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七日間の身代金



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【この小説が収録されている参考書籍】
七日間の身代金 (徳間文庫)
七日間の身代金 (講談社文庫)

七日間の身代金の評価: 3.55/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.55pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

誘拐に密室の謎を加えた異色作

岡嶋氏の誘拐ものは99%の誘拐を代表作として傑作揃いだが、本作も誘拐ものの一編だが、途中から密室の謎解きも加わる変則的な誘拐もの。読んだ感じではユーモアミステリー系のライトな会話主体だが、後半事件の真相が明らかになるにつれて異常性が強調されてくる。死体消失のトリックや密室構成のトリックは明かされてしまえば何てことないトリックではあるが、やはり岡嶋氏ならではの話の運びのうまさで一気に読ませてしまう。岡嶋誘拐ものの作品としてはやや出来は他の傑作と比較すると落ちると言わざるを得ないが、これは岡嶋誘拐ものに対するハードルが上がり過ぎているからだろう。普通に読めば本作もかなり面白い。
七日間の身代金 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:七日間の身代金 (講談社文庫)より
406263824X
No.5:
(4pt)

岡嶋&本格ファンには評価低いみたいですけど

王道。いかにも岡嶋小説っぽい、登場人物が立ってる名作と思います。
本格ファンにはトリックの稚拙さが気に入らんのかも知れんのですが、僕の様なライトな読者からしたら別に気にならんし。

ただ、キャラクターは立ってるとは思いますが、(当時も感じましたが)いかにも要乃助&千秋が「オッサンの思い描く今時の若者」っぽい感じがして…。
その分-★1ですね。でも、このコンビであと一〜二作読んでみたかった気がします(山本山コンビに負けたか!?)。

それと、後の「クリスマス・イブ」にも通じる気味の悪さが(・_・;)
井上氏の趣向が強く出たんでしょうか!?
七日間の身代金 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:七日間の身代金 (講談社文庫)より
406263824X
No.4:
(5pt)

あはははは

もう笑うしかありません。
 五年ぶりとはいえ、二回目なんです。この本。
 そして、今回も騙されました。登場人物が少ないので、いくらでも
考えられるのですが、この人が犯人?って感じで、最後まで読んで
しまいました。

 赤電話って知ってますか?公衆電話で、緑のカードが使える電話の前の
バージョンです。スマホとか、携帯とか、ポケベルすらもない時代。
 主人公の千秋と、要之助の会話が、結構昭和なんです。ほかの人たちは、
古く感じるかもしれませんが、私があまり違和感を感じないで、夢中に
なったのは、年のせいなんでしょうかね。

 前回も、同じように騙されたんです。私。
 いわゆる密室もの。島と、監禁場所。その使い方が、ありえないんですが、
やられました。って感じです。
 ポイントは国彦がお金持ちで、変人だってことですかね。何でもアリだと。
その錯覚が、えーーーーってことも可能に見えて。
 あっという間の二時間でした。ホントにどうもありがとうございました。
というところです。

 そもそも、この主人公の二人が、どうしてこの舞台にいるのかは、実は
最後まで明らかではないと思うのですが。
 タイトルに七日間とあるから、それがキーワードかと思えば、なんだ、
それって思わされ。

 ちょっと贔屓目で済みませんが、やっぱり90点かな。本当にあっという間の
二時間でした。
七日間の身代金 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:七日間の身代金 (講談社文庫)より
406263824X
No.3:
(4pt)

楽しめました

 岡嶋二人らしい、きれいに構成された作品です。
 「7日間の身代金」というタイトルであり、ベースにあるのは誘拐事件なのですが、むしろ内容は密室もの。
 読んでいる途中で、犯人もトリックもある程度推測がつきます。
 なので「驚愕のミステリー」という感じの本ではないですが、上手に話を展開しており、まずまず満足できる、よくできた作品と思います。
 
 辛口のレビューをされる方が多いですが、私は結構楽しめました。
七日間の身代金 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:七日間の身代金 (講談社文庫)より
406263824X
No.2:
(4pt)

学芸会風?

警察署長の娘「近石千秋」とその恋人?「槻代要之助」が主人公です。
いわゆる、密室物です。
警察なら真っ先に調べるところを調べていない等??という箇所もありますが、随所に伏線が張り巡らしてあり、トリックも岡嶋二人らしく上手く出来ています。
さらっと読めてしまうのですが、全体的に「学芸会」のような雰囲気が漂い過ぎているのが気になりました。
蛇足です。
私が読んだのは講談社文庫 2006年1月27日第3版ですが、斎藤純氏による解説の326ページに誤字があります。
「槻代要之助」であるべきところが、「"楓"代要之助」になっていました。
貴重品として保存しようと思います。
七日間の身代金 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:七日間の身代金 (講談社文庫)より
406263824X
No.1:
(5pt)

岡嶋作品制覇中

なかなかトリックが面白かったです。途中で飽きさせずテンポが良く読みやすかったです。
七日間の身代金 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:七日間の身代金 (徳間文庫)より
4195689716

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