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バイアウト ハゲタカ2



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バイアウト ハゲタカ2の評価: 4.26/5点 レビュー 86件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全86件 41~60 3/5ページ
No.46:
(5pt)

一気に読みました

サムライファンド立ち上げのキックオフパーティの場面ではちょっとうるっときちゃいました。
僕も鷲津代表の下で働きたい!それほど鷲津が凄い!そして人間的魅力にあふれていますね。
内容的には、かなりスケールの大きい話になっているけど、実際に裏ではこういうこともあるんじゃないか?という気もします。エンターテインメントとしても、M&Aについてのわかりやすい本としても読んで損はないと思います。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
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No.45:
(5pt)

面白いし、経済の勉強にもなります

前作同様、外資ファンドのすさまじい攻防が
個性豊かな登場人物を交えてリアルに描かれています。

正直、話がうまく行き過ぎる展開に違和感は感じましたが、
それでも話に引き込まれてしまうストーリーの面白さと、
経済の勉強にもなったので一応★5つにしました。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
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No.44:
(5pt)

スケールアップした舞台と魅力

前作同様、M&Aー企業買収の舞台とした本格的な経済小説。
そして前作よりも、舞台はスケールアップ、登場人物はより魅力的に、なっています。

ディテールまで細かく描かれており、スケールも大きいので、
金融に詳しい読者やまさにプロにとってもエキサイティングに感じる小説

ですが、

全く金融や企業買収に興味がない人が読んでも、
鷲津という人間の懐の深さ、賢さ、そしてなにより熱い生き方に、
どっぷりはまることのできない、「文句なしに面白い」小説です。

「サムライとは、死ぬために生きるのではなく、
 いつ死んでも後悔のないような生き方をする人間のことを言う」
サムライと呼べるような魅力的な人間が多数登場です。

読むたびに、死ぬまでに一度でいい、
バイアウトファンドで死ぬほど努力しながら仕事をしたくなります。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
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No.43:
(5pt)

現代版ラストサムライ

鷲津さんは誰がなんと言おうと自分の信じる道をとことん突っ走っていきます。そんな鷲津さんをサムライのようだ。自らが抜いた刀に全てを賭ける潔さ。自らの哲学を守る為なら鬼にも悪魔にもなると評しているセリフがあります。

ほんとその通りでホライズンキャピタルの会長職をクビになった時も何億という退職金を断り最後に脅しをかけてさっさと辞めていきます。気持ちよい程の潔さ。
だからかつて一緒に働いていた人達もそんな彼を慕ってごっそり辞めて彼に付いてくるのです。鷲津さんと一緒に仕事がしたいからと言って。

それと聞き慣れない経済用語(クラウンジュエルやパックマンディフェンス等々)が色々出てきて勉強にはなりますが理解しながら読まないとあとでまた出てきた時になんていう意味だった?となるのでその辺りが大変ですが魅力的な登場人物がいっぱいのエンターテイメント小説でした。

最後に付け加えるなら私はしたたかで気の強いリンも好きです
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
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No.42:
(5pt)

ドラマとは違うけど

上巻のみですが一気読みしました。人間関係はドラマとはちょっと違うので戸惑いもありますが面白くて読み出したら止められなくなっていました。

小説の鷲津さんは一年間の放浪の旅から帰ってきて初めてアランの死を知らされます。このアランが成し遂げられなかったあるプロジェクトを引きついでゆくのですが。会社に対しての登場人物のそれぞれの思惑が交錯してただの経済小説とはちょっと違う感じになっています。下巻を読むのが楽しみです。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
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No.41:
(3pt)

ハゲタカ1より金融色薄れるかな

上巻だけを読んだ限りでは、ハゲタカ1で魅了された企業M&Aの駆け引きが失われ、サスペンス調になっててちょっと残念。でも、鷲津や柴野などおなじみキャラがそれぞれ個性的に活躍して下巻も読みたくなった。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
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No.40:
(5pt)

読んでいてつい力が入る

現実に素材を取り、数々起こった事件に一貫した一つの見方を提示している。 
 あえて言えば、ちょっと謀略史観的なところはあると思うが、それはそれでいいと思う。
 ストーリーの精緻さだけを見れば、ハゲタカ2は多少前作に劣るところはあると思うが、それでも第一級の書物である。
 上巻のターゲットは鈴紡、下巻は曙電機である。
 
 本書(「ハゲタカ」を含めて)を読むと、日本の企業に対する見方が一変する。
 ゾンビ企業とはよく言ったもので、不採算部門の整理ができず、人も切れず、何とか生きながらえるために、粉飾をする。
 銀行も倒れると処理ができないので、死なない算段だけはしておく。
 再投資が進まないから、イノベーションも進まず、生産性も改善されず閉塞感が漂う。
 こういう事情を知らないで気の毒なのは、当の会社の従業員である。
 一方、自浄作用が働かないで漂流していた日本企業に選択と集中を促し、資金を投入することで企業の持つ潜在的な能力を引き出し、リヴァイタライズさせるというハゲタカの役割の方がどうみても日本の成長という目で見ると合理的な主張であるように思え、その意味で鷲津の「日本を立て直す」ための行動には共感をせざるを得ない。

 「ハゲタカ」に続き、聞き慣れない言葉があちこちに出てくる。
 例えば、「FA(フィナンシャル・アドバイザー、アドバイスだけでなく、パートナー探し、資金調達、政治対応を行う)」、「LA(リーガル・アドバイザー)」、「CRO(ターンアラウンドの責任者)」、
 「ベアハッグ(買収を仕掛ける会社の取締役会に、取得条件を示して回答を迫ること)」、「レブロン基準(経営者が会社を売り渡そうと決めたら、最も高い価格の売り先に売る義務がある)」、「デッドマン・トリガー(逆買収。別名パックマン・ディフェンス)」とか。
 この辺をさりげに日常会話に忍び込ませれば、会話に知的な香りが漂うであろう。

 本書で、わくわくする、あるいは考えさせられる印象的なシーンは3つある。
 一つは、「チーム鷲津」の結成である。 プラザの報復によりホライズンを解任された鷲津の元に、ゴールドバーグを辞めたリン、 クーリッジを辞めたサム、ホライズンをやめた村上、前島など志を同じくする同志が結集する。
 二つは、アランの父が鷲津に「サムライ」について語ったシーンである。
 「サムライというのは死に場所を探すために生きることだと多くの人たちは勘違いしている。本当のサムライは、いつどこで死んでも悔いのないよう、どう生きるかを常に考えているのだ」と語る。 
 三つは、坂口安吾からの「新堕落論」からの引用で鷲津を表現するシーンである。
 「堕落者は常にそこからはみ出して、ただ一人、曠野を歩いていくのである。悪徳はつまらぬものであるけれども、孤独という通路は、神に通じる道であり、善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや、とはこの道だ」
 
 以上、何かと示唆に富む書物である。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
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No.39:
(3pt)

極秘情報に頼らずストーリー展開できれば、もっと楽しめる。

○読み始めたきっかけ

 「ハゲタカ」が面白かったので、続けてこちらの'Uも読み始めました。経済小説は人間の機微と現実の社会
問題や法律なども一緒に勉強できて一石二鳥です。

○心に残る言葉

 重要な場面で、こんな情報どこから仕入れたの?!というところが何カ所かあります。そのときは決まって
鷲津が「ハゲタカは情報が全てです」と水戸黄門の印籠のような決め台詞を言います。何でも、この極秘情報
がストーリーを大きく左右し過ぎのような気がしました。難しいのでしょうが、どうやってその情報を仕入れ
たのか説明するか、ないしはそういった極秘情報を使わずにストーリー展開をしたほうが、もうすこししっく
りきます。なんでも極秘情報で形勢が逆転してしまうのはちょっと納得がいきませんでした。

 ハゲタカにくらべると他のレビュアーの方が指摘しているように、風呂敷が大きくなっているので、どうし
ても極秘情報をつかわないと話を展開できなかったのかもしれません。個人的には前作の方がリアリティがあ
って楽しめました。また、全般的にもう少し台詞を魅力的になればもっといいですね。筆者が新聞記者出身だ
からかもしれませんが、登場人物の台詞に今ひとつ魅力と切れがありません。それ以外はしっかりしているの
で残念です。

○どんな人に読んでもらいたいか。

 M&Aについて、ちょっぴり知りたい人や経済小説に興味がある人にお勧めです。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.38:
(5pt)

現代の「坊や哲」

ストーリーは面白く、「ハゲタカ1」を読んだ方は是非お読み下さい、と思います。
経済小説なので、背景ややや強引な展開を指摘する方がいますが、「小説」なので
私は気になりませんでした。知的好奇心をくすぐられつつ、面白く読めると思います。
主人公鷲津はこの時代のピカレスクヒーローなのかも知れません。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.37:
(3pt)

前作を読んだら、どうしても読んでしまう本

ハゲタカの続編

前作に比べて、物語性が強くなった。
日本独特の仕組みが前面に押し出されている

前作を読んだら、どうしても読んでしまう本
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.36:
(3pt)

「村岡」を笑えるかどうか。

激しい駆け引きを繰り広げる登場人物の中で、要領だけでお気楽かつ怠惰なサラリーマン生活を送る「村岡」。
あまり本筋にも関係なく完全に脇役扱いですが、個人的には影の主役と思っています。やたらと熱量の多い登場人物たちに囲まれた中で、初めて彼を見ると思わず侮蔑を感じずにはいられないのですが、ふと自分を思い返してみると果たして彼を笑えるかどうか。
ふつうのサラリーマンから言わせて貰えば、「村岡」がスタンダードに近いでしょ。彼のことを笑えるような会社員ってそんなに多くないはず。だから、彼が辿った末路については複雑な心境です。
ストーリーについては前作と同様スピード感もあり、一気に読ませます。けれども後半はなんだか「大スペクタクル ハリウッド超娯楽大作!」といった大味な感じなので少し減点。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
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No.35:
(3pt)

現実感の乏しい経済小説

前作は読んでませんが、テレビで放映されたのとは話がずいぶん違うのでそれなりに面白さはありました。しかし話が大きくなりすぎていること、主人公がカッコよすぎることで経済小説としては現実感がなく途中で白けてしまいました。現実の経済活動はあくまで利益至上主義であって社会正義や死んだ部下のために巨額の退職金を蹴ってファンドを立ち上げるというのはありえない話に思われます。題名がハゲタカだけにもっと生々しくリアルな企業買収劇を読みたかったです。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
4062756897
No.34:
(3pt)

ちょっと話しが大きくなりすぎ

企業再生ファンドのお話しを書いたハゲタカの続編の本

ハゲタカ2の上下巻で評価するのではなく,上巻だけで評価すると
鈴紡という企業のバイアウトが失敗するという内容以外は
ほとんど下巻への伏線になっている.
面白いと思ったのは,企業再生が,再生ファンドの力を
借りるのではなく,結局は自分の力で再生してゆく物語が
サイドストーリーの一つとして存在し,下巻の命題に
繋がってゆく.

都市銀の闇銀機能や,軍事商人の話など少し話しが大きくしすぎ
発散した感じがある.
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
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No.33:
(4pt)

続編の悲しい性のような出来

もともとの題がバイアウトだった長編経済小説の下巻

私に限らずハゲタカは皆,高い評価だったのにも関らず,続編である
このハゲタカ2は低い.
多分,上巻の伏線であった,軍事政商のやっつけかたや,あるサラリーマンの
最後,なによりメインの企業再生について,新しさが見られないためでは
ないかと思う.
また,殺人とも思われる重要な人物の死が下巻で解決している
訳ではなくさらに続編で解決されるような伏線が感じられるのは
不完全燃焼のくささを感じる.

とはいえ,ハゲタカ2で言いたかったと思われる,企業再生に
必要なのは,再生ファンドでもお金でもなく,意思の力というのは
ミカドホテル,シャイン,曙電機の全部で言いたかったことの
様な気がする.

今後の続編として,まだ主人公がまだ,トンネルから抜けきれて
居ないこと,現在の複雑な経済状況など題材は色々あるので
楽しみではある.
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
4062756897
No.32:
(4pt)

前作と比較して

前作の終わり方が衝撃的だっただけに、
続きを期待して読み始めたが、始まり方はすこし意外。

カネボウと花王の実話をベースにした話と軍事ファンドによる
日米対決のようなバイアウトの話。
前作にくらべ実話の部分が少なく、話が大きくなりすぎてる気がした。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.31:
(4pt)

次回に続くのか

ハゲタカの前作には少し劣りますが、
それでも、一気によめます。
話が大きくなり、ドキドキハラハラはありますが、
リアリティがなくなってるのは残念
ラストで次回作へ続きそうな気配も。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
4062756897
No.30:
(4pt)

ハゲタカシリーズ全4冊イッキ読み!読み応えありました

経済小説は、多くの作品が登場人物のキャラクター、そしてストーリーが似通っている(パターン化している)ため、小説としての魅力をあまり感じていなかったので、ここ数年この手の小説に手を出すことはなかったが、前作を、時間を忘れてイッキ読みした。そして、その勢いでこの続編もイッキ読みした。

それほど前作に惹きつけられたのは間違いないが、それは、現実世界と想像世界のさじ加減が見事だったこと、そしてバブル崩壊から立ち直りつつあるとはいえ、まだその傷跡が残り、その記憶も自分も含めた多くの人の記憶に残っている時期に読んだこと、という理由によるものであり、経済小説に感じている前述の不満が解消されたわけではなかった。

この続編においてもそれに変わりがないが、アメリカ政府をバックにする巨大ファンドを相手にしているので、スケールが大きすぎて、この小説がもつ現実世界と想像世界のバランスが多少崩れているかのように感じられた。ただし、これは現実世界を知らないわたしの感想であり、実際にはこのようなことがあるのかもしれない・・・。

まだ、続編があるのかどうかはわからないが、丸一日、時間を忘れるようにして読んだ全4冊。さすがに目がショボショボしてきた。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.29:
(5pt)

スケールアップした面白さ

アメリカの軍需産業ファンドとの対決など、
話として前作よりもはるかにスケールアップした面白さがある。
ただ、逆に鷲津の凄さがややありえない領域に入り始めていて、
ちょっと現実味がなくなってきた感もなくはない。

ただ、前作同様企業のM&Aについて楽しみながら勉強になる本であるため、
M&Aなどに興味がある方は読んでみることをオススメします。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.28:
(4pt)

スピード感はある

前作「ハゲタカ」の続編で、前作同様、軽快なタッチで一気に読ませる力量は大したもの。
ただ、前作程の圧倒的な迫力が無いのが残念なのと、曙電機の村岡の立ち位置がいかにも
中途半端に感じられた。会社が上を下への大騒ぎをしていても、実際の社員はこんなものと
いう記号的な置き方なのかと思いきや、とにもかくにも中途半端。これだけが残念。
続刊に期待。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
4062756897
No.27:
(4pt)

おもしろい。

公私ともによく知るリンと敵になったかと思いきや紆余曲折あり、またまた仲間に。最強ペアが復活する。しかも、天敵&犬猿の仲の芝野ともチームに。飯島まで絡んでくるから、オールキャスト勢ぞろいという感じだ。前作から続けて読んだこともあり、とても面白かった。続きもありそうなので楽しみ。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
4062756897

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