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人獣細工
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人獣細工の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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ホラー大好きな人読んで。 | ||||
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感情移入して読んでしまうと後味が非常に悪い話ですが、ホラーとしてはそれが効果的ですね。 この作者の本は他にも持っているのですが、独特の癖というか読みにくさがありますが、慣れればそれが味かなと思います。 | ||||
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ミステリー系とかホラー系が好きなので、楽しかったです。 私の後に高校生の息子も読んでいましたが、楽しかったと言っていたので、年齢問わず楽しめるかと思います。 内容はネタバレになるので控えさせて頂きます | ||||
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面白い | ||||
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口コミを見て注文しました。読んでみて表題の小説は、なかなか面白く考えさせられる内容でした。残り2作も、それなりに面白かったです。 | ||||
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20年以上前の古本ですが、状態は良好でした。 | ||||
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先日、○の○臓の○間への移○がニュースになっていましたが また一つ、SFに現実が追いつきましたね、 実際にこんなことが起こりそうな、そんな面白さ。 数年前に本で読んでニュースを見て確認したくてKindleで購入 おすすめです | ||||
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人獣細工 吸血狩り 本 最近死去した小林泰三の第二作品集。 「人獣細工」には、ホラーとSFを組み合わせた巧みさを、「本」には、現実と幻想・虚構(本)の狭間を行き来しているかのように感じる文章の組み立ての巧さを、「吸血狩り」は、んー、まぁご愛嬌。 | ||||
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短編が3つ。生まれた時から医師である父親から豚の内蔵などを移植され続けた女性の話、ドラキュラの話、読むとおかしくなる本の話。 特に表題の『人獣細工』と最後の『本』が面白かったです。随分前に書かれた作品ですが、今読んでもアイデアの古さは全く感じませんし、むしろまだ追いついていない感すらしました。 基本的にグロテスクな気持ち悪さがあるのですが、例えば『本』では、ユーモアもチラホラあって、ホラーなのに思わず吹き出してしまう箇所もあったり、教養的なこととか、哲学的なこととかあれこれ出てきたりして、その訳のわからなさもよかったです。どの話も面白くて一気読みでした。 | ||||
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母が古本屋で探しても無いと言っていたのでこちらで探したところあったので購入させていただきました。 母は満足しているみたいです。 ありがとうございました。 | ||||
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おそらく人間を表しているであろう表紙絵が何とも言えず気持ち悪い。 思考がおかしくなっていく主人公視点で語られるので、読んでいるこちらも不穏になってきます。 オチも主人公のすべてを終わらせたような終わり方で、後味の悪さが最高でした。 | ||||
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人豚(漢字が出せませんが)は「史記」の中でも最も印象深いエピソードの一つである。2000年以上前のそのエピソードを最新の遺伝子工学が生む悪夢と結びつける著者の想像力にただ脱帽。近い将来、遺伝子工学が種を超えた脳の改変を可能にするレベルに到達したらこの悪夢は現実のものとなるだろう。 | ||||
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本は★5で傑作だろう。なんか凄い。残りの2つもまあまあ。吸血狩りは一般的にはあまり評価が高くないだろうが個人的にけっこう好きな作品。 | ||||
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レビューがまあまあ良かったので購入してみたものの、正直いまいちだった。 特に気になったのは吸血鬼の話で、これは子供視点で書かれた作品なのだが、 9歳の子供がこんなことを考えないだろうと思われる点が何箇所かあり、リアリティが無かった。 一番面白かったのは第三話の「本」で、最初から中盤位までは「ぶっ飛んだ話だなあ」と思いつつも、 徐々に文章の織り成す数々の奇怪な事件と迷走する登場人物たちに引かれていった。 多分二話目の「吸血鬼」さえなければ、★五つにしていたと思う。 | ||||
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主人公の少女が自我に目覚めていくに従って明かされる恐ろしい過去。 重々しい雰囲気の中、気づくとこの濃厚な作品にひきこまれ、あっという間に ラストに向かいます。押しつぶされそうな世界の中に、多くを書き込まずその状況を知らしめる 作者の筆力に唸りました。 ラスト近くの、土砂降りの雨の中、悲しみにくれる少女の姿があまりにも印象的な情景で私の心に いまだに深く残っています。 生命とは何か。人間の尊厳とは何か。絆とは何か。 ホラーの根底にある人間の悲しみを描いた傑作。 | ||||
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小林泰三氏の本は読者の意識を混濁させる危険物である この著作に於いては「人獣細工」と「本」にその危険性が顕著に表れている 「人獣細工」は主人公がそうしたように、読者に痣を探索させようとする 身体、感覚、意識……人が持つとされる物を抽象し漂白させようとする とても危険である 「本」、今手にしている物が紛れも無いそれであるかのような錯覚を覚えさせる 架空である事を読者に切願させるとは、なんて悪趣味なんだろう? 著者の悪趣味は読者を決して安全地帯の傍観者にしておかないことだ 現に安全地帯は既に蝕まれている、その本によって と、かような濁りを読者に提供する小林氏の才 それが研ぎ澄まされたものであることは言うまでもあるまい | ||||
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異空間にリアリティと論点を付け足すことによってこのイタズラな設定を面白くしている。 まるで数式を説くような「本」では定義的なことを無視しているかのような内容である。 初めてこのかたの作品を読む方でも短編集なので読みやすいと思う。 ただそれだけ内容が間隔なく押し寄せるので印象付けられるだろう。 この本によって小林ワールドへ入門するといいと思う。 | ||||
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どの話も不気味な感じでした。 でも思った程グロテスクでは無かったです。 気味が悪いと言った方が適切な気もします。 面白くて、とてもよかったと思います。でも、表題作の、「人獣細工」 は少しだけ難しいかも知れません。 | ||||
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本当にレベルの高いホラーだと思う。自分が短編小説でここまで面白いと思えるのはこの著者と乙一だけだ。 独特なグロテスクな描写と世界感。読んでいる間にもまるで狂気の世界に放り込まれたような眩暈感を常に感じる。 表題作は人の存在と尊厳と狂気を融合させた傑作。吸血鬼も表面だけ見ればなんてことない作品だが、内部にはとてつもない悪意と狂気が描かれていて、しかも、読み手にきちっと伝わる形で書かれてある。 そして、際立った完成度を誇るのが最後の短編の「本」。まぎれもない傑作。一度読もう。 | ||||
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「パッチワークガール。私は継ぎはぎ娘。」その文章に惹かれて買いました。 先天性の病気から医師である父により体中いたる所にブタの臓器を移植された娘。私は人間なのかブタなのか。 人はどこまでが人なのか。どこで境界線が引かれるのか。今後人間以外からの臓器移植が可能となれば起こりうる倫理的問題点をもとにした作品です。 ゆっくりとそろそろと徐々に怖さがこみ上げてきます。著者の淡々とつづられてゆく文章がラストの驚きの結末までの怖さを持続させています。 娘が唯一信じていたものが揺るがされた瞬間、彼女が感じた恐怖と絶望はきっと誰にも想像できない。 「吸血狩り」も面白いです。男の言動が少年の幼い想像力をかきたて、少年は驚きの行動に出る。子どもの無垢な想像力と行動力を甘く見てはいけません。 短編なので一気に読めます。一気に読んでください。 | ||||
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