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スチームオペラ (蒸気都市探偵譚)
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スチームオペラ (蒸気都市探偵譚)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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各駅停車の旅の様に悠長で、停車するたびに周囲の景色を描写している。決して脇道にそれる訳ではな いが、なかなか目的地に向かって進んでくれない。この進み方には、個人的にはもうちょっと早く行け・ ・・という「急行」が好き。 本書は蒸気を動力源とした世界の空想科学的・探偵小説で「SF」や「ミステリー」といった言葉は相応 しくない雰囲気。シャフトや歯車、複雑に入り組んだパイプなどメカニカルな映像とスチームの動力源と いう時代錯誤さがなぜか懐かしさを覚えてしまう。これがスチームパンクの魅力かも知れません。 ―蛇足― 先行レビュアー諸氏のコメント、かなり厳しいものがありますが、購入する前の失敗しないためのヒン トとして、私は表紙の”絵”を参考にしています。それは出版社が当該作品に対する評価を表しているもの と思うからです。で本書の表紙には可愛い少女のイラストが描かれています。(それでも好きな作家の作 品なら思わず買ってしまいますが・・・うまく行きません | ||||
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スチームパンク風SF×ミステリー×ジュブナイル。 発想は面白いんですが、焦点がどうも散漫で、消化不良の感が強いのであります。 この題材ならもっと冒険活劇に徹した方がよかったのではないでしょうか。 | ||||
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さる数理小説研究会で森江春策ファンなら、是非読むべきと云われて購入しました。SFは」余り興味ないので当初は中々読み進まなかったのですが、中程から作者の仕掛けが想像できて、後は一気に読めました。真の森江春策ファンはひょっとするとこれは如何かと思われるかもしれません。 | ||||
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芦辺さんの作品としてはお勧めできません。 表紙イラストは良い感じなんですが・・・。 蒸気都市なら鳴滝くんに任せておけばいいのに。 ご本人は、ラピュタの本格ミステリ版を狙っていたようですが、残念ながらそこまでいっていないです。 とにかくなんか読みづらい。正直何度途中で止めようと思ったことか。 そして、最後の最後にアレはいらないんじゃないんでしょうか。蛇足以外の何物でもないと思いますよ。 とにかく、チョット残念な作品に仕上がってます。 藤ちょこさんのエマのイラストが可愛いのでオマケで☆3つ。 | ||||
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あとがきで作者本人も書いていますが、宮崎駿監督作「天空の城ラピュタ」の本格ミステリ版といった感じの作品でした。 スチームパンクというと、個人的には映画版「ブレードランナー」のような画面に灰色の煙がかかっているような世界を想像してしまうのですが、「スチームオペラ」の世界はきわめて明るく、非常にクリーンです。 主人公の少女の性格も含めて、非常に健全と言えばいいのでしょうか。 物語は、電気や石油に代わって蒸気文明が発達した世界で、不思議な連続殺人が起こり、そこに名探偵、謎めいた少年、さらに世界の隠された謎と、お約束の要素を配しながら進んでいきます。 結末部分の殺人・世界に関する謎解きに関しては、「単純すぎる」「そりゃあ無茶だ」という感想を抱く人もいるかもしれません。(ちなみに、私がそうでした) けれども、主人公の少女の視点に立つと、この大団円も有りではないかと思います。 やっぱり、子供の見る世界(あるいは、見せる世界)には、夢や希望が必要でないかと。 スチームパンク=ガジェット、つまりはおもちゃ箱なのですから。 | ||||
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