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フライ・バイ・ワイヤ
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フライ・バイ・ワイヤの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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さいたま工科大学附属高校の選抜クラスに転校生がやってきた。 名前は一ノ瀬梨香、ただし見た目は完全に二足歩行のロボット。 病気のために学校に来られない彼女を、遠隔操作で動くロボットを通じて登校させる実験だという。 戸惑いながらも"彼女"を受け入れた選抜クラスのメンバー。しかし、ある日の放課後、"彼女"の背中は真っ赤な血に染まっていた。 新年1冊目は石持浅海さんの学園ミステリ。 SFチックな設定を持ち込んで、学園に持ち込まれた異質な"ロボット"とその向こうに居るはずの"彼女"を軸に殺人事件を描くストーリー。 石持さんの作品で、「犯人の動機」を問うのは野暮な気がするのですが、 "さいたま工科大学附属高校という、偏差値の高い高校。その中でも、さらに成績優秀者が集まる選抜クラス。そんなところで実験をやったのが、間違いだった。普通の高校の、普通のクラスでやっていれば、こんな事件は起きなかった。だって、普通のクラスなら、間違いようがないから、思い込みもないから" って言葉で一気に冷めてしまいました。 いやいや、いくら何でも「理系エリート」に幻想持ちすぎやないですか? もちろん、こんなツッコミは空振りになるんですが、ロボットを持ち込んでミステリを書くのに、理系エリートだからこそ起こる犯罪なんて描き方はどうなんだろう、と思ってしまいました。 「そんなやつおらんやろ」とこだま・ひびきじゃありませんが、ついついツッコミを入れそうになった時点で、物語の世界が薄っぺらく、"彼女"の正体を描いたエンディングも空々しく感じてしまいました。 うーん、殺人事件とロボットSFが噛み合っていない気がするなぁ。 | ||||
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つまらない。この本を読むのにはだいぶ努力が必要でした。 この著者の作品は先が気になってどんどんと読み進めてしまうものが多いのですが、これは酷い。 クラスにロボットが転校してきて、結果的にはそれが原因で殺人事件が起きてしまうのだが・・・ 犯人はなんとなく予想していた奴がそのまんま犯人だったし、殺害動機に関しては納得しかねる。 まぁ、この著者の作品には、なんでやねん、と突っ込みたくなる展開もしばしばみられるのだが、この作品に関しては許容範囲を大きく越えてしまっている。 時間の無駄でした。 | ||||
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