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古代天皇の秘密
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古代天皇の秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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今回の考察は、古代天皇。古事記、日本書紀などが出てくる。数多の登場人物の中でイメージが湧くのは5人くらいしかいないため、面白さは「成吉思汗の秘密」に比べて半減。学者たちが読めば面白いのだろう。あと、出てくる苗字を持つ子孫たち。 | ||||
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高木彬光の作品は、昭和な価値観が色濃い。女性に対する扱いなんかが執筆当時にしても旧弊すぎる。「邪馬台国」には小説的ケレンが存在したが、本作にはそれも不足している。推理の手助けをする女性研究者は全く本筋に絡んでこないし、堅物のその父も思わせぶりに登場したのに、その後に何の影響もない。小説として魅力がない。残念。 | ||||
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そもそも史料のほとんど無い古代天皇の謎に挑戦しているので 推測で終わってしまうのもいたしかたなし。 読物としてはとても面白い。 | ||||
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出てくるのが『古事記』『日本書紀』、そして日本神話。ほとんど私が輪郭しか知らないような文献を元にするのですから、これはよほど古代史が好きな人か、戦前教育を受けた人でもないと苦しいでしょう…。その矛盾や齟齬、こじつけ、通説などもほとんど知らないので、意外性を受けるだけの基盤がないのです。史料を元に神津が推理していくのですが、これがどうも恭介が正解を知っていて、それに向かって松下たちをリードしているようにも見られます。天才だから当然なのかもしれませんが、普通の殺人事件とは違って、違和感を覚えてしまいました。普通の事件とは違って史料は松下とのミーティング前に目を通している訳ですから、データは全て揃ったので、いくつか他の史料で検証をすませれば真相開陳というわけで、安楽椅子探偵のフォーマットに則っているといえるのは確かなのですが…。ただ、大きな謎がないために謎を順番にほどいて行くので、カタルシスが生まれないのが致し方ないが、欠点ではあります。 | ||||
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二度あることは三度ある。名探偵 神津恭介が三度目の入院、ベッドの上で日本古代史の謎に挑む。今回は古代天皇の真偽や神武東征、大和朝廷の成立の謎などを解明していくのだが、相棒役の松下研三が「ずばり“これが謎です”とはいいにくくて」と言うように、読み終わっても歴史ミステリの前々作「成吉思汗の秘密」や前作「邪馬台国の秘密」のように素直に驚けず、いま一つスッキリとしない。ある程度の古代史の知識、「古事記」と「日本書紀」ぐらいは読んでいないとついていけないんじゃないかな?私は読んでいてもついていけませんでしたが…。そういう意味では万人向けでない、読み手を選ぶ作品といえます。 興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。 | ||||
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