ザ・ロード

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ザ・ロードの評価:

4.15/5点 レビュー 73件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 1〜20 1/5ページ
No.90
(5pt)

生きるよすが

核戦争があった後であるのか、文明の崩壊し人類の数多が死滅し荒廃した世界を父と幼い男の子は旅、いや、流浪する。海へとむかって。みずからを火を運びもの、善きものと見なし。それは子を励ます父との創作であるわけだが、それは創作とばかりも言えず。言えず、というのか、そういう創作は、人にとって必要不可欠なものであり。宗教が生まれたこと、宗教のうすれた後に代わるものがでていること等思い併せれば自明なことだろう。もしくは「越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容げて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。」SFだとかエンターテイメントで馴染みのある設定だが、かつハードボイルドのように心理描写がほとんどないにも関わらず、紛れもなく純文学。叙述が的確で彩りがあり独創性があり、うつくしい。激しくはないものの、しみじみと感動のわく。それは生命の瀬戸際であり、父と子ふたり旅、ということによるものだろうか。上質なロードムービーを観るような心地を堪能できた。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.89
(5pt)

生きるよすが

核戦争があった後であるのか、文明の崩壊し人類の数多が死滅し荒廃した世界を父と幼い男の子は旅、いや、流浪する。海へとむかって。みずからを火を運びもの、善きものと見なし。それは子を励ます父との創作であるわけだが、それは創作とばかりも言えず。言えず、というのか、そういう創作は、人にとって必要不可欠なものであり。宗教が生まれたこと、宗教のうすれた後に代わるものがでていること等思い併せれば自明なことだろう。もしくは「越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容げて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。」SFだとかエンターテイメントで馴染みのある設定だが、かつハードボイルドのように心理描写がほとんどないにも関わらず、紛れもなく純文学。叙述が的確で彩りがあり独創性があり、うつくしい。激しくはないものの、しみじみと感動のわく。それは生命の瀬戸際であり、父と子ふたり旅、ということによるものだろうか。上質なロードムービーを観るような心地を堪能できた。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.88
(4pt)

子連れ狼×少女終末旅行=親子終末旅行

おそらく終末戦争が起きて荒廃し草木も枯れ寒冷化が始まった世界を舞台に、暖かい南を目指して、荷物を詰めたショッピングカートを押しながら旅する父子の話。

生き残ったわずかな人間たちは、ある者たちは武装した強盗団となり、ある者たちは人間を文字通り喰らうようになった。
そんな世界をふたり孤独に旅する親子。

自分たち以外は信用できない、とかたくなに説く父
世界が崩壊してから生まれたのに人を信じたいという子
親子の目的である「火を運ぶ」とは……?

淡々とした文章とは裏腹に以外と飽きが来ない。
ただ取り扱うテーマが重たいので元気な時に読まないとまずいです。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.87
(4pt)

子連れ狼×少女終末旅行=親子終末旅行

おそらく終末戦争が起きて荒廃し草木も枯れ寒冷化が始まった世界を舞台に、暖かい南を目指して、荷物を詰めたショッピングカートを押しながら旅する父子の話。

生き残ったわずかな人間たちは、ある者たちは武装した強盗団となり、ある者たちは人間を文字通り喰らうようになった。
そんな世界をふたり孤独に旅する親子。

自分たち以外は信用できない、とかたくなに説く父
世界が崩壊してから生まれたのに人を信じたいという子
親子の目的である「火を運ぶ」とは……?

淡々とした文章とは裏腹に以外と飽きが来ない。
ただ取り扱うテーマが重たいので元気な時に読まないとまずいです。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.86
(4pt)

切なく美しくツラい

自分が娘と旅をしているような感覚になる。絶望の中、たまに生き延び、でも確実に衰弱していく。読むのがツラくなるが、読み進めずにはいられない。グッと心を握られた。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.85
(4pt)

切なく美しくツラい

自分が娘と旅をしているような感覚になる。絶望の中、たまに生き延び、でも確実に衰弱していく。読むのがツラくなるが、読み進めずにはいられない。グッと心を握られた。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.84
(5pt)

信じられない作品

真の芸術は現実の時間と空間を忘れさせてくれるように、この本は本当の天才によって書かれたように思います。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.83
(5pt)

信じられない作品

真の芸術は現実の時間と空間を忘れさせてくれるように、この本は本当の天才によって書かれたように思います。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.82
(3pt)

化ける可能性を秘めている

当初、この作品を読み進めていく中で「世界観」がうまく描けていないように思われたので、非常に気を悪くした。
とりわけて、SF小説的にも映画的にも印象的な出来事がない中で、
次々と食料や物資を“補給できているところ”が余計つまらなさに拍車がかかり、
また自然描写が極端に少ないところ、現在地や時間性が削ぎ落とされているといった不自由の中、
決定的なのは訳者の力量不足、著者本人がどれくらいこういったSFの知識と技量を持っているのか
全く不明瞭なところが随所に見えてきたので、この作品との付き合いをやめてしまおうかと思った。

しかし、最後で父が亡くなるところを見ると、
急にヒトの親としての情緒が生まれ出し、乾いた涙が出てきた。
そこから作品を振り返るに、ショッピグカートというヴィークルに親子が乗り、
「善なるもの」という「火」を荒廃した灰色の極寒の地から“南へ”運ぶ直線的な動線が
なんとも言えず、これは文学的なものに成っているのではないか?と
ぐぐぐっと存在感が増してきた。
運命共同体という中での善なるものを求めての旅。
息子に現実を教えなくてはならない、あるいは見せたくない、
しかし最後は守らなくてはならない父親の背中。
おそらく太陽が出ていたころの青葉茂る頃の大地と空を知らない
善なる心を持っている息子の存在は子連れ狼を例に出すまでもなく、十分文学的である。

ただ、惜しむべくはそこまでの世界観と導線を読者に埋没させることに、
この著者と翻訳者は成功させることができたのか?という一点に尽きると思う。
描き方と舞台の演出、会話の構造やちょっとした過去について、、
これらの提示が足りてなかったことに非常に惜しまれるし、残念に思われた。
また、これが外国小説初めての方や名称や書店での売り込みについ購入してしまった読者諸氏には
ハードルが高かったのではないだろうか?

映画もあるようなので、機会があったら観てみたい。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.81
(3pt)

化ける可能性を秘めている

当初、この作品を読み進めていく中で「世界観」がうまく描けていないように思われたので、非常に気を悪くした。
とりわけて、SF小説的にも映画的にも印象的な出来事がない中で、
次々と食料や物資を“補給できているところ”が余計つまらなさに拍車がかかり、
また自然描写が極端に少ないところ、現在地や時間性が削ぎ落とされているといった不自由の中、
決定的なのは訳者の力量不足、著者本人がどれくらいこういったSFの知識と技量を持っているのか
全く不明瞭なところが随所に見えてきたので、この作品との付き合いをやめてしまおうかと思った。

しかし、最後で父が亡くなるところを見ると、
急にヒトの親としての情緒が生まれ出し、乾いた涙が出てきた。
そこから作品を振り返るに、ショッピグカートというヴィークルに親子が乗り、
「善なるもの」という「火」を荒廃した灰色の極寒の地から“南へ”運ぶ直線的な動線が
なんとも言えず、これは文学的なものに成っているのではないか?と
ぐぐぐっと存在感が増してきた。
運命共同体という中での善なるものを求めての旅。
息子に現実を教えなくてはならない、あるいは見せたくない、
しかし最後は守らなくてはならない父親の背中。
おそらく太陽が出ていたころの青葉茂る頃の大地と空を知らない
善なる心を持っている息子の存在は子連れ狼を例に出すまでもなく、十分文学的である。

ただ、惜しむべくはそこまでの世界観と導線を読者に埋没させることに、
この著者と翻訳者は成功させることができたのか?という一点に尽きると思う。
描き方と舞台の演出、会話の構造やちょっとした過去について、、
これらの提示が足りてなかったことに非常に惜しまれるし、残念に思われた。
また、これが外国小説初めての方や名称や書店での売り込みについ購入してしまった読者諸氏には
ハードルが高かったのではないだろうか?

映画もあるようなので、機会があったら観てみたい。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.80
(3pt)

翻訳が酷く読みにくい

ポストアポカリプス系のSF小説が好きなので期待して本書を取った
小説の内容はとてもよかった。荒廃した世界を乗り越えようとする二人の親子の信頼と愛情を描いた物語は読んでいて心地よかった

しかし、翻訳がとにかく癖があり、Google翻訳ばりの違和感が残る文章だった。
dead treeを枯れ枝ではなく死んだ枝と訳しているのは酷すぎる。
原書の表現なのかもしれないが、「彼は死んだ枝を集め火を起こした」は訳がストレートすぎる
内容が良いだけに残念
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.79
(3pt)

翻訳が酷く読みにくい

ポストアポカリプス系のSF小説が好きなので期待して本書を取った
小説の内容はとてもよかった。荒廃した世界を乗り越えようとする二人の親子の信頼と愛情を描いた物語は読んでいて心地よかった

しかし、翻訳がとにかく癖があり、Google翻訳ばりの違和感が残る文章だった。
dead treeを枯れ枝ではなく死んだ枝と訳しているのは酷すぎる。
原書の表現なのかもしれないが、「彼は死んだ枝を集め火を起こした」は訳がストレートすぎる
内容が良いだけに残念
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.78
(5pt)

よそよそしい世界を旅する親子

灰で曇った空、冷たい雨と雪、薙ぎ倒された森、荒れた街、黒い海、溶けたアスファルトの道。この物語の世界の全てがよそよそしい。
そんな世界を善き者である親子が南を目指しひたすら旅をしている。
親子が安住できる場所はなく、常に飢えと寒さ危険と隣り合わせである。
このよそよそしく、タフな世界にあって、少年の底抜けの純粋さと、脆さの対比が印象的であった。
何故世界はこうも荒廃したのか、火を運ぶ者とは何なのか。想像力を掻き立てられる、素晴らしい作品であった。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.77
(5pt)

よそよそしい世界を旅する親子

灰で曇った空、冷たい雨と雪、薙ぎ倒された森、荒れた街、黒い海、溶けたアスファルトの道。この物語の世界の全てがよそよそしい。
そんな世界を善き者である親子が南を目指しひたすら旅をしている。
親子が安住できる場所はなく、常に飢えと寒さ危険と隣り合わせである。
このよそよそしく、タフな世界にあって、少年の底抜けの純粋さと、脆さの対比が印象的であった。
何故世界はこうも荒廃したのか、火を運ぶ者とは何なのか。想像力を掻き立てられる、素晴らしい作品であった。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.76
(5pt)

ロードノベル

序盤の装飾された文体による詩的な情景描写の連続は
このまま最後までこれが続くなら読みにくいなあとうんざりしていましたが、
この世界の設定に馴染み始めるころにはすっきりとした簡潔な文章になり、
気づいた時には物語にすっかり夢中になっていました。

親子以外の登場人物や視点が広がり始めると、
物語は断然おもしろくなっていきます。
「血と暴力の国」のような激烈さや鋭利な文体に比べるとはるかに読みやすいですが
やはりマッカーシーにしか書けない魅力がこの本にも詰まっていました。
すばらしい小説でした。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.75
(5pt)

ロードノベル

序盤の装飾された文体による詩的な情景描写の連続は
このまま最後までこれが続くなら読みにくいなあとうんざりしていましたが、
この世界の設定に馴染み始めるころにはすっきりとした簡潔な文章になり、
気づいた時には物語にすっかり夢中になっていました。

親子以外の登場人物や視点が広がり始めると、
物語は断然おもしろくなっていきます。
「血と暴力の国」のような激烈さや鋭利な文体に比べるとはるかに読みやすいですが
やはりマッカーシーにしか書けない魅力がこの本にも詰まっていました。
すばらしい小説でした。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.74
(4pt)

読む価値があります。

昔からSFが好きで良く読んでいます。これは核戦争の後、絶望の中を彷徨う父と子の話ですが子供の汚れないまるで天使のような性格が救いになっています。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.73
(4pt)

読む価値があります。

昔からSFが好きで良く読んでいます。これは核戦争の後、絶望の中を彷徨う父と子の話ですが子供の汚れないまるで天使のような性格が救いになっています。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261
No.72
(4pt)

荒廃した世界の一筋の希望

終始ほのかな絶望感を漂わす物語。
年齢を重ねるごとに味が出る小説である。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)より
4151200606
No.71
(4pt)

荒廃した世界の一筋の希望

終始ほのかな絶望感を漂わす物語。
年齢を重ねるごとに味が出る小説である。
ザ・ロード Amazon書評・レビュー: ザ・ロードより
4152089261