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(短編集)
残り全部バケーション
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残り全部バケーションの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 61~70 4/4ページ
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伊坂幸太郎は人気作家ゆえ1冊の作風が異なると伊坂ファンの賛否が分かれる作家。 しかし今回の本作は恐らく伊坂ファンが喜ぶ1冊になったことでしょう。 得意な短編連作。 ドキドキしないわけがない。 また登場人物は相変わらずいい。 この気持ち良さが私を惹きつけて止まないんだなー。 | ||||
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単純にわかりやすく、すらすら読むことができた。内容も好きなジャンル(裏稼業系)で個人的には好きだな。 | ||||
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伊坂幸太朗の最新作。一言でいえば、「久々に、快作!」 です。 連作は、5年間に渡って書かれた短編を、加筆修正してまとめたもの。ばらばらに書かれていたのにもかかわらず、最後は、一本のストーリーになる手腕は、さすが。個人的には低迷期に入る前に、書かれ始めた短編と 書き下ろし短編がうまく絡み合ったのがよかった。仙台在住の伊坂さんは、大震災で、いろんな影響があったと思います。なので、最新の書き下ろしは、そろそろ整理がついてきたのかなと思いました。 | ||||
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もう~伊坂さんの表現が最高で、読み終わりたくなかったです。 最後ちょっと、もやっって感じでしたが(笑) | ||||
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楽しめました。一気読みです。 憎めない小悪党が主人公の連作中短編集。読んでいくうちに、それぞれの作品に散りばめられたエピソードがつながっていく爽快感やユーモラスな人物像は伊坂幸太郎の真骨頂。エンターテイメントとして一級品だと思う。何作に一作かはこの路線の小説を書いて欲しい。 | ||||
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様々な文芸誌に掲載された四編プラス,書き下ろしの一編を加えた五編の連作短編集になります. 二人の悪役を中心に,時間や視点を編ごとにあれこれと入れ替えながら進むスタイルとなっており, 節ごとの『アイコン』も含め,この作家さんの作品であることをさりげに,そして強く印象づけます. また,どの編もハッキリと最後まで描かれはしないものの,かといって曖昧さが残ることはなく, どうなるのだろう,あぁなるといいな,といった多くの余韻を引きつつの幕引きがとても心地よく, 中でも最後の編は,「そうであってほしい」「でも違うかも」が,入り交じるのが何とも言えません. 悪役であるはずの二人もどこか憎めず,そのやり取りはもちろん,特に幼少期が描かれた片方は, ほかの編での様子も見ていると,悪役なのに愛着すら沸いてくる,そんな魅力を持っている男です. ほかにも,表紙をめくっての見返し,ここで使われている用紙がちょっと特別なものとなっており, 先に触れたアイコンなど,こういう凝った装本も,作品の魅力に一役買っているように感じられます. ウィットに富み,教訓めいたやり取りにはニヤリ,前後する時間や人の流れを整理するのも楽しく, さらに短編ならではのテンポの良さも加わり,難しく考えず,気軽に読める一冊ではないでしょうか. なお,巻末の記述によると,今回の単行本化にあたり,加筆・修正が行われているとのことです. | ||||
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最近の作品はやや消化不良だったのですが、今回はアタリだと思いました。 初期からのファンなら納得してくれるはず。 最近多かった哲学的というか、話のテンポを遅らせるような難しい話がなく、読みやすかったです。 ちょっとディープな時の伊坂幸太郎が好きだというなら合わないかもしれませんが、 伊坂幸太郎のポップでライトな部分が好きだというなら間違いないでしょう! | ||||
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溝口と岡田という裏稼業コンビをめぐる5つの連作短編。 正直いって、最初の3作目までを読んだ時点では、 買って損したかな、、、と思ってしまいました。 つまらなくはないんだけど、よくあるいい話だったり、 それなりに工夫しているけど爆発力がなかったり。 3本目の「検問」は以前別のアンソロジーで読んでたり。 それが、第4章の「小さな兵隊」で一気に面白くなり、 同時にそれまでの3編をまとめ上げる役割も持ち、 これぞ伊坂幸太郎!というワクワク感に変わりました。 そして最後の一本、これはもはや「マリアビートル」並みの 展開となり、セリフもどんでん返しも最高潮。 終わり方も「バイバイ‐」よろしく、いさぎよい爽快感と 読者の想像の余地を残します。 五年間に書かれたそれぞれの短編をひとつの大きな 世界観でまとめ上げる手腕、さすがです。 | ||||
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井坂さんの作品は、だいたい読んでいる上での書きます。 「期待通り楽しい!」 「死神の精度」などと同じ、わかりやすい気持ちいい作品になってます。 少し前に文庫化の「SOSの猿」は、モヤモヤしてわかりにくいですがw (井坂作品って、2種類に分ける方多いですが、これは初期の楽しい方ですね) 内容は、短編5本(溝口、岡田コンビの話) ・残り全部バケーション ・タキオン作戦 ・検問 ・小さな兵隊 ・飛べても8分(書下ろし) ※文芸誌からの短編も単行本化にあたり、修正されてます 「離婚する家族3人の別れの場面から始まり、物騒な仕事をする2人(溝口、岡田)も別れの話」の 残り全部バケーションからスタートです。 物騒な男、溝口。素直で子供なような岡田。 井坂さん得意の、独立したストーリ、前後する時間軸。各ストーリーからラストストーリーへ。 各人物のイメージが、話が進むにつれて変化していくのが楽しいです。 タイトルになっている「残り全部バケーション」を読んで、楽しければ、ぜひエンディングまで読んでください! 「ホッ」とし、「ドキドキ」もしましたが、 そうくるのかーと「ニヤリ」としてしまいました。 でも、どう受け取ればいいのか、まだ考えてます。(誰かと、エンディングについて話をしたいw) 短編として、好きなのは「残り全部バケーション」と「検問」 「検問」は、溝口、太田 コンビ。それに女性。 検問通貨後、3人がトランクの札束を発見。 どうして検問通過できたのか、なぜトランクに札束があるのか??? そして3人の関係と、目的から結論へ。 ※岡田は、魅力的なキャラクターでした。 世界を救えるとも、目の前の問題を解決できるとも、思ってないですが、 「なんとかならないかなー」ぐらいには考えてる姿は共感してしまいます。 | ||||
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伊坂幸太郎は こうじゃなきゃ♪ 『死神の精度』『チルドレン』『終末のフール』『バイバイブラックバード』等 伊坂の書く、一連の連作短編が好きな方なら読んで満足すること間違いなし!! 伊坂ファンなら間違いなく、映画のラストシーンの様なエンディングにニヤリとする筈♪ 溝口&岡田コンビの活躍に刮目せよ!! | ||||
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