ぎないだろうか。 さらに、ハゲタカ'2における松平貴子とホテルはストーリー上不要な存在であり、終始展開するわけでもなく中途半端に感じた。鷲津との淡い恋のようなくだりもとってつけた感がある。 そして、肝心の鷲津。全能のように振る舞う嫌な奴として描くのか、人間らしい弱さを見せる愛すべき者として描くのかの立ち位置にブレがある。後者が多く描かれているので、芝野が鷲津を嫌う理由が読者にわからなくなってしまう。芝野が鷲津を嫌う理由について、本人がそのように表明している以上のことは伝わってこない。 キャラ作り、ストーリー展開、伏線、カタルシス。 いずれも改善の余地があるのではないかと思われた。 | ||||
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鷲津のすごさ、話がスケールアップし、 さらにおもしろくなっています。 自分は平凡なサラリーマンですが、こんな風に仕事ができたら、 楽しいだろうなと憧れてしまいます。 1をおもしろいと思われた方は、 まず外れないと思います。 | ||||
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鷲津のすごさ、話がスケールアップし、 さらにおもしろくなっています。 自分は平凡なサラリーマンですが、こんな風に仕事ができたら、 楽しいだろうなと憧れてしまいます。 1をおもしろいと思われた方は、 まず外れないと思います。 | ||||
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鷲津をはじめとした登場人物が活躍していく様は読んでいて気持ちよい。 しかし、だんだんと話が大きくなり首相、米大統領等まで巻き込んでという展開は 小説とはいえ現実味が乏しく、また大味な印象になってしまった。 もともと綿密な取材をもとに書かれているわけではないようには感じているが、 後半になるにつれ飛び道具を駆使した荒唐無稽な印象があり、 前作のような面白さを感じることはできなかった。 | ||||
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カネボウがモデルと思しき鈴紡の買収を巡り、メインバンク、政府、国内ファンド、 そして鷲津が率いるハゲタカファンドであるホラインズンキャピタルが主導権を 握るために丁々発止の駆け引きを行う。 大企業の鈴紡では役員各々の思惑、大企業病ともいえる奢り、院政など様々な問題 を抱える中で、前作から引き続きUTB頭取となった飯島、最高再構築責任者となった 芝野などと、鷲津のチームがどのような買収劇を展開するのか。 また、ホライズンキャピタルの前社長アラン・ウォードの死は事故か事件かなども 含めて、下巻が楽しみである。 | ||||
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前作の最後から顔を見せ始めていた、「鷲津=単なる金の亡者ではなく、本当の 意味でのサムライ」と言う図式が、後篇でより鮮明となる。 とにかく本書の前半部の鷲津の帰国から、元いた場所への復活に関する描写は 恰好いいの一言。男として惚れる。 終盤の話のまとめ方が、若干ご都合主義に流れてしまっているところが少し残念 だが、鷲津のキャラクターがそれを補って余りある。 | ||||
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前作からスケールアップし、より勧善懲悪的になり、スリリングな話 になった。その分経済小説としての魅力はやや減少し、物語風に。 繰り返し表現の多用や、主人公の凄さを伝えようとする表現が稚拙で、 現実感に欠ける部分があるなど、文章の甘さは前作同様。 とにかく読んでいて引き込まれる。ドキドキするし魅力的。面白い。 ただし、経済小説としての知的好奇心をくすぐる面白さに助けられて いる面がある。純粋な読み物としてみた場合には、謎が謎のまま放置 され、逆転の切り札も極めてご都合主義的であるなど、やや反則の 香りが漂う。「サムライ」と言えばなんでも正義になり、美化される のもどうかな〜とは思う。所詮ただの投資ファンドなんだから。 | ||||
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私が勤める会社も 外資の入札にかけられたばかりであり 話が進むにつれて他人事のように思えない自分がいました。 今作のように 政府を巻き込むような大騒動にはなりませんでしたが、 社内の様子は、今作同様、落ち着いているように見えてざわついている。 丁度、白鳥が水上では優雅に泳いでいるように見えるけれども 水中では、必死にバタバタと足を動かしもがいている、そんな感じでした。 と、こんな感想を書いてしまいましたが、 ハゲタカシリーズを順番に読んだ感想としては、、、 鷲津と芝野が人としての器が大きくなっている 鷲津と芝野が人としのて深みを増しハードボイルドさに磨きがかかっている 鷲津と芝野の頭の切れ味が増している、特に鷲津 企業 vs 企業だけでなく、 日本政府、アメリカ政府まで巻き込んで、 話のスケールも大きくなり、あまりの面白さに ハートをガッチリつかまれてしまい、睡眠時間を削って一気に読んでしまいました。 寝不足にならぬよう、 時間にゆとりのあるときの通読をお薦めいたします(苦笑) | ||||
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「ハゲタカ」と基本ラインは変わりません。 「ハゲタカ」では自害。 今作では、殺害の疑いもある事故死が、 鷲津の行く末に影響を与えることになる。 ストーリのリアルさ、 火傷しそうな熱気が、 一段とパワーアップ。 「ハゲタカ」以上に 息つく暇も与えない作品に仕上がっています。 さぁ、これからすぐに〈下〉を読み始めます!! | ||||
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このところ読む本読む本傑作ばかりでうれしい悲鳴である。 数週間前にドラマを見て、一週間ほど前に原作を読み、 ハゲタカ2はもう少し日を置いてからと思っていたが、 行く先々の本屋でハゲタカ2がない。 そこで昨日たまたま仕事途中で立ち寄った本屋で、ハゲタカ2上下を発見。 衝動買いしてしまいました。 そして、上巻を一気読み。 子どもの頃に読んだ冒険小説を思い起こさせてくれる本です。 前作はドラマの影響で、芝野に感情移入したのだが、今回は、鷲津にどっぷり。 内容については触れないが、とにかく楽しませてくれて、考えさせてくれて、駆け引きも勉強できていいとこ尽くめ。 経済小説という小さなくくりではない大きな本です。 | ||||
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前作も読み、TV版も見ましたがやっぱり鷲津政彦には魅せられます。 M&Aという非常に大きな枠組みの話にも関わらず、読者が共感しストーリーに引き込まれていくのは 彼の人柄に他ならないでしょう。 ただ、他の方々もご指摘の通り、最後は少しスーパーマン過ぎる感も否めませんが・・ | ||||
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前作のようなスピード感はないものの、各案件について、じっくりとより深い展開が楽しめます。 ピーターのアホぶりを叱責する鷲津にちょっとスカッとしました。 ただ、前作で好きになったキャラクター・アランがこんなことになったのは残念。。 | ||||
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