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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全343件 321~340 17/18ページ
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I've read probably at least half of Agatha Christie's books, and this is definitely one I would recommend people to start with (along with The Murder of Roger Ackroyd). 10 people with 10 secrets to hide. Who is murdering who and why? As always, you'll be guessing and reguessing until the very end. Originally titled 10 Little Indians, this is a great mystery. | ||||
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無人島に閉じ込められた全くつながりの無い10人の老若男女が、次々と殺されていく。犯人は外部の人間なのか?それとも、閉じ込められた10人のうちの誰かなのか?バトルロワイヤルを思い出させる内容で、誰が味方で誰が敵かも分からないという人間の心理状況を細部まで見事に演出している。海外の作品であるため、慣れていないと最初は登場人物の名前が覚えにくいかもしれないが、すぐに慣れてくるため、それを不安に思う必要は全くないと思われる。登場人物のリストもついているので。注目のクライマックスは、ミステリーの常識をくつがえす一冊で、絶対に一読の価値アリ。 | ||||
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初めて読んだクリスティーです。この一冊で、クリスティーコレクターとなってしまいました。誰がつけた邦題か知らないけれど、とてもミステリアスなこの題名に惹かれ思わず読んだ本です。そして、この題名どおりミステリアスな内容のため、読み終えるまでは、本を閉じることができなかったのを覚えてます。「結末を見ないままだと、私もインディアンの呪いで殺される・・」と、真剣に思いました。殺されないまでも、夢でうなされることは間違いないでしょう。インディアンの歌のとおりに、人が一人づつ殺されていくのですが、それは暴力的な殺人でも、カルト的な殺人でもなく、呪いという超自然的な現象に感じられます。"人の手を越えた現象"という雰囲気がページ全体に流れており、読んでる間、恐怖が神経を突っついてました。肩をたたかれたら叫んだでしょう。もちろん、推理小説としても素晴らしい出来です。トリックは思わず見事、としか言いようがありません。トリックもストーリの読ませ方も最高。お勧め。 | ||||
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見事なトリック、巧みな展開と、面白くないはずが無い作品。最後の唖然とする結末は、アガサ・クリスティーの作品の中でもぴか一。息をのむラストシーンまで、退屈させられる事が無い。トリックとプロットのよさはさることながら、一人一人の登場人物の内面に迫る力量は凄い。外界から遮断された世界という設定と童謡の効果的な使用は、読む人を作者の作り出した世界に巧みに引き込んでいく。数多くの本格ものの推理小説の中で、この域に達したものは殆ど無いといえる。難点と言えば、犯人の動機に対する説得力ぐらいでしょうか。 | ||||
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アガサ・クリスティーのミステリー本です.陸から離れた孤島に男女10名がそれぞれの理由で招待され、やがて過去の出来事などが明らかになり、次々に殺人事件が起こっていくという内容になっています.私は近年のミステリーを読むようになってから、代表的な作家としての著者の名前を知ってこの作品を読んでみようと思いました.この作品を読んで思ったのはこの作品が以後の近年における他の様々な作家の諸作品の基本となっていることです.私はミステリーに特別詳しいわけではないので、この作品以前にも似たような設定のものがあったのかどうかはわかりませんが、有名な著書の代表作ともされているこの作品が世にあたえた影響はかなり大きいものであったと思います.近年の作品で展開されている内容などはこの作品を参考に考えられていると思えるようなものが多くあります.よって、ミステリーが好きな方は一度この本を読んでおくと、それ以外のミステリーの本を読んだときにも興味が持てる部分が増えるのではないかと思います.設定自体は同じような傾向の本がたくさん出ている現在では目新しいものではないのかもしれませんが、内容は非常に優れていると思います. | ||||
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この小説を読むと途中で止まらなくなる。サスペンスはこれまで読んだ事がないが、このサスペンスは相当な名作だと思う。 | ||||
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推理小説はほとんど読まない私だが、この作品は何度読んだかわからない。心理描写が秀逸で、追い込まれていく人間の心理に否応無しに引きずり込まれてゆき、登場人物とともに不安と恐怖を味わうことになる。犯人やトリックがわかってからでも、読めば必ず引きずり込まれる。トリックの是非ではなく、本編を貫く心理描写によってこちらまでが異様な心理状態に陥り、何度読んでもエピローグでは鳥肌が立ってしまうのだ。設定に多少無理があるかな、という点もないわけではないが、法では裁かれない殺人者は現代社会でもいるかもしれない。「いいよ」のひと言で人を殺すことができるのだとしたら。 | ||||
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ミステリー好きの人は誰しも読んだ事があると思いますが、この本のデザインを見ていると、もう一度買いたくなってしまいます。あまりにかっこいい。一冊持っている人でも買いたくなってしまうデザインです。ハヤカワ文庫―クリスティー文庫のオフィシャルサイトで本の画像を見る事ができるので確認をお勧めします。内容は言うまでもなく5つ星ですよね。 | ||||
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この本を初めて読んだのは、今から数年前になるが、毎年一回は読み返していると思う。しかし何度読んでも飽きないというか逆に新しい発見があり、アガサクリスティーの出しているいくつもの伏線に脱帽する。またベラが死ぬ場面は、切なさと怖さで鳥肌が立ってしまう。この本はある意味2段式で描かれており、事件編と解決編が存在している。その意味で事件編が全て終わったあと、あれこれどうなっているのという自分の頭を引っ掻き回されるような自問感がたまらなくいい。とにかくこの本を読もうと思う人は絶対に読み始めてから読み終わるまで途中でやめることなく、一度に読んで欲しいと思う。その方が絶対に面白いと思う(保障)。ちなみにアガサクリスティを読み始めるならこの本か「アクロイド殺し」がいいと思う。 | ||||
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アガサ・クリスティの作品のうち、最も有名なものの一つ。この作品からクリスティにはまっていく人も多いと思う。それも納得の名作。何回読んでも、この作品の緻密さには驚かされる。最後まで息をつかせぬストーリー展開。スピードさえ感じる。じわじわと迫り来る恐怖がたまらない。とにかく、一度読んでほしい作品! | ||||
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「手法」というのかしら、なんとも、こわいんです。ポワロやマープルものでは少ししか使われない手法が、「そして誰もいなくなった」では、最初からから最後まで続く。10人が交互に現れては少しずつ提示される彼らの「けして知られたくない秘密」。素晴らしいリゾートとして有名なはずの土地を、1ページごとに包み始める黒い雲のような静かな恐怖。犯人がわかっていても、繰り返し読むことができるのは、クリスティーお得意の、この得体の知れない「書き方」なのかも。 | ||||
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U・N・オーエンと名乗る人物から無償でインディアン島に招待された10人の男女。晩餐時にテーブルに集まった彼らの耳に突然レコードの音声が流れる。そして、マザーグースの歌詞通りに進められていく殺人事件。10人それぞれの闇に葬られていたはずの暗い過去。次に殺されるのは誰か。そして犯人は誰なのか。緊張感高まる文体にぞくり、ぞくりと静かな恐怖感を掻き立てられました。殺人の描写より、周りが犯人ではないかと疑い始め、本能をむき出しにしていく人々の描写が何より恐ろしく感じました。人間の奥底に潜む暗い部分が暴かれ、刻一刻と完全犯罪の歯車が回り始める。怖くてどうしようもなけれど、それでもページをめくってしまうのが止められないほどの面白さ。その緊張感が衝撃的なラストによっても㡊!!らされる驚愕に変わった時、なぜこの作品が書かれて60年以上経った今日も世界中で愛されているミステリーなのか、やっとわかりました。 | ||||
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最後まで読み終わって、「あ~、そう言えば、前テレビでやってたなぁ」と思い出されました。それほどまでに一気に読ませる作品です。確かにどんどん人が死んでいきます。しかし、グロテスクさは全くありません。まさに、ミステリーの女王。子供達にもぜひとも読ませたいミステリーです。もうひとひねりあれば☆5個だったかも。ひねりすぎもあれだけど。 | ||||
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僕がこの本の存在を最初に知ったのは小学校4年生の時。当時、子供向けのホームズや明智小五郎にはまっていたのだけど「もっと凄いのがあるぞ」と友人に教えられたのが最初。「無人島で1人ずつ殺されていって最後には誰もいなくなる」というストーリーを教えられて以来ずっとこの作品が気になっていた。それから20年を経てやっとこの本を読んでみた。うーん面白い。クリスティを読むのは初めてだけどぐいぐい引き込まれた。マザーグースの子守り歌にあわせて一人ずつ消えていく恐怖感が最高。ただ犯人を推理する上でのヒントが少ないなと思った。それで☆4つ。でも、このトリックを最初に考えた功績はとてつもなく大きいと思う。さすが「The Queen of crime」!看板にいつわりなし。 | ||||
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あまりにも有名なこの物語。犯人を知ってさえいなかったらもっと楽しめたことでしょう。まだ、この話がこれほど古典になっていなかったころに読んだ人、あるいは、全くこの話を知らずに読む人は幸いです。 | ||||
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アガサの作品の中でそして、数あるミステリーのなかでも最高傑作だと思います。このあと、日本人の作家が彼女のアイデアを形を変えて真似していきましたが、やっぱりあれを思いついたのは凄いことだと思います。これは読まないといけない作品。 | ||||
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クリスティの数ある名作の中でも、これは名作中の名作。クリスティは心理描写に迫力があるが、特に一番最後の犠牲者の心の葛藤の描写がすばらしい。日本語で読んだことがあるので、犯人を覚えていたが、「あれ?ほんまにこの人が犯人やったかな」と途中で自信をなくした。どうやってあんな手の込んだトリックを考えるんでしょうねー。クリスティは天才です。 | ||||
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お互いに見も知らぬ、男女十人がそれぞれ招待や依頼を受けてインディアン島に集まります。島の素晴らしい屋敷では、オーエンと名乗る主が姿を現さず、歓迎の用意だけが調っていました。晩餐の最中、どこからともなく声がして、そこに集う全員が何らかの形で犯罪を行い、法のさばきを受けていないと告発します。十人は憤慨して出ていこうとしますが、島からは脱出不可能。そして一人、また一人と「いなくなって」ゆくのです。自由に出入りのできない孤島で、隠れる場所もありません。誰が何の目的で? 残った人間がオーエンなのか? 最後にタイトルの「そして誰もいなくなった」が生きてきます。 私は読み終わるまで犯人が判りませんでした。あなたはどうですか? | ||||
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私が始めてこれを読んだのが、忘れもしない小学生最後の春休みでした以来クリスティーを全冊読破するにいたった、契機となった本、今でも何回読んでも面白い、最高の一冊といってよいでしょう。ヴァイオレンスばやりの昨今、性/暴力ぬきで、読者をぐいぐい引き込むクリスティー作品の魅力は強まるばかり。お母さんが子供に安心して進められるミステリーでしょう。この恐怖、謎を存分に楽しんで欲しい。これであなたもクリスティーの虜、全部読まないではいられなくなると思います。 | ||||
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クリスティの得意とするマザーグースになぞられた殺人事件の中でもっとも有名と言っても過言ではない作品。 映画では少々つまらない幕切れなのだが、小説での一人、一人が殺されていくあの圧迫感は秀逸。クリスティならではの人物描写もこの一冊できっと分かる筈。 一冊読んで絶対損は無い作品。 | ||||
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