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(短編集)
今昔続百鬼 雲
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今昔続百鬼 雲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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他の商品と同梱 箱の中でカバー外れていました エコは良いのですが、書籍等固定した方が良いのでは? | ||||
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ちょっと読むのがキツかったかも・・・・ 全体的にコミカルというか軽いというか。ちょくちょく事件に巻き込まれてはいるんですが、なんだかほほえましい思いがしてしまうのは、二人のとぼけたキャラのおかげなのかも。 ですが、多々良先生こんな人だったの?!とイライラ。で、なんだかんだ言いながら、流されてしまう沼上さんにも、イライラ(笑)。 つまらなかったわけではないのですが、多々良先生にイライラしすぎて途中読むのがつらくなってきました(-_-;) でも、最後にはやっぱり京極堂が締めてくれました。京極堂が出てこなかったら、もう少し評価が低かったかも知れません。 | ||||
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百鬼夜行のスピンオフシリーズ第3弾は妖怪研究家、多々良勝五郎先生の珍道中。常に妖怪研究にいそしむ先生は、行く先々で事件に巻き込まれる。そして、彼の思惑に関係なく、勝手に事件が解決してゆく。お話としては、まあまあ面白いですが、多々良先生のキャラが、今ひとつ突き抜けていないので面白みがありません。奥田英朗の「伊良部」シリーズっぽいですが、あそこまで破天荒ではないですし。最後の書き下ろし、は京極堂も出てきますし、なかなかdeepに怖いお話で星1+です。 | ||||
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京極堂シリーズではあるが「多々良先生行状記」と銘打ち、多々良センセイという妖怪研究家が主役。「京極堂」はあくまでチョイ役でしか登場していない、別シリーズなのだ。物語は「妖怪」がテーマと、作者にしては珍しく直球勝負だなと読んでいると、そこはさすがの京極夏彦。ただの妖怪バカの主人公が、事件に巻き込まれてドタバタと騒動を起こし、妖怪について講釈を垂れるうちに偶然にも怪事件を解決してしまうというトリッキーなお話なのである。同じく妖怪好きの男を狂言回しに据え、二人で日本中の伝説や怪異を求めての珍道中を繰り広げるのだが、江戸の風物がまだ色濃く残っている戦後すぐの時代を背景に、相変わらずマイナーな妖怪たちに薀蓄を傾けている。 このような物好きな作家が居なければ絶対埋もれてしまう地方色豊かな風俗、風習、伝聞を掘り起こし、その背景や起源まで解説していく博覧強記。急速に失われていく妖怪伝説をこよなく愛し、日本全体どころか世界全体が均質な文明に覆われていく現代を憂う感性。因習が差別や偏見と表裏一体であることを指摘できるバランス感覚。さすがである。 また、個性豊かな「京極堂シリーズ」のキャラのなかで、多々良センセイは特に魅力的というほどのキャラではないが、愛すべき主人公の一人なのである。 | ||||
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京極堂が活躍するシリーズに脇役として登場した民俗学者、多々良の物語。 多々良と沼上とのコンビが活躍(?)する、どちらかといえばマニアックかつ、コメディーな短編集です。 京極堂や榎木津シリーズとは違って大きな事件がおこるわけではなく、妖怪についての会話が繰り返され事件というよりフィールドワークという感じで、本当にマニアックだと思います。 京極堂、榎木津シリーズを想像していたのと、掘り下げ方が私にはついていけなかったので、星三つ。 | ||||
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京極堂シリーズを読んだ方なら,この多々良先生が中禅寺とまさに座標軸の正反対の側にいることにお気づきのはず。妖怪のからむ謎解きは悲壮な人間関係がないだけに小品として京極堂よりも楽しめるかも。傍若無人,厚顔無恥,妖怪馬鹿の大迷惑キャラクター多々良先生と常識人を自称する沼上氏の掛け合い漫才は必見!笑えます。京極堂もちょこっと出てくる「古庫裏婆」だけでも読む価値有りです。 | ||||
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