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孤高の人
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孤高の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全144件 41~60 3/8ページ
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社会と山の愛好家との軋轢、個性的な登山家と社会通念とのギャップ。 | ||||
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会社や上の言うことは絶対などの不条理にひたすら耐えたり、女性をひたすら神聖化したりかたや性犯罪の被害に合わせたりと、時代背景なんだろうが今とかけ離れすぎ。 主人公の内省がこれに拍車をかけてまったく共感できなかった。期待してたんだけど。。 | ||||
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下の投稿もしましたが、新田次郎さんという方は、頭の良い素晴らしい方と感じました。 | ||||
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新田次郎さんの本は、難しいけれど読みがいがあります、1度だけでなく何度も読み直してます | ||||
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おもしろいです。 昔の小説だなあという感じですが、さすが新田次郎です。 山好きにはたまりません。 | ||||
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最近山に登る機会が増えた。何故だかわからないが問われればそこに山があるからとしか答えようがない。孤高の人は一昔前に書かれたものだが古臭さを感じさせず、益々山が好きになる本だ。登山と設計技師の両立の中で様々なドラマがあり読んでいて飽きさせない。山が好きな方でまだ読んだことがない方は 読むべきだ。 | ||||
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山に魅了された主人公の生き様が、大変感動しました。今後の山行に役立つ本でした。 | ||||
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読んで読んで読んで、ボロボロになるまで読んで、そしてまた購入 なぜ単独で旅に、山に登るのか、理由は分からないが、幼少期に読んだこの本の影響もあるのかも知れない。 内容を少し書いてしまうが、下山も出来ない吹雪の中、自分の勤める造船所のエンジンピストンを考えるシーン等は読むものを惹きつける 遭難では無く、この状態を楽しむ、考える時間に当てる、この考えは素晴らしい。 非常時ほど焦らない。焦らない為には普段どうしたら良いであろうか? なお、本書はほぼ「フィクション」です。本書の加藤文太郎氏の単独行はキンドルで無料なので あわせて是非お勧め致します。最後のパートナである宮村健氏の本当の姿が見えてきます。 | ||||
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作品の知名度を嫌って長い間読まずにいた自分を悔いた。自分に正直に生きることになんの疑問も抱かずに真っ直ぐに生きた人。 | ||||
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上下巻一気にと言いたいところですが、下巻の後半は壮絶で、心の準備をしっかりして、読む環境を選んで私も挑むように読んだのでペースが落ちました。 私は山は登りませんが、バイクに乗っています。独身の頃はキャンプ道具を積んで日本中を旅し、また海外ツーリングもしました。走ったルートを地図にマーキングし、遠くまで走ったことや距離を仲間内で自慢しあっていました。 ツーリングもソロが多かったです。思い立った時に自分のペースで走れる気軽さが良かった。でもたまにグループツーリングをしている人たちを見て、にぎやかで楽しそうと思ったのも主人公に重なります。 一方でグループで走るとそれまでの自分の走るリズムが崩れ、自分より上手だとリスクは高まり、自分より劣るとストレスがたまり、純粋に走ることだけ考えると疲れました。何かあった時に助けてもらえるというメリットより、気持ちよく走れなくなるデメリットでそれを避けていました。 また結婚や子供ができたのを機会にバイクを降りる或いは走るスタイルを変えていく(私)のも登山と重なります。 加藤の最後の登山はこの1回の登山だけでバーディが自分より上手になり下手になり、つまりはリスクを高め、最後はストレスをためた辛い登山でした。この状況になるのを避けられなかった理由が上下巻通して積み重ね書かれていたのだと思います。 | ||||
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主人公の山登りの上達がすごくうらやましい限りである。自分も庭に野宿体験をしたくなった。 | ||||
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随分前から山歩きを趣味としているが、この本を読んだのは初めてだった。 なぜ山に登るのか、なぜ山を歩くのか、 その原点がここにあるような気がする。 自分もただ山を歩きたくて時々歩いている。 | ||||
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「日本の登山界の大物、代表する人物。」「物凄いことをやった奴だ。」 こういう物差しが大正から昭和初期にあったんですねえ。 私は10代の頃から少々、山を齧っているのですが、大物とか代表する人物 というフレーズに違和感を覚えました。個人的に行う登山をどうしてそういう 冠や尾ヒレを付けなきゃいけないんだ?批判や賞賛の対象になることが理解に苦しむ。 確かに登山については技術的にも考え方も後進国だった日本だったので 欧州をはじめ諸外国を過大に意識していたが故に、多くの封建的な 山岳会などが躍起になっていたからかもしれませんが、主人公の加藤と 同じでそんなことには興味も関心も湧かない。 最近では、冒険家と自称する人達が未開、未踏の地に出掛けてその艱難辛苦の 話を書籍としてまとめていたりしているけれど、どうもそのへんが利益追求の色が濃く あざといハプニングなどが沢山出てきてげんなりしてしまう。 さて本書は、そんな好奇の目をもつ周囲と、山に登りたいから登山をしているだけの純粋な 登山家の加藤との戦いだったような気がしました。 自分の気持ちをうまく話すことができない口下手が故に、異様な愛想笑いで人と接する加藤。 誤解や反感を買われ本意ではない方向に物事が進んでいく。 不本意に自分を追い込んでしまい悶々と苦しむ不器用な加藤。 山に逃げ込み自分を取り戻し、そしてまた苦しむ下界に帰っていく。 そんな話をず~っと読んでいるとだんだん苦しくなってくる。 なんか、暗くて辛くて浮かばれない話だねえ(-_-;) そして最後は予想通りの結末を迎える加藤。 加藤のこの辛くて苦しい人生はなんだったんだ?(ー_ー;) 後読感は決して心地いいものではありませんでしたねえ。 | ||||
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登山の本質的な楽しみを朴訥な人物の行動を通して、明快に説明してくれます。 登山が好きな人には是非読んで欲しい本です。 | ||||
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40年前に夢中で読み、憧れて槍ヶ岳を縦走した方も多かったのではないでしょうか。 今、時間に余裕ができ装備も充実しましたが、いかんせん体力が。 それでも、改めて読み返すとやはり懐かしさが上回ったようです。 この夏は常念側から眺めましょうか。 | ||||
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主人公、加藤文太郎の登山人生を描いた本作。当時、登山は一部の上流階級のものだけに許された高貴な趣味であったが、加藤は一般の社会人登山家として様々な偉業を達成し、単独行の登山家として存在感を表してゆく。その姿はまさにタイトル通り孤高の人。 本作のラストシーンは圧巻でした。結末は何となく推測できるのでページをめくりたくないけど、それでもわずかな救いを求め、めくらずにはいられません。読後は東野圭吾さんの「秘密」の読後にもよく似た、なんともやりきれなく悲しい気持ちになりました。奥様がその後の人生を幸せに暮らされたことを願うばかりです。 また、舞台が私の出身である兵庫県、さらに加藤さんの出身地が私の親友の居住地ということもあって、現地の風景が頭で再生され、なんだか懐かしい気持ちになります。兵庫県出身の方なら是非読んでみたい一冊です。 | ||||
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最初から最後まで、哀しさと切なさがつきまとった。 これは司馬遼太郎の『胡蝶の夢』を読んだ時に感じたこころの動きと似ている。 主人公である加藤文太郎の対人関係における不器用さと、そこに感じる読み手のもどかしさが、ひたすらこれでもかと続くのだ。 加藤が山で死ぬということは、上巻の冒頭で出てくるので分かっている。 そんな加藤の10代からを丁寧に描写し、ようやく手に入れた幸せを加藤が味わう様子を活き活きと語っている。 そして、その幸せを、加藤の不器用な生き方のせいで失ってしまう。 それらすべてが、哀しく、切ない。 | ||||
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登山小説を初めて読みました。 不器用な主人公をどんどん好きになってしまいます。 人間関係と山への魅力。 読んじゃうと自分も地図を広げたりしたくなります。 | ||||
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人との出会いで変わっていく人生。 もうここまでくると、先が分かっていても、なんとか行きていて欲しい。 と願いながら読んでしまいます。 奥様とお子さんがその後幸せである事を願ってやみません。 | ||||
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冬山登山をしたことが無いのですが、風景描写、心の移り変わり、当時の生活が リアルに表現されていて、冬山登山の真っただ中に、あたかも自分もそこにいるかのような冷えを感じます。 一気に読めますよ。 | ||||
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