■スポンサードリンク
生きるぼくら
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
生きるぼくらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 41~60 3/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実は初めて読んだ作品は「本日はお日柄もよく」でして、この作品はその系統のハッピーエンドシリーズと思います。美術シリーズも好きですが、心が疲れてる時はこのハッピーエンドシリーズが温かい風呂よりも癒しになりますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
素直に読める心温まる作品です。世の中みんな、蓼科に住む人のようであれば、どれだけ生き良いか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公が引きこもり?ご都合主義の展開を予想してたけど、全然違った。 甘くないけど、希望はある、そんな感じ。 最後に謎が解けて・・・。 泣けてきたよ。 読んで良かった。 感動をありがとう。 「お前も頑張れよ!」 と背中を押してくれる、そんな小説。 原田マハ、 また読んでみたいな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良い本です。 厳しさに直面したコ達の力強さを取り戻していく姿がいきいきと描かれています。良いトコロ、苦手なトコロのある等身大の登場人物達が、読み進むうちに力強さを分けてくれます。山里のゆっくりとした時間や風景も心を休ませてくれます。気の許す仲間に勧めたい本です。タイトルとは裏腹にユーモアも有り、どんどん読み進めます。 序盤の布石が読み進むにつれて繋がって、美しく力強く爽やかに結んでいきます。素敵な作家さんだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はこの作品に24時間テレビのような気持ち悪さを感じた。 大衆にはこれをみせておけば感動するだろうみたいな、安易な感動物語り。 泣かせよう、感動させようと意図している感じだ。 それを感じた瞬間何かが冷めた。 この作者はいじめられたこともなく、社会からはみ出したこともないのだろう。 当事者でないものが社会不適合者を描くと、このように描かれるのか。 物語の展開と人物像にリアリティがなさすぎて おばあちゃんは良いことをいっているのにまったく心に響いてこない。 雑にまとめるとこの作品には嫌悪感しか感じなかった。 でもある意味、感想を書かせるほど私の中をザワザワさせる作品だったので 強く印象に残るものとなるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良かったです。 時間を忘れて読んでしまいました。 池に行きたくなります | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原田マハさん15作品目。 私も実際に引きこもっていた時期があります。家の中で1人でいることで社会から遠ざかっていく漠然とした不安みたいなものは、主人公の麻生人生くんと同じだなぁと感じました。 原田マハさん、蓼科に家を購入しただけあって、茅野駅、蓼科、八ヶ岳の描写がさすがですね。御射鹿池のなんとも神秘的で荘厳な雰囲気がよく伝わってきました。実際、山道は鹿がたくさん出没しますしね。 引きこもり、離婚、いじめ、認知症。現在の日本の社会の問題点を複数扱っているにもかかわらず、読んでいて苦しくならないのは、作品の中で人生くんを取り巻く、多くの明るい人たちが皆、励まし合い、支え合っているからではないでしょうか。 米作り、私もやっていますが、自然農法のやり方は初めて知りました。土をいじるのはいいですよね。大地から力をもらえますもん。 とにかく、心が温かくなる一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自閉症の少年が祖母の自然農に近い米つくりに惹かれ学び、生きる力を取り戻し行く過程が良く綴られていて、 農の持つ自然と力がしっかり引き出されていると感心しました。著者の作品は初めてでしたが、本来の美術界での数々の著作からは見受けられない異分野の作品(?)ながら、農・農の心を認識せず否定する友人・諸兄に、紹介をしているところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原田マハさんの人生再生作品です(^-^*)/ 素晴らしい感動作品で、それぞれが見事に助け合いながら人生を再生していく様が見事でした! また舞台が、長野県の中央区の蓼科という事で、景色の綺麗さに癒されたりするシーンもありますが、 僕も5年前に移り住んだ長野県の南で、景色の綺麗さに未だに感動して幸せを感じるので、共感出来て良かったです♪ また、三人が農業=米作りを始めて未来を切り開く展開も良かったのですが、 主人公が『(コンビニもなくて不便だけど)ド田舎のスローライフ万歳!(かつてはネット中毒だったけど)もうネット交流はどうでもいい。リアルな人間関係万歳!』と結ぶ点は微妙かなと思います。 僕も今の住まいの(特殊な土地形状から産まれる)田舎ならではの景観に幸せを感じていますが、同時に図書館ネットワークの利便性&図書館や本屋へ近いという利便性&商業地区が纏まっている買い物の利便性があるからこその、絶対的な幸せなので、 読者=読書好きに(本屋も図書館もない)『スローライフ万歳!』と結ばれても説得力を感じませんし、 ネットに関しても読書交流や読書情報を得られる点で重宝してるので、必要不可欠な生活要素故に、必要なしみたいに結ばれても同じく説得力を感じません。 その結びだけが違和感を感じましたが、作品自体は見事な感動に彩られた人生再生作品であり、原田マハさんの美術系じゃない作品を初めて読みましたが、見事に素晴らしくて流石だなと思いました(^-^*)/ 田舎の人生再生作品としてオススメです(^^) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
数年前タイトルに魅かれて読んでました。行動を起こせば出会いやきっかけ、様々な出来事が生まれる。人生に意味を求めるような、自分たちは生きてるんだなって感じるような。この本を読んでから不思議と生き方が変わった気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひきこもりの、主人公がたくさんの方から、家族から愛情をもらい新たな人生という道を切り開いていく物語でした。 生きる事は素晴らしい、と言わせてくれるような内容です。自分の人生と重ねてしまう部分もいくつかあり、この本にだんだん吸い込まれていくような気分でした。心温まる作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原田マハさんを読んだ1冊目がこの書でよかったです。 温もりいっぱいの物語。話の展開にも感情移入をしながら読めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく親に謝りたい人、とにかく泣きたい人、人生に疲れた人、きっと何か温かいものに触れられるはず。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どの本を読んでも心に足跡を残してくれる原田マハさんが書いた、ひきこもりを主人公にした小説ということで早速購入。 実際にひきこもりの方を取材したのだろう、特に語尾が「・・・っす」のような遠慮がちな言葉づかいには共感した。 なるほど、読んでいて涙が出る本作は物語として充分である。何もかもが美しく良く出来ている。そして、出来過ぎているのである。 面倒見がよく、類まれなる知識と適切な語彙で諭し、導いてくれる志乃さんのようなひとは奇跡の存在に近い(っていうかそんなひとはたぶんいない)。弱みにつけこみ社会に出る練習といってタダでボランティア作業をさせてあとはフォロー無しだったり、時間つぶしのおざなりのカウンセリングをするだけで具体的なアプローチや提案は皆無の相談機関が非常に多いのが現実である。 ひきこもりにとっては、絶望感や精神的な弱さや恥ずかしさから、ハロワにいったり、職業相談に行くのはとても勇気のいることであり、ここで何とかしたいというすがるような気持ちで一念発起していくものである。しかし、上述のような対応にあまつさえ「どうしてもっと考えて今まで行動しなかったのか」と説教されても無意味どころか不安と恐怖と絶望が残るのみである(事実だろ、甘えるなという批判は事情を超えて甘んじて受けねばなるまい)。 ひきこもりには、コミュニケーション能力も人並みにあり(あるいは「あった」)、責任感も過剰なほどあり、物事を過剰なほど深く考える者も少なくない(ましてや上述のように相談にいく者ならなおさら)。そのような性質と空白の時間によって思考をコジらせてしまっているだけで、機会を与え、一定期間フォローしてやると、その後、人並み以上に一生懸命に働く者も多いのではないか。この点、人生が収入のある職業を信頼できるひとに紹介してもらい、懸命に働く姿を言葉できちんと評価してもらっていることは幸運でありヒントである。しかし、これも行き過ぎた個人主義がつくる形骸化した社会の現実中ではきっと理想や甘えになってしまうのだろう。 純平についても考えせられた。ネットの時代になり、現実的で結果を重視する原理主義や正論といったバッサリとした概念をみることが多くなった。その結果、「勝ち組」「負け組」「格差」といったトゲ丸出しの言葉が横行している。頭デッカチの上滑りした価値観が横行し、これに毒されるあまり、地に足をつけて真剣に誠実に生きることが根底では軽視されていないか。そう考えたとき純平の恐怖や不安が私にもわかるような気がするのである。物語とはいえ人生が純平に対して継続的なアプローチをしてくれて本当によかったとも思う。しかし現実にはこれも理想であろう。 志乃さん・田畑さん・マーサさん等々、知識・感性共に豊かで、それを表現する言葉をもつひとが導いてくれて、優しい地域社会と共生し、ツンデレのかわいいヒロインまで現れて心が通う・・・こんな理想はひきこもりには絶対に訪れないことを知っているので、この本を読むと私は感動すると同時に、複雑な暗い気持ちにもなってしまうのである。 最後に、私は巻末の「解説」も本の一部だと考えているので感想を記載しておきたい。物語部分を涙あふれて読み終えた後に、あの解説には一気にシラけさせられた。半分は筆者とマハさんとの親交を記載しているので解説としての内容が薄い。もう半分には物語の解説のようなものがあるが、個人の感想を否定するわけではないけど、作中にギャグらしいギャグなんてあったかな?それに、筆者が死ぬのが怖くなくなるのは自由だけど、そこか・・・?この本のキーはむしろ「生きる力」なんじゃないの?と違和感アリアリ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近、色々なところで評判を聞く【原田マハ】さん。ずっと読みたいと思っていて、読みやすようなコチラから手を出しました。 途中、ホロッとくる所もあり、おばあちゃんのキャラ、人柄も凄くいいのですが、何もかもが上手く行き過ぎ感、だけはどうしても否めません。 まぁそこはフィクション、小説です。映画等にしたら面白いと思います。読んだあとの気分は良いです。主人公が高校で受けるいじめの描写がリアルでしたが。 今同じ作者の『旅屋おかえり』も手元にあるので読むのが楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今の少しだけ寂しい世の中の縮図がこの一冊を通して観れたような気がした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
心に深い傷を負っている人間に「ほら、こんなによいことがあるよ!」と言いながらこの本を勧められるだろうか。 主人公は学生時代にひどいイジメを受け、その恐怖から立ち直れないまま引きこもりになってしまった。 何年も自分の部屋で過ごし食生活も睡眠時間もメチャクチャ。一緒に暮らしている母親との会話もない。 孤独のど真ん中に主人公はいる。 そんな人間が、母親の家出をきっかけに祖母の家に出向き、人と人との絆を深め、稲作を通じて生きている感覚を取り戻していく。 タイトルの「ぼくら」には家族、知り合い、さらに自然までもが含まれる。 自分の内部にある良い部分が加速度的に花開いていく。 そんなお話。 最後まで読んで思ったのは、この主人公が何年もひきこもってたなんて到底考えられない、ということ。 設定こそ悲惨なものにしてあるが、その言動はまあ普通の青年。 どうしても違和感を感じてしまうし、ドストエフスキー『罪と罰』の主人公の言葉をかりれば「ぜんぜん自然じゃない」。 強引なストーリー、安直な設定、一面的な人物描写。 これは心に深い傷を負った人間の話ではない。 読んでいる人を感動させたいがために、みせかけの傷をつけているだけ。 バイトもしないでブラブラしている青年が主人公であったら、もう少しすんなり話に入れたと思う。 しかしこの主人公は違う。本当に苦しい思いをしている(はずの)人間だ。 そんな人間の心の中はどんな風になっているのだろうか。 刻みつけられた深い傷はこうもたやすく癒されるのだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
孤立から抜け出して自我に目覚めて行く人生君とつぼみちゃんは大好きなマーサばあちゃんの蓼科で生きる喜びを知る。生きることの悲惨などん底を味わったからこそ挑めた新世界でマーサばあちゃん、志乃さん、タバさん達や七人の神様に出逢い、同化して生きて行く心温まるストーリー。 口説こうともせず読者を自分の世界に付き合わさせる、(実は初)原田マハだが、著者のさりげなく美しい筆力に完全に惚れちゃいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
農村の風景が目に浮かび、読むたびに癒される。 過酷な経験をした主人公を取り巻く農村の人びとが素敵。 電車では読めません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この方の本は2冊目。カフー・・が合わなかったのですが、人に薦められて読んでみました。行く先々善人ばかり。予定調和。 捨てた母に恨み言は言っても、何も言わずに居なくなった父親には悪態一つ無かったような? その父親も、死ぬ間際に人の名を語り、音信不通にしていた手紙を出す?責任転嫁としか思えない。あり得ない。一番大変だったのは母親だったろうに、いつ迄も携帯代金と部屋代も払ってもらったまま。不快でした。 きれいにまとめていることで星2つ。 一昔前の、小中学生向けの少女漫画の印象でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!