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古代天皇の秘密
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古代天皇の秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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今回の考察は、古代天皇。古事記、日本書紀などが出てくる。数多の登場人物の中でイメージが湧くのは5人くらいしかいないため、面白さは「成吉思汗の秘密」に比べて半減。学者たちが読めば面白いのだろう。あと、出てくる苗字を持つ子孫たち。 | ||||
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成吉思汗の秘密、邪馬台国の秘密、そして古代天皇の秘密と高木彬光さんの神津恭介シリーズ三部作は自分にとって、夢中で読んだ青春時代のバイブルでした。家の建て替えとともに、捨てたものの、また読みたくなりAmazonで購入しました。いつ読んでもロマンが広がります。 | ||||
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今から三十年以上前にも一度読んだ本てすが、たまたまネット上で見つけましたが、中身については殆ど覚えていませんでした。神津恭介と登場人物たちとの会話対面会話方式で論拠を明確にしていく進め方はとても読みやすかった。 | ||||
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成吉思汗、邪馬台国そして古代天皇の秘密シリーズは、読み応えがあって最高です。 ただし、名前が読めない(難しい)のが残念 | ||||
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非常に良い状態でした。 | ||||
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成吉思汗、邪馬台国と続いて、入院中のベッドで推理するシリーズ物だが、一番デキが悪い。元々そういう傾向があったが、朝鮮をやたらと持ち上げるのはこの時代の雰囲気なんだろうが、今では完全に否定されてる話ばかりだ。内容の説明無く、様々な史料を上げるのは理解を妨げてるだけで読者は付いてこれないだろう。成吉思汗が推理モノとして一番デキが良く、後のシリーズは蛇足になってる。 | ||||
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邪馬台国の場所はどこかと言うことと、天皇家の系図、九州と近畿地方との地名の似かよりが特に面白かったです。私は文字で残されているものをそのまま信じてしまいますが、複数の文献やその当時の政治、習慣などから事実に近づいて行くことの重要性と楽しさを知りました。 | ||||
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古代史に興味があって、関連書籍を読んできた方にとっては、面白いと存じます。そうでない方には、わけがわからないのでは? | ||||
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高木彬光の作品は、昭和な価値観が色濃い。女性に対する扱いなんかが執筆当時にしても旧弊すぎる。「邪馬台国」には小説的ケレンが存在したが、本作にはそれも不足している。推理の手助けをする女性研究者は全く本筋に絡んでこないし、堅物のその父も思わせぶりに登場したのに、その後に何の影響もない。小説として魅力がない。残念。 | ||||
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少しわかりにくい。"......"""...." Zzzzzzzzzzzzzz | ||||
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いわゆる欠史八代の初期天皇の実在議論、 神武/崇神の投影解釈、騎馬民族東遷説などなど、 初期天皇にまつわる記紀解釈や、考古学の有名 どころの説に知識のある方にはとても楽しめます。 全く無知という方には、正直ハードルが高いでしょう。 初期天皇にかかる推論を定説や独自の解釈をまじえ つつ独創的で説得力のある自論を構築していく様は 起こりえないような状況の多い本格推理ものなど、 子どもの手慰みに思えてくるほど。 本作は推論とその構築性、つまり推理そのものの魅力 を正面にすえています。 知的作業としての学問が潜在的にもちながら、 専門的な研鑽を得ないと得られないような「面白さ」を ミステリという形でしかもある意味学術的レベルを維持 したままエンタメに昇華させた力量は素晴らしいとしか いいようがない。 学術的なテーマをネタやモチーフにしたエンタメって、 DNAなどの科学系にしろ、歴史などの文系ものにしろ どうしても、モチーフや背景として表面的なエッセンス だけ拝借みたな感じになったり、逆に理論紹介が前面でて ビジネス書にありがちなとってつけた小説仕立てになった り(「ザ・ゴー○」とかみたいに)なるかですが、 本作は異なります。 やってることは、がっつり初期天皇に関する在野自称研究者の 資料批判そのものなのだけど、古代史特有の埋まらない「隙間」が 多々ある点、逆にいえば素人でも空想の余地がある点を最大限に 生かして、一幕の古代天皇世界設定を生き生きと展開しきって しまう。そのあたりすごい筆力、まさに作家の想像力のなせる 技なのだと初めて読んだとき感服しました。 これほど夢中に、本を閉じることを忘れてしまう 推理ものはそうない。再刊を望む。 | ||||
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そもそも史料のほとんど無い古代天皇の謎に挑戦しているので 推測で終わってしまうのもいたしかたなし。 読物としてはとても面白い。 | ||||
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この10年来、日本古代史に興味を持って数々の参考書を読んできたが、なかなか満足できるものはなかった。いわゆる在野の研究者は、己の説のみを主張するだけだし、学者達は当たり障り無く書いて少々自分の説も入れるだけという感じ。一方、高木彬光氏のこの本は、万遍なく全てを取り入れているがかなり批判もし自己主張もあり、本当によく研究してから書いたことがわかる。松本清張の古代史をくだけた小説にした形と言えよう。しかし読む人は、予め記紀についてかなりの知識が無くては付いていけないだろう。 | ||||
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出てくるのが『古事記』『日本書紀』、そして日本神話。ほとんど私が輪郭しか知らないような文献を元にするのですから、これはよほど古代史が好きな人か、戦前教育を受けた人でもないと苦しいでしょう…。その矛盾や齟齬、こじつけ、通説などもほとんど知らないので、意外性を受けるだけの基盤がないのです。史料を元に神津が推理していくのですが、これがどうも恭介が正解を知っていて、それに向かって松下たちをリードしているようにも見られます。天才だから当然なのかもしれませんが、普通の殺人事件とは違って、違和感を覚えてしまいました。普通の事件とは違って史料は松下とのミーティング前に目を通している訳ですから、データは全て揃ったので、いくつか他の史料で検証をすませれば真相開陳というわけで、安楽椅子探偵のフォーマットに則っているといえるのは確かなのですが…。ただ、大きな謎がないために謎を順番にほどいて行くので、カタルシスが生まれないのが致し方ないが、欠点ではあります。 | ||||
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「成吉思汗の秘密」「邪馬台国の秘密」に続く、高木彬光氏のベッドディテクティブもの第三弾。 著者にとって集大成的な作品とあって、推理小説の域を超えた「歴史検証もの」に仕上がっている。「記紀」や古代史に対する下知識が無いと理解するのが難しいところもあるが、「神武東征」と「神宮皇后と応神天皇」の関係を明快に推理する等、非常に興味深い内容となっている。 本書で古代史に興味を持たれた方は、高木氏とともに本書の著作のお手伝いをされた、澤田洋太郎氏の「天皇家と卑弥呼の系図」(新泉社)も併せて読まれることをお勧めする。本書の歴史像よりさらに広い視野に立って論証されており、日本古代史の全体像を明快に述べられている。 | ||||
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二度あることは三度ある。名探偵 神津恭介が三度目の入院、ベッドの上で日本古代史の謎に挑む。今回は古代天皇の真偽や神武東征、大和朝廷の成立の謎などを解明していくのだが、相棒役の松下研三が「ずばり“これが謎です”とはいいにくくて」と言うように、読み終わっても歴史ミステリの前々作「成吉思汗の秘密」や前作「邪馬台国の秘密」のように素直に驚けず、いま一つスッキリとしない。ある程度の古代史の知識、「古事記」と「日本書紀」ぐらいは読んでいないとついていけないんじゃないかな?私は読んでいてもついていけませんでしたが…。そういう意味では万人向けでない、読み手を選ぶ作品といえます。 興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。 | ||||
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