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(短編集)
鍵のない夢を見る
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鍵のない夢を見るの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 21~40 2/4ページ
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| 物語で醸し出されている雰囲気が小説の内容に合っている気がします。 いろんな意味で興味深い作品でした。 | ||||
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| 物語のネタバレがないよう、これから読もうとしている人に 参考になるよう心がけてレビューしますね。 直木賞とのことで、(芥川賞受賞作より)娯楽として気軽に楽しめると予想してましたがそうではありませんでした。 他のレビュアの方が書かれているように ・犯罪事件としてのヤマやオチ、としてよりも日常さやリアリティに重きが置かれている ・登場人物のクズ具合が多い(というか、人間の醜さが緻密に描かれている) ・後味が悪い という点で、気軽に読んで楽しめるという感じではないです。 正直、私も読みすすめるのが辛くて ”なんでそこまでしてこの本、読んでいるんだっけ?”と思って たびたび中断しました。 それでも、 ”この作品はどんな所が評価されて、受賞したりテレビドラマ化されたんだろう?” という気持ちで最後まで読み通しました。 とはいえ、読み切ると 作品の価値というか優れている点がぼんやりわかりました。 さらに、ネットで”直木賞受賞の際の審査員のコメント”というものを 読むことができるので、それが非常に役に立ちました。 ”なるほど、そういう視点でこの作品は書かれていたのか” と新たな視点で考えると、やはり優れた作品であるかと思います。 現代美術や前衛音楽とかもそうですが 新たな枠組みを開拓すべく挑戦している芸術活動は、 従来の受け止め方だと全く楽しめなかったり、苦痛であることすらあるかと思います。 『優れた作品であるけど、心地よくはない』 私にとって本作品はその部類でした。 なので、本書に関して言えば ”直木賞受賞の際の審査員のコメント”がとにかくおすすめです。 本作品の前に読んでも構いませんし、私のように 読了後に読むのでも良いかと思います。 | ||||
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| 良作です。ただ、テーマが犯罪なこともあり、どの話も後味が悪い。笑 辻村さんって青春小説のイメージが強かったんですが、負の感情の描写が上手いですよねぇ。女性はドキッとする話が多いのでは。 | ||||
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| 直木賞受賞作品。ただ、辻村さんの代表作と言われるには、ファンとして違和感がある。この作品の登場人物はクズが多い。いつもの、かしこ過ぎる小学生や、東大へ行く高校生、才能ある芸術家は出て来ない。そういう意味では異質な作品だが、WOWOWでドラマ化(Amazon primeで鑑賞可能)されたりと、辻村さんが話題になることは嬉しい。 | ||||
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| するするっと読みすすめることができました。 ただ、読み終えるごとに生まれるこの感情を何と表現すればいいか。 悪く言うと、不快感。私はこういう女になりたくない。こういう女ではない。という感じ。 ただ、女という性の深さというか、あー何か分かる、と思ってしまう。だから不快に思うのかもしれない。分かる自分もやはり女なんだと。 | ||||
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| 校正がなっていないというレビューが目についたので訂正しておきます。 「人の言葉や誘いに誠意のない対応ができないのは、礼儀の問題だ。」 という文が間違いだと言われていますが、 冷たくあしらうべき誘いにも主人公は礼儀正しく対応してしまうことを憂いている場面ですので何も間違っていません。 厳しい批判が気になったので著者に代わり説明させていただきました。 作品は少し純文学寄りに感じましたがすごく面白かったです。 | ||||
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| 転校してきた女子小学生と主人公の物語、未婚の30代女性の物語、彼氏と海で旅行をする20代女性、大学時代から付き合っている彼氏と離れ故郷で教師になった20大女性、生まれた子供とベビーカで買い物に来た母親の物語。 別々のお話で別々の主人公ですが、女性の各世代をなぞるような全五篇の短編集です。第一編から第五篇まですべての物語で心臓を握らてたような切なさや切迫感があります。 展開の読めないミステリー要素の強いものも多く、辻村深月さんの他の作品も読みたくなる一冊です。。 小学校高学年の友情と切なさ。結婚適齢期を過ぎた女性の切なさ。若い女性の盲目的な恋愛の切なさ。夢と現実と恋愛の切なさ。子育て中の喜びと切なさ。 五篇がそれぞれの魅力が光る短編集でした。短編集なのでそれぞれの分量は少ないので、辻村深月さんの作品を初挑戦される方にもおすすめです。 私は心臓を握られたような切なさを五編続けて感じ続けました。他の辻村深月さんの作品も読みたくなりました。是非読んで欲しい一冊です。 オススメの方 1.壁にぶち当たっている女性。 2.普段あまり本を読まない方。 3.小説で心を締め付けられたことのない方。 | ||||
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| やっばり辻村深月の小説が大好き | ||||
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| とても面白かったけど、娯楽小説だと思って読み始めたので立ち直るのに少し時間がかかった。純文学作品だと思って購入することをお勧めします。 | ||||
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| かがみの孤城で初めて手にした作家さん。その時の感動も新しくたまたま本屋さんで見掛けた作品。子ども目線が身近で、すごく読みやすい。ミステリー性もあり、ラストにドキッとさせられる。かがみの孤城があまりに良すぎて★4つだけれど面白い。 | ||||
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| 「君本家の誘拐」は結末に救われた。「美弥谷団地の逃亡者」は日常起きている事件を連想させ、世相を映していると 思った。 | ||||
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| 現代に生きる人々が抱える閉塞感やどうしようもなさがよく描かれている。理想の男性を追い求めて乗り遅れていく女性やダメンズの夢に飲み込まれる女性の心理描写が秀逸で、そこら辺は女流作家ならでは。とはいえバッドエンドの物語ばかりというわけではなく、そこにはちゃんと希望もある。核となるテーマを各作品がうまくラッピングした短編集で非常に面白かった。 | ||||
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| まだ一話だけしか読んでいませんが何故だろうと思っていた事に触れていてよかったです。 忙しくても後を読まずにいられない感じです。 | ||||
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| 作品としての構成上の欠陥や登場人物の掘り下げ不足等々、この作品の欠点を指摘しようと思ったら欠点はいくらでもある。しかし、それを補って余りある大きなパッションがこの作品にはあった。そもそもこう言う作品に文学的な完成度を求めて意味があるのだろうか。希望の原理が伝われば十分ではないのか。そう言うことも考えさせられた作品であった。 | ||||
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| 微妙。いろんな意味で。はっきりしたなにかではなく、もやもやした感じを表現したかったのかも。こんな作品もよし。 | ||||
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| 主人公の年齢性別で、面白さが変わるがほぼ面白い。少し田舎の人の特徴掴むのがうまい。感情移入しにくいが若い女の表現もうまいのに、おっさんはさらにうまい。直木賞受賞を読後に知った。一番長い「芹葉大学の夢と殺人」は心理描写が深く、やや難解で芥川賞っぽい雰囲気があった。 | ||||
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| この中の一つのお話を入試問題で知りました。 子どもたちに身につけてほしいこころのブレーキを このお話を通して伝えることができました。 ありがとうございます。 | ||||
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| 読んでて痛くて苦しい話ばかりです。幸せは求めたり誰かに映る姿に価値を置くものではないはずですが…誰しもが少し重なる、あり得る心理が描かれていてドキッとします。ただそれを誰かのせいにして生きていくのか、自らの非や恥を認められるか… 辻村さんの小説はどれも大好きですが、個人的には、初期の友達の為にがむしゃらになる作品がやっぱり好きです。 | ||||
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| 第147回直木賞受賞作です。ドラマを最初に見て原作にも興味が湧き読みました。5つのストーリーでできた短編集で、それぞれのストーリーが日常の何気ない一コマを切り取ったような作品で、居なさそうで居そうな5人の女性の有りそうで無さそうな(非)日常を描いた作品でした。産後直後に書いたという五編目の「君本家の誘拐」はとてもスリリングでまた幼い子のいる母親の気持ちや描写がとてもリアルでした。 | ||||
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| 5つの短編が1冊に記されている。こういう本をAudibleで聴くのはなかなか辛いと思った。次の話に移った瞬間を聴き逃すと、いつの間にか登場人物が入れ替わって話についていけなくなる。しかも5つの短編がどれもシュールな話で終わり方もザクっとしている。とはいえ話は面白かったし、どれも女性目線で描かれているのが新鮮だった。一番印象的だったのが資格浪人ユーダイの話。世間知らずのピュアな学生ユーダイがどこまでも恋人を振り回す。この話は個人的にも身に覚えがあって、やはり若いころ自分を慕ってくれる女性を酷く傷つけ迷惑をかけてしまったから、物語の中のユーダイが若いころの自分に重なってほろ苦い恥ずかしい思い出が蘇った。面白いのは、経済力も気遣いもできるようになった今の方が圧倒的に女性にモテないということ。物語の中のユーダイは犯罪者になってしまったけど、実際一歩間違うと犯罪という危なっかしい青春時代を送っている人は少なくないだろう。世間知らずで怖いもの知らずだからこそ、恋やドラマが生まれるのだとも思う。 | ||||
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