■スポンサードリンク
残穢
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
残穢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 81~100 5/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
パンチのあるキャッチコピーに、背筋がゾーッとするようなホラーを期待して購入したのですが、この本怖いですか?いくら待っても怖いシーンが訪れないので、、読み進めるのが苦痛になりました。死んだ人にいちいち「あーだこーだ」と理由を付けていたら、死者の霊魂でパンク状態です。もうこの手のホラーは古い感じがします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
余りにも・・つまらん。 一体いつまで我慢して読み続けたら怖くなるんだろうと、最後まで頑張ったが… そのまま終わってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラー小説家である主人公のもとに送られてきた怪談話。内容はリビングの後の和室でさっさっと 擦るような音がする。それを発端に2001年から2008年まで7年も費やして大の大人が寄ってたかって 調査をする。 よくもまぁ仕事もあるのにマンションや団地の住人はおろか、土地の歴史を調べると嘯いてまで 過去に住んでいた人や知人、寺の住職や神社の管理者、以前建っていた家や工場の長屋の住人を 大学の後輩や先輩の作家も巻き込んで調べ上げて分かったのが、首を吊った女、嬰児殺し、 精神異常の男、炭坑で死んだ人々、およびそれに関するであろう現象。 登場人物は色々あったけどみんな元気です。終わり。 図書館で借りて読んだのですがお金を出して読んだならそちらの方が恐怖ですね。 他のレビューでヤマはあるがオチは無しとありますが、ヤマもありませんよ。 近所に住む○○さんの証言、以前住んでいた△△さんの証言、古くからその土地を 知る××さんの証言とどんどん年代を遡る。 それが最初から終わりまで延々と続く。だらだらした文章で中々読み進めない。 半分まで読んで飽きてどうしようもなかったが、最後は何かどんでん返しがあり 大変な恐怖を味わえる……そう期待して最後まで読んで裏切られた。 元凶は明治から大正時代に九州某所にあった炭坑であると推察される。 だがその話を聞いたり読んだりするだけで祟られるそうだ。だから詳しくは書けない。 興ざめである。 それなら最初から書かなければ良い。書くなら腹を括って書くべし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小野不由美より心霊現象の描写が上手い作家がいるだろうか。 晴着の女、赤子、謝る男性などなど、もうとにかく怖い。こんな現象が 我が家で起こったらどうしようと息をつめて読んでいく。 恐怖は209p前後、ある登場人物により「語るだけ・書くだけで障りがある ヤバイ怪談もある」と示される点でピークに達した。 が、それ以降が怖くない。あれよあれよという間に、読者の想像力の風船も しぼんでしまった。 怪奇現象の原因を、当初の舞台から遠く離れた一家に求めてしまうのは 怪談として少々飛躍しすぎていると感じてしまったからだろう。 怪異は時を越える・怪異は場所をこえる(人や物を介して移動する)、 この二つの条件に納得できても 両方同時におこるとなんとなく「胡散臭い」「こじつけっぽい」と思ってしまうのだ。 著者ならこの飛躍をうめ、読者を納得させる力技も持っていそうなのだが ここではあえて封印されているのか?なぜこのようなラストにしたのか疑問が残る。 また、登場人物が多いこと、同じ場所を巡って時代が前後することなどで 頭の整理をするのが大変なこともマイナス点の一つ。 営繕かるかやさんの方が余程面白く、怖かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
明確な落ちがない。読み終えて、で、結局、何が言いたいの?と不完全燃焼でした。時間を返してほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
熱帯夜にどうぞ何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢れ」となり、感染は拡大するというのだが、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編土地の歴史をたどる事故死ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢れ」となり、感染は拡大するというのだが、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編土地の歴史をたどる大風呂敷でなんかどうなのよねとにごわされる事故死自殺殺人嬰児殺がおきた土地の上のマンションのお部屋で起きる怪異現象大風呂敷でなんかどうなのよねとにごわされた | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
描かれる怪異が、基本的に記録に書かれたものからの想像や人づての話だったりするので、全く恐くなく退屈です。 人間ドラマが省かれている点も物足りなさに拍車をかけているし、膨大な量の人名もかなりややこしい。 無惨な死に方をした者の怨念、本書でいうところの穢れが相手を選ばず感染し拡大していくという、どこかで聞いたようなこの設定。 これだと、現代の交通事情を考えれば当然海外にも広がっていく事になるし、日本だけで起こっている現象でもないはずなので、海外で発生したものが日本にも入って来るでしょう。 しかも、仮に人類が誕生して以来続いているものだとすると、自殺、殺人とは桁違いの無惨な大量死が発生する戦争も数限りなく起こっているので、地球上のあらゆる土地がこの穢れに汚染されているという事になります。 広島、長崎、東京などは、人も寄り付かない荒れ地になってるいるのではないかと。 発想が飛躍しすぎているかもしれないけど、一度こう思ってしまうと、ドキュメンタリー形式がかもし出していたリアリティーがとたんに姿を消してしまうのです。 率直に言って、山本周五郎賞受賞作の冠に値する作品ではありません。 もし、他にこの賞にふさわしい作品が無かったが故の今回の受賞だとしたら、日本の文学界の現状に不安を覚えてしまうのは自分だけでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
349ページの長編怪談。七年間の取材をもとにした、ドキュメンタリー風小説。あるマンションで起きた怪奇現象の謎を追う話である。 タイトルの「残穢」とは、無念のおもいを残した死の穢れが一定の場所にとどまることを指す言葉だ。そして、その穢れは、日本古来から「触穢」といって伝播するらしい。なんでも『延喜式』にも載っているそうだ。この穢れが伝播するという考えによって、マンションで起きた怪奇現象の原因が、そのマンション以外の場所から由来したことがわかった。 しかし、この死の穢れの伝播という考えを認めてしまうと、人身事故にあった電車に乗っている人は全員死の穢れを被り、その人たちが会社や学校に行くとそこが穢れてしまうことになるし、人身事故にあった電車が走ると、事故があった駅だけではなく、路線の駅が全部穢れてしまうことになる。そういうことを考えただけでも、穢れの伝播である「触穢」という概念は、古代の人々の移動範囲が狭かった時代の考えだということがわかるだろう。 解説によると、穢れやあるいは恐怖の伝播というテーマは、『呪怨』あたりから、Jホラーに取り入れられたらしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューを見て購入しました。 夜中に読んでても怖くないどころか、、、 つまんなくて、何度も寝てしまった(-_-;) 定価で購入していたら、暴れている所です(^_^;) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
死のケガレには強弱があり、強いケガレは人間やもの(家屋や刀)にくっついて強力に伝染するという本作の基本コンセプトは面白い。怪談体験の手紙を送ってきた女性読者と恐怖の怪奇現象の原因を探っていくなかで、著者はこの原則を確認する。 そうして因果をたどり、時代を遡り、著者は最終的にある地方のある一族に起きた陰惨な事件に行き着く。 しかし、その地方在住の作家が登場し、「こちらでは有名な話なんですが、ヤバすぎてそれについて書くことは封印されています、タタリがうつります」と言われたところで、物語を中途半端に終わらせてしまう。大半の読者が「ここまで引っ張ってきて、それはないだろう」と思ったのではないか。 ところで、本書にはレビューがたくさんついているが、ざっと見たところ誰も野坂昭如の小説「骨我身峠死人葛」との近似に触れていないのが不思議だ。単に気づかないだけなのか、それとも・・・ 触れるのはタブーなのか? 「骨我身峠」は、ある小炭坑のオーナー一家が因縁に導かれるように滅んでいく過程を描いた悪夢のような物語だが、たぶんモデルとなる一家・事件があり、野坂はそれに取材してフィクション化したのだろう。地獄を思わせる内容のおぞましさからして、元の事件の奥深さもかなりのものだったと想像される。 「残穢」の描写から判断すると、著者が最後に行き着いたのは「骨我身峠」と同一の場所・一族・事件だったのではないか? この推測が当たっているなら、封印を破り書いたときのタタリは酷いものになるだろう。著者の筆が鈍ったのもわかる気がする・・・ と言いたいところだが、野坂は書いたのだ、著者にも最後まで書いて欲しかった。 一体そこで何があったのか、書いて読者を震え上がらせて欲しかった。 本作をホラーネタの集積に過ぎないと思った私の評価も、それなら違ったはずだ。それとも、これは私の思い過ごしに過ぎないのか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は小野不由美の大ファンで彼女の本はマイナーなゲームエッセイも含めてすべて持っている。 どの本も面白く私の宝物です。 しかし、それでもこの本はおもしろくない 面白く無すぎて全部読めなかった 小野不由美にも外れがある | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少しも怖くなく話が終わってしまった。なんだ、これ?と言う感じだった。 山本周五郎賞を受賞しているらしいが、たぶんもっといい作品あったはずだ。授賞理由がわからない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつか大きなオチがあるんだろうと思いましたが…残念すぎます。ひどいです。 しかし相変わらずの丁寧せ分かりやすい文章はさすがです… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は、著者:小野不由美女史のファンでもありませんし、作品を読んだ事もありません。 言える事は、「山本周五郎賞」のファンであり、受賞作は、ほぼ読破しています。 この賞を受賞した作品には、読み応えのある名作、良作が多いです。 たとえば、「エトロフ発緊急電」佐々木譲の手に汗握るスリルあるスパイ小説。 「砂のクロニクル」船戸与一のグルド人の民族性を賭けた戦いの無常。 「火車」宮部みゆきの近年の推理小説史上の名作。など、など、 ですが、「残穢」は、土地に交わる、因縁因果、穢れが、何代にもわたり、禍を齎すという 話であり、ドキュメンタリータッチで描かている点が恐怖ではあるのですが、、、、、。 だから、、、、?と感じてします。 恐怖の本体に迫るものは、霧の中、実際にある恐怖や因縁話は、この小説のとおりだろうと 思いますが、小説として仕上げるのであれば、やはりこのラストでは、不消化です。 逆に、モデルになる話があるのであれば、実録ルポでその話を仕上げてた方が、遥かに恐怖です。 フィクションで書く以上は、同じ山本周五郎賞受賞作「ぼっけえ きょうてん」岩井志麻子女史 の作品の方が、作品としての恐怖度が強いですし、読み物としての完成度が高いと思います。 「残穢」は、今までに無いタイプの恐怖小説である事は間違いありませんが、、、、、、。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューを参考に鬼談百景と一緒に読みました。 二冊とも途中で居眠りしてしまいました。 面白いとも、怖いとも思わないのは歳のせいかな。 鬼の方は子供の頃、今時分、わんさかこの手の話を読みました。 残穢も単調で、この本を側に置きたくないとある作家が言っていましたが 本当??にそう思うのかしら。 ああ、年を取ったなと実感する二冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先に率直な感想から。 「小野先生の名前で出版する意味があったのでしょうか?」です。 内容はルポ風で、怪奇現象が起こるのでは?と言われている部屋の由来をしらべ、 それが伝播したり周囲に影響を与えている可能性を探って調査を進めてゆく、というものです。 ところどころに穢れの原因と思われる事象に対する考察がちりばめられ、一般のホラー小説のように 恐怖演出をしている部分は皆無と言ってよいでしょう。 「気にするならば気になる」程度の事象の不気味さを、だんだんとにじませてくれる作者の文章力は流石ですが、 読後の感想としては「うーん、ものたりない」です。 印象としては薄い作品となっているのでは無いでしょうか? 十二国記の続編を希望しているうちに、小野先生の新作発表キャンペーンみたいなもので紹介されていたので 衝動買いしましたが、この内容なら買わなくてよかったかなぁ。残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
穢れが伝播するって事で登場人物が多いのでしょうが、他のレビューにもあるように 顔のわからない人物が多すぎて、あの人が死んだ、殺人事件を起こした、行方不明になった とか言われてもさっぱり怖さが解りません。結局祟りのある土地に住んでいても 感じる人は不幸になるし、感じない(無関心な)人は幸せに暮らしている。 まあ作り話として不幸になってる側ばかり追えば、穢れに関係なくてもホラー的要素な 話は書けるわけで。たぶん何かいるとビクビク神経質になってる隣の部屋には酒飲んで お笑いを見てガハハ!と笑って生活してる人もいる訳で。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューがとてもよかったので期待しすぎました。 どこどこの隣は誰々さん、その後ろの誰々さん・・・ いったい何人の顔の見えない名字が出てくるのでしょうか? 後ろを読み返してもいったいそれが誰なのか?・・・これはストーリーに必要な流れなのか? イライラを抱えながらも、いつかは物語に引き込まれる時が来ると期待して読み進めましたが最後まで残念。 時々織り込まれるミニ知識コーナーのような描写も唐突で退屈でした。 1600円の価値は全くなかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待ちに待った新作。期待してわくわくとページをめくりました。 まるで作者、小野さんの実体験なのかと思わせる手法や、滲む様な不気味さや、太刀打ちできない、解決しきることのできない現象、示現。 それなりに読み応えのある作品だと思います。 ただ、自分としてはすっきり感のない読後感に不満が残りました。残念です。 すっきりしなくても満足する作品もあるので、不満が残るのは、上手く言えませんが期待はずれの部分が大きかったのかもと思います。 ただ、事実を淡々と重ねた。こんなことを調べて突き止めていきました。と言った報告書を読んでいるような作品は好きな人は好きなのかもしれませんが、自分は物語に入り込み、恐怖を味わったり、恐ろしさを感じたりといったどきどきを求めていたので、残念な結果に陥ったのだと思います。 登場人物が冷静すぎたのかもしれません。 解決しきることが出来ず、原因はこれだったんだ。大元はこれだったのだと解明できない、しないならしないでも良いのですが(それもひとつの手法だと思います)解明されないことに仕方ないなと納得できるだけの臨場感が欲しかった気がします。 小野さんの次回作を期待したいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待ちに待った小野不由美さんの新刊!・・・とわくわくして予約したのだけど。実話(?)のせいか淡々としていて物足りなかった。常ならば惚れ惚れする美しい風景描写もあまりなく、これまでの重厚な作品を期待していた1ファンとしてちょっと期待外れ。次作はぜひこれまでのような長編を待ち望みます | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!