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上と外
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【この小説が収録されている参考書籍】
上と外の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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前半はやや説明的でしたが、中半のはらはらドキドキが面白い。 後半はやっぱりと思わせる結末でしたが。全体にはバランスが良かったです。 中・南米のマヤ・インカ文明は好きなので共鳴できる部分もありました。 ただこの本の前に“恐怖の報酬”を読んでいたので,作者にとっては良い報酬を得たのだと思いました。 | ||||
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ほんとにおもしろいです!!一気に読めちゃいますよ。分厚いけれど読みやすいので気になりません。冒険といった様相ですけれど家族関係についての各個人の心の葛藤についても書かれていておもしろいです。家族ってものについて考えさせられます。また、おじいちゃんが素敵だったりします。所々でいい言葉がたくさん出てきて勉強になります。思わず、誰かに聞かせたくなるほどです。みなんさん、ぜひ読んでみてください!! | ||||
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こういう冒険ものが大好きなので面白かった〜満足です。上、下巻と厚くて読み応えたっぷり。両親が離婚して父方の祖父にひきとられた兄、母と二人で暮らすようになった妹。夏休みの恒例行事として再会する元・家族四人のそれぞれの複雑な思惑と、その再会の地となるG国で偶然起こる謎のク−デタ−事件が絡み合った「サバイバル・不気味な怖さ・絆」が詰まった物語だ。途中、説明が長くて脱線したくなる箇所も何回かあったけどまあ良し。兄・練の賢さと「チカ!」と何度も妹のことを気遣う思いやりがステキ〜と萌え萌えしてしまった(^O^)あと途中出てくる不気味な場面が怖かった。。読み終わると、ニコの設定が少しつじつま合わないような?気もしたけど、ニコは好き。それと題名の意味が未だによくわからないので教えてほしいなって思いました(^O^) | ||||
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読まず嫌いで敬遠するには あまりに惜しい作品です。 文庫版でも出ていますので。 日常の中で もしかしたら起こりうる非日常の冒険を主人公と同じ目線で楽しめます。 登場人物の行動を頭に思い描きながら あっという間に読み終えてしまいました。 細かい設定も大変興味深いです。 | ||||
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この小説の恩田陸らしさというのはちょっとわからないというくらい、新しいジャンルに挑戦した印象を受ける。しかもしっかり成功させているのがすごい。テイストとしては、古田足日とか山中恒の昔懐かしい少年冒険ものを、ディテールを書き込んで大人向けにした感じ。途中から江戸川乱歩ちっくになっていくところが、恩田陸らしいといえばらしいのかもしれない。ラストというかエピローグっぽいところはあまりにいかにもで僕はひいたけど、お約束と思えなくもないかもしれない。 | ||||
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この作品は恩田陸作品の中でも特に好きなシリーズです。 はらはらドキドキの展開で一気に読めます^^ 1巻から6巻まで一気に読んでください^^ | ||||
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6巻まで一気に読み終えることが出来ました。これは映画にするととても面白い話です。それにしても発想がすごい。ジャングルの濃密な空気が伝わってくる感じがします。 | ||||
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面白い.6冊あるのもなんのその,4日間で読み終えてしまった. 何処と無く作風が宮部みゆきに似ている,南米のG国で繰り広げられる楢崎一家の物語.子供たちのサバイバルが「動」ならば両親の思想葛藤は「静」.やることなすこと上手くいく多少ご都合主義と感じないでもない箇所もあったが,一気に読ませてしまうだけの魅力ある作品だった.それにしても著者はゲームを上手く物語に取り入れるのは上手い. | ||||
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この第一巻を読んでいらい、はまりました。二巻、三巻と、とにかく待ち遠しく、また出版予定日が、遅れ、じらされ、それも、楽しませてもらいました。 南米のむっとした空気が、伝わってくるような描写、あっと驚かされる、本当に、天から地に落ちるような展開、楽しませていただきました。私は、全巻読み終わった後、思い返すに、この第一巻のぞくぞくとした、幕開きの瞬間が、たまらなく好きです。 | ||||
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日本でバラバラになってしまった家族が中南米のG国で再会する。段々と家族としての感覚を取り戻していくが、そんな中クーデターが勃発する。しかもそのクーデターはいわゆるクーデターとはどこかが違っていた。またまた家族は離れ離れになってしまい、それぞれ苦難の道を歩むことになる。 それぞれが命を懸けてクーデターという異常事態を生き抜いていく中、子供は人生について、大人は家族の大切さについて学ぶ。 また、それぞれが死と向き合いながら成長していく。 読んでいたらいつの間にかハマって、主人公の練と一緒に冒険しているかのような感覚になる。 1冊が150頁程度なため、気軽に手に取ることができる。1日に1冊づつ、6日間の冒険に出てみてはどうでしょうか。 ソレデハ… | ||||
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文庫で150ページくらいでとても薄いので読みやすい。 すぐ読めます。 短時間で小説をちょっと読みたいというときなんかはいいんじゃないですか。 飛ばせば、1時間でいけます。 連続物ですが、1巻ごとの区切りがいいのでスパッと読めます。 | ||||
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「一流のひとは、道具や対象に向かった時に適度な距離感がある。 人間は、誰かと話すときにある程度の距離を置く。 その距離を越えて近くに踏み込まれると、なれなれしいと感じたり 圧迫感を覚えたりする。 逆に、それよりも遠くなるとよそよそしいとか他人行儀だと感じたりする。 道具やモノにも、それぞれ固有の縄張りのような空間があり、その道具に 対する技能が習熟していないひとは、近寄りすぎてその道具の持つ縄張り に侵入してしまっているのだ。 楽器のうまい人を想像すればわかり易いだろう。 ギターでもピアノでも、上手なひとは楽器にかぶりついたりはしない。 ほどほどの距離を置き、楽器全体をふわりと包み込んでいるように見える。 楽器の持つ縄張りに引きずり込まれずに、自分の縄張りと調和させている。 おのれの技能を客観視することができると言ってもいいだろう。 職人もそうだ。 道具とほどよい距離を置き、自分の技能を客観的にコントロールする。 抑制された、コンスタントな緊張感を保ちつつリラックスする。」 第1巻と同じく150ページくらいなので読みやすい。 どんどん深くなっているのではまっていきます。 私は1時間半かかりました。 | ||||
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「不安から身を守ろうとすると、感情が麻痺するのだ。 しかし、感情が麻痺していくのと反比例するかのように皮膚感覚は 過敏になっていく。 何日も野宿をして、常に過度の緊張感を強いられていたせいか、背中 の一部や首の後が鋭敏になっている。 その部分が周囲に対するセンサーになっているのだ。 遥か後方で、何かが動いても、即座に気付くだろう。」 第1、2巻と同じく150ページくらいなので読みやすい。 どんどん深くなっているのではまっていきます。 今回も1時間半かかりました。 | ||||
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中学生の兄妹が旅先の中央アメリカで不思議な事件に巻き込まれていく物語 冒険小説のようなストーリーに隠されたテーマは「絆」だと思います。離婚した両親、日本に待つ家族、旅先の事件で出会った少年、そして兄と妹。 様々な絆からパワーを分けて貰って主人公「練」は困難を乗り越えていきます。どこにでも居そうな少年の活躍と、成長の描写は、恩田陸ならでは。 楽しく読める一冊になってます。 | ||||
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持ち歩くには文庫がベストだけれど、値段ならこちらがお得・・・ どちらがいいかは好みですね。私にとってロールプレイイングゲームだった冒険小説。 バラバラの家族が父親の働く南米に遊びに来て、クーデターに巻き込まれるというところから物語は始まりました。 小説のタイトルもなんだろうと考えさせるもので、読むと何が上と外なのかわかります。気がつけば、主人公の練になりきって一緒に冒険をしていたような気がします。 この小説って本当にゲームに出来そうな感じがします。 | ||||
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文庫6冊が一冊の本にまとまって登場。 家族で南米を旅行中、ヘリから落ちてしまい、ジャングルに取り残された練と千華子の兄妹。ジャングルを彷徨っていると不思議な少年達に出会い、謎の儀式に参加させられる事になる。ジャングル脱出までの事件や成長、その間の親の行動、滞在先で起こったクーデターと火山の噴火。様々な事件が絡み合って収束するところが面白いです。 単行本ですが、文庫6冊分よりはお安いです。また一気に読めるのも嬉しい所。 | ||||
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物語はテンポよく進み特に5巻は一番面白かったです。儀式に落第した少年達は何処に?そして失敗に終わりそうだった練はどうやって危機を切り抜けたのか?本当に自分が練になった気分で読めました。それにしてもニコの存在は光ります。果たして彼がどんな存在なのかは6巻の最後に分かるのですがそれまで彼は本当に謎の少年です。でもこっちが無事に済んだらあっちが問題にと練と千華子はどんどん試練に巻き込まれちゃいますよね。手に汗握る5巻でした。 | ||||
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1年に渡って出版されて最終巻まで出揃っています。 バラバラの家族が父親の働く南米に遊びに来て、クーデターに巻き込まれるというところから物語は始まりました。 小説のタイトルもなんだろうと考えさせるもので、読むと何が上と外なのかわかります。 私にとってこの小説はロールプレイングゲームでした。気がつけば、主人公の練になりきって一緒に冒険をしていたような気がします。 この小説って本当にゲームに出来そうな感じがします。 1日1冊軽く読めます。 1週間で冒険を味わってみてはいかがですか? | ||||
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6巻まで読み終えて、この本はジェットコースター小説だった。 スピード感があって登場人物と一緒にドキドキする。 次の巻が出るのが待てないくらい。 本当に楽しかった。 ロールプレイイングゲーム的な小説でした。 ただ、5巻から6巻にかけて若干失速したのが残念です。 | ||||
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テレビで、ベネズエラのギアナ高地のテーブルマウンテンを見ました。 小説に描かれていたあのシーン、このシーンが 目の前に浮かんで、テレビの映像とオーバーラップ。 あらためて、 恩田さんの筆力に瞠目させられました。これくらい、想像力を刺激する本はちょっとないよ。 そして、これくらい、破天荒な話もない。気持ちいいくらいスケールが大きくて、わくわくします。 | ||||
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