チャイルド・オブ・ゴッド
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
チャイルド・オブ・ゴッドの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代アメリカ文学の巨匠のひとりコーマック・マッカーシーが1973年に発表した中編小説。あるミステリー評論家が「犯罪小説史に残る大傑作」と絶賛しているが、その内容、文体などは好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思う。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
生家を追い出された天涯孤独の鼻つまみ者、27才のレスター・バラード。 町はずれの空き家に住み着いた彼はある日偶然に若い男女の死体を乗せた車を発見する。 これをきっかけにレスターは凶行と奇行に耽りはじめる。 コーマック・マッカーシーのなかでは珍しく短時間で読了でき、比較的にリーダブルな作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天才ってこういうことなんだと思う。 強烈に暗く恐ろしいほど暴力的でどこか牧歌的なアメリカの闇を描きながら、1行が全て詩でできている。 究極の美しさと醜さを両立して、しかも面白く読ませるなんてことができる人がいるなんて・・・ 貪るように全作品読んだけど、これが一番ベスト。 読んだことない人は、読まずに死ぬと後悔すると思う。 これは日本人には絶対書けない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公のバラードが悪行の限りを尽くすのだけれど、彼が茂みの中で、ひとり泣いている場面が出てくる。 マッカーシーは単に暴力的な描写だけを書くのではなくて、人間の深淵な魂を、アンビバレンツな感情を登場人物に持たせる。 でも難しいことは抜きにして、とても話が面白かった。 猿が頭に噛み付いてずっと離れないという話も最高だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他のかたも書かれてますが、森など自然の描写が美しいです。ただ自分の勉強不足ではありますが、読めない漢字が多く(普段目にしない漢字にもふりがながない。わざと?)雰囲気で読み進めた部分がもったいなかったです。 あとたぶん文庫化はないんじゃないかなーと思います。 万人には売れない小説でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
220ページほどで4時間くらいあれば読めると思います。 コーマック・マッカーシーの3作目1973年の作品です。 主人公はレスター・バラード27歳。幼児期に父親が目の前で首吊り自殺し母親は他の男と駆け落ちしました。 子供の頃から暴力的。家も土地も奪われ空き家や洞窟で暮らしています。 ツケで買い物し酒を飲みライフルを持って野山をさまよっています。 ある日車の中で死んでいる男女を見つけ女だけを担いで空き家にむかいます… コーマック・マッカーシーの中で一番の問題作です。 殺人や屍姦が描かれています。死体に買ってきた服を着せたり死体の下着や服を身につけたり倒錯した性の描写があります。 この本の中で小さな赤ん坊から若い男女まで9人ほど殺害しているようです。 そのような男ですが「おそらくあなたによく似た神の子だ」と書かれています。「人間てのは神様がつくった日からずっと同じ」だと。 映画化もされたようですが日本ではDVDとしても観れないようです。YouTube などで予告編は観れます。 コーマック・マッカーシーも現在84歳です。最近は新作も出てきません。長生きして多くの作品を生み出してほしいものです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 14件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|