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バイアウト ハゲタカ2



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バイアウト ハゲタカ2の評価: 4.26/5点 レビュー 86件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(3pt)

ハゲタカ2(下)

鷲津が鈴紡の次に狙いを定めたのは巨大電機メーカー・曙電機だった。長びく迷走から抜け出せない曙電機は、再生への切り札として芝野を迎え入れる。再び相まみえる宿敵。さらにアメリカの強大な軍産ファンドも買収に参入し、事態は混沌としていく。「会社は誰のものか」。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
4062756897
No.15:
(3pt)

いいね

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.14:
(3pt)

日本システムをついばむゴールデン・イーグル

原題は「バイアウト」
 ホライズン・キャピタルの会長・鷲津政彦が1年の放浪から帰ってきたとき、社長のアラン・ウォードは変死していた。酔っ払ってホームから落ちて轢死したらしいが、腑に落ちないところがある、という伏線がまず張られている。鷲津もあぶないかもしれない。アランは鈴紡(カネボウ)の買収案件にかかわっていたらしい。鈴紡はメインバンクのUTB主導で経営再建中だがうまくいかず。窮余の策として稼ぎ頭の化粧品部門を月華(花王)に売り払おうとしていたが、スムーズにはいかずゴタゴタしている。鷲津は鈴紡のもつ歴史的情報、日本の歴史の封印された闇に興味をもってこの買収合戦に参戦する。
 優良企業の月華は名門・鈴紡の化粧品ブランドが欲しい。UTB銀行は鈴紡の有利子負債を精算し、月華にも食い込みたい。社長側近グループは、アイアン・オックスの資金で化粧品事業部をMBOしたい。化粧品担当役員はホライズンと組んでやはりMBOしようとする。アイアンは、化粧品部門を鈴紡の51%子会社にして、49%を自分たちで持ち、いずれ上場させるという案をもっている。しかし、この新会社の社長に鈴紡の現社長が就任する、ということを鷲津はリークし、世間の風向きを変えてアイアン案は頓挫。同じく、月華の買収も頓挫。ホライズンは、みずからが鈴紡化粧品部門を100%保有する案をもちこみ、鈴紡の長年の政府・軍部・外国との密約や裏取引の情報を得ようとする。ホライズン案では、化粧品部門は救われる。しかし、鈴紡本体は売却で得た利益を銀行への借金返済にもっていかれ、稼ぎ頭も失い、どのみち、未来はない。鈴紡社長はホライズン案に同意し、化粧品部門を売った後、いっそ民事再生法で身ぎれいにして再出発することを考える。民事再生のためには事前に有力な支援先を見つけ、迅速再生する必要がある。その支援先としてアイアン・オックスを考える。
 ところが、UTBの飯島が土壇場で反撃。UTBの仕掛けにより、鈴紡は政府の再生機構に救済を申し入れることになる。ホライズンの親会社は政府機関との衝突はやめろと鷲津にクビをちらつかせながらも説得するが・・・という上巻。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.13:
(3pt)

「オジサマは好き」な描写が多すぎなんじゃないでしょうか。

先日レビューしたハゲタカ(上) (講談社文庫)、ハゲタカ(下) (講談社文庫)の続編。2006年発刊である事からか内容(金融の世界についての描写)に目新しさは殆ど無いものの、情報戦、心理戦に関する緻密な描写は前作以上のものがありました。

反面、全くの個人意見ではありますが、著者の「鷲津政彦への思い入れ描写」があまりピンとこない(おそらく若い)読者には前作以上とも言えない、少々冗長なイメージが付きまとう作品ではないか、と感じました。仕事やプライベートがうまく行かない折にその辺で捕まえた姉ちゃんとバンバン(逃げるように、との意味を込めてるのは分かりますが)エンジョイしてたり、JAZZなどの音楽・お洒落なBARを自己陶酔に利用してる鷲津の描写は前作からあったと記憶してますが、正直バブル世代の価値観のようなものしか感じれず読んでて早く終わんねーかな、としか思えなかったです。現在でも金融界ではそのような価値観を持っている方がいらっしゃる(外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々)ようなので個人意見だと重ね重ね付記しておきますが。。。花王やカネボウのバイアウトを描いたくだりはもちろん良いんですがね。「登場人物の不審死の真相や鷲津の目指す理想が明示されていれば、もう続編要らないんじゃね?」と感じてしまいました。その点、前作やマグマは丹念な取材とその表現力、構成の割合がお気に入りです。

以上から経済小説としては星4つ、感情移入出来ない点が星2つ、と感じたので評価は3つとしました。なお、このレビューを書いている時点で本作の続編、レッドゾーン(上)、レッドゾーン(下) (講談社文庫)も読んだ上でのレビューである事も付け加えておきます。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.12:
(3pt)

ストーリー小説の面白さを堪能

NHKのドラマ、映画も見て面白かったので本書を手にとりました。
ファンドの実態とかそこで働く人の実像が小説のようなものかどうかは
別として、ストーリーがよく組み立てられており飽きずに読めました。

ドラマの脚本になることを意識して書かれたような気もしますが、純文学
とは違うエンターテイメントを楽しませてもらいました。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.11:
(3pt)

面白くはある。が・・・

さすが、ハゲタカ。面白く読める。

ただし、読み終わって振り返ってみると筆者の筆力なのだろうが、いくつか目につく弱点がある。

まず、敵が強大なはずなのにあまりに弱い。もっと陰湿に、もっと強大な力と金で鷲津と読者を吐きそうなほど追い詰めるという描き方ができないだろうか。芝野の妻に対してちょっかいを出したくらいで、続く攻撃はなし。
次に、'1に続いてリンのキャラクターは不自然だと感じる。存在がご都合主義過ぎないだろうか。

さらに、ハゲタカ'2における松平貴子とホテルはストーリー上不要な存在であり、終始展開するわけでもなく中途半端に感じた。鷲津との淡い恋のようなくだりもとってつけた感がある。
そして、肝心の鷲津。全能のように振る舞う嫌な奴として描くのか、人間らしい弱さを見せる愛すべき者として描くのかの立ち位置にブレがある。後者が多く描かれているので、芝野が鷲津を嫌う理由が読者にわからなくなってしまう。芝野が鷲津を嫌う理由について、本人がそのように表明している以上のことは伝わってこない。

キャラ作り、ストーリー展開、伏線、カタルシス。
いずれも改善の余地があるのではないかと思われた。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.10:
(3pt)

ゴールデンイーグル鷲津の復活!!

カネボウがモデルと思しき鈴紡の買収を巡り、メインバンク、政府、国内ファンド、
そして鷲津が率いるハゲタカファンドであるホラインズンキャピタルが主導権を
握るために丁々発止の駆け引きを行う。

大企業の鈴紡では役員各々の思惑、大企業病ともいえる奢り、院政など様々な問題
を抱える中で、前作から引き続きUTB頭取となった飯島、最高再構築責任者となった
芝野などと、鷲津のチームがどのような買収劇を展開するのか。
また、ホライズンキャピタルの前社長アラン・ウォードの死は事故か事件かなども
含めて、下巻が楽しみである。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.9:
(3pt)

ハゲタカ1より金融色薄れるかな

上巻だけを読んだ限りでは、ハゲタカ1で魅了された企業M&Aの駆け引きが失われ、サスペンス調になっててちょっと残念。でも、鷲津や柴野などおなじみキャラがそれぞれ個性的に活躍して下巻も読みたくなった。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.8:
(3pt)

極秘情報に頼らずストーリー展開できれば、もっと楽しめる。

○読み始めたきっかけ

 「ハゲタカ」が面白かったので、続けてこちらの'Uも読み始めました。経済小説は人間の機微と現実の社会
問題や法律なども一緒に勉強できて一石二鳥です。

○心に残る言葉

 重要な場面で、こんな情報どこから仕入れたの?!というところが何カ所かあります。そのときは決まって
鷲津が「ハゲタカは情報が全てです」と水戸黄門の印籠のような決め台詞を言います。何でも、この極秘情報
がストーリーを大きく左右し過ぎのような気がしました。難しいのでしょうが、どうやってその情報を仕入れ
たのか説明するか、ないしはそういった極秘情報を使わずにストーリー展開をしたほうが、もうすこししっく
りきます。なんでも極秘情報で形勢が逆転してしまうのはちょっと納得がいきませんでした。

 ハゲタカにくらべると他のレビュアーの方が指摘しているように、風呂敷が大きくなっているので、どうし
ても極秘情報をつかわないと話を展開できなかったのかもしれません。個人的には前作の方がリアリティがあ
って楽しめました。また、全般的にもう少し台詞を魅力的になればもっといいですね。筆者が新聞記者出身だ
からかもしれませんが、登場人物の台詞に今ひとつ魅力と切れがありません。それ以外はしっかりしているの
で残念です。

○どんな人に読んでもらいたいか。

 M&Aについて、ちょっぴり知りたい人や経済小説に興味がある人にお勧めです。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.7:
(3pt)

前作を読んだら、どうしても読んでしまう本

ハゲタカの続編

前作に比べて、物語性が強くなった。
日本独特の仕組みが前面に押し出されている

前作を読んだら、どうしても読んでしまう本
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.6:
(3pt)

「村岡」を笑えるかどうか。

激しい駆け引きを繰り広げる登場人物の中で、要領だけでお気楽かつ怠惰なサラリーマン生活を送る「村岡」。
あまり本筋にも関係なく完全に脇役扱いですが、個人的には影の主役と思っています。やたらと熱量の多い登場人物たちに囲まれた中で、初めて彼を見ると思わず侮蔑を感じずにはいられないのですが、ふと自分を思い返してみると果たして彼を笑えるかどうか。
ふつうのサラリーマンから言わせて貰えば、「村岡」がスタンダードに近いでしょ。彼のことを笑えるような会社員ってそんなに多くないはず。だから、彼が辿った末路については複雑な心境です。
ストーリーについては前作と同様スピード感もあり、一気に読ませます。けれども後半はなんだか「大スペクタクル ハリウッド超娯楽大作!」といった大味な感じなので少し減点。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
4062756897
No.5:
(3pt)

現実感の乏しい経済小説

前作は読んでませんが、テレビで放映されたのとは話がずいぶん違うのでそれなりに面白さはありました。しかし話が大きくなりすぎていること、主人公がカッコよすぎることで経済小説としては現実感がなく途中で白けてしまいました。現実の経済活動はあくまで利益至上主義であって社会正義や死んだ部下のために巨額の退職金を蹴ってファンドを立ち上げるというのはありえない話に思われます。題名がハゲタカだけにもっと生々しくリアルな企業買収劇を読みたかったです。
ハゲタカ2(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(下) (講談社文庫)より
4062756897
No.4:
(3pt)

ちょっと話しが大きくなりすぎ

企業再生ファンドのお話しを書いたハゲタカの続編の本

ハゲタカ2の上下巻で評価するのではなく,上巻だけで評価すると
鈴紡という企業のバイアウトが失敗するという内容以外は
ほとんど下巻への伏線になっている.
面白いと思ったのは,企業再生が,再生ファンドの力を
借りるのではなく,結局は自分の力で再生してゆく物語が
サイドストーリーの一つとして存在し,下巻の命題に
繋がってゆく.

都市銀の闇銀機能や,軍事商人の話など少し話しが大きくしすぎ
発散した感じがある.
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.3:
(3pt)

『ハゲタカ』2

上巻に比べ、話の展開がちょっとご都合過ぎるように感じられます。登場人物の感情変化が理解できないというか...。ともすれば帳尻あわせの展開と言われてもしかたが無い内容が随所にみられます。でも上下巻通してのメインの話は大変充実した内容で読んで損はない作品だと思います。『ハゲタカ』から読み続けて本書上下巻を読んでで感じたのは、「『マトリックス』?」。作者本人が意識してのことかどうかは定かではないですが...。
バイアウト~ハゲタカ2~下 (講談社BIZ)Amazon書評・レビュー:バイアウト~ハゲタカ2~下 (講談社BIZ)より
4062820099
No.2:
(3pt)

ハゲタカを読んでいない人には・・・

デビュー作「ハゲタカ」の続編に位置づけられる作品で、登場人物の多くも重なっている。題名のとおり、企業買収をテーマとした小説である。「ハゲタカ」を読んだ人にとっては、スッと入り込めると思うが、逆に、「ハゲタカ」を読んでいない人にとっては、経緯がつかめない部分が多いかもしれない。「ハゲタカ」が良質の金融小説だっただけに、それと比べてしまうと金融関係の描写がちょっと粗くなっている印象をぬぐえないが、一方で、登場人物間の人間関係の描写は「ハゲタカ」よりも滑らかになっているという印象。ハードカバー2巻のコストパフォーマンスの観点からは、ちょっと分が悪いか。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ2(上) (講談社文庫)より
4062756870
No.1:
(3pt)

ハゲタカを読んでいない人には・・・

デビュー作「ハゲタカ」の続編に位置づけられる作品で、登場人物の多くも重なっている。題名のとおり、企業買収をテーマとした小説である。「ハゲタカ」を読んだ人にとっては、スッと入り込めると思うが、逆に、「ハゲタカ」を読んでいない人にとっては、経緯がつかめない部分が多いかもしれない。「ハゲタカ」が良質の金融小説だっただけに、それと比べてしまうと金融関係の描写がちょっと粗くなっている印象をぬぐえないが、一方で、登場人物間の人間関係の描写は「ハゲタカ」よりも滑らかになっているという印象。ハードカバー2巻のコストパフォーマンスの観点からは、ちょっと分が悪いか。
バイアウト~ハゲタカ2~下 (講談社BIZ)Amazon書評・レビュー:バイアウト~ハゲタカ2~下 (講談社BIZ)より
4062820099

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