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人獣細工
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人獣細工の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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遺伝子改良によって、豚に人間の臓器を持って生まれさせ、それを使って臓器移植するというのが主流になった世界。 主人公の少女は、それを確立させた医者の娘で、彼女の体のあちこちは豚の臓器を使われている。 果たして、人間の臓器を持った豚の臓器は、人間のものか。 そして、「ヒトブタ」である事を、少しずつ知っていく少女。 ラストは余りにも…… 表題作である「人獣細工」他、従姉妹を守る為に吸血鬼と戦う少年の話「吸血鬼狩り」や、奇妙な本を読むと、狂気の世界に入り込む「本」の三作の短編。 変わったホラーが読みたい人は是非。 | ||||
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「怖さ」を感じることのできる作品、であろうと思います。 読んでいくうちに狂気に犯されていくのが分かると思います。 幻想世界と現実世界の狭間を見る事の出来る作品です。 | ||||
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人と動物の境目を問う表題作のほか、8歳の少年が憧れの女性(従姉)を吸血鬼から守る為に戦う「吸血狩り」、読んだ者を狂気に陥れる「本」の2編が収録されている。個人的にもっとも印象に残ったのは「本」。どこまでが"本"の中身で、どこからがそうでないのか、その境目がわからない。「吸血狩り」も、あの男を吸血鬼とみなすか否かで物語の持つ意味合いが全く違ってくる。 小林泰三の書く物語は、読み返すたびに新たな発見があり、何度でも楽しめる作品が多い。この本に納められている三作も例外なくそうである。小林泰三作品を読んだことがある方もない方も、この本は是非一度手にとってみるべきだ。 | ||||
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