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赤いべべ着せよ…
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赤いべべ着せよ…の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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人の怖さサスペンス作品です(^-^*)/ まずは童謡の使い方が巧みで怖さを増幅してましたし、 エピローグの怖さも見事!ゾクゾクしました! ただ、主なストーリー展開には真新しいものはなく王道的な運びなので、人の怖さサスペンスに読み慣れてる方には新鮮さが薄いかも知れません。 と言うのも、今作は新書版が92年出版で、改題&加筆した文庫版が95年出版と20年以上前の作品なので。 それでも、20年以上前の作品にしては、充分に怖さを楽しめて一気に詠みました! 人の怖さサスペンスとして充分見事でした(^-^*)/ | ||||
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・高村家の父親の愛人が精神的に不安定になった道代ならば、高村滋と加賀史郎は異母兄弟。 ・ルリ子が亡くなり母親がおかしくなり、加賀史郎は父親の養子になり、正妻の子には男児がおらず、その父親のもとで成長する。 ・しかし、高村家には正妻の息子の滋がいるし、加賀史郎が高村家にルリ子の死後来たという記述はない。狭い町だから隠れてそんなことはできない。 ・加賀郁代が「高村家の父親と愛人の間に娘がいた」と述べている。息子の史郎のことはなぜ言わない? ・加賀道世には高村以外の恋人がいて、その男のもとで史郎は育ったということ? ・また、ルリ子は高村家の父親の種だが、史郎はその他の男の種で、種違いの兄弟ということ? | ||||
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もっと新しい作風を期待したが まるで昭和初期の金田一先生のような乗り。 駄作です。 | ||||
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薄っぺらいミステリー小説という感じです。 展開もかなり読めます。 | ||||
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どんでん返しはあったけど、読み終わって、ああ、面白かった~!という気持ちにはあまりならなかったので、ちょっと辛口からもしれないけれど星3つ。 | ||||
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今邑彩の作品は初めてでしたが、読んでみてよかったです。ミステリーに地域伝説的オカルト要素が入っているんだけど、横溝正史よりも軽くよみやすく、一気に読み終えてしまいます。 ただ、明らかに同一の手口で、しかも幼い子供が次々と殺されていくのに、警察の捜査活動もなく、子供達に対する警戒心も十分ではないところが現実的ではなく、ちょっと軽すぎ?と思わせる部分もありますが、最後のタネ明かしは決して軽くなく、むしろ再度読み返したくなるほどのインパクトがあるものでした。 | ||||
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夫と死別し、昔2年だけ住んでいた場所に戻ってきた母娘。 しかし、そこでは幼馴染の娘が、以前、絞殺されたという。 そして、次々の絞殺される少女たち。しかも、20年前にも同様の事件が。 この事件の真相は。 全編を通して今邑さんの作品だなと感じる事ができます。 なかでもこの数ページのエピローグ。今邑さんらしさ全開なのは。 これがあるから今邑さんの作品は止められない。 良かったです。 | ||||
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角川ホラー文庫の一冊で、タイトルからしてホラー作品みたいだが、もともと90年代前期に今邑氏が出した「通りゃんせ殺人事件」の加筆版なので、この時期の著者らしい捻りの効いた純粋なミステリー作品である。 古来伝承の怪奇話と主人公達の周りで起こる過去と現在とをリンクした児童連続殺人事件が描かれており、サスペンス色濃厚な目を離せない展開に加え、著者ならではのどんでん返しもうまく作用しており、非常に読み応えのある作品となっている。 | ||||
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タイトルや真っ赤な表紙からまず威嚇されましたが、 中身も負けていません。子を持つ親には怖い内容です。 主人公・千鶴の一つの善意から次々と事件が起こり、 そのため回りから疎まれてしまいます。 よかれと思ってしたことで人を傷つけてしまった場合、 それは悪いことになってしまうんですね。 しかもそれは20年も前の子供の頃の話です。 でもこれは誰もが顔見知りの小さな町ではおこりうる話です。 誰もが知り合いだからこそ、 いつまでもその呪縛から逃れられない。 自分を知ってくれている人がいることは良いこともあるけれども、 つらいこともあるのですね。 この話は”もしかして鬼がしたこと?”といった、 一瞬現世から離れて霊的な事にしてしまいたい衝動に駆られます。 それほどつらい事件が続きます。 わたしは子供の頃お化けが怖かったのですが、 「死んだ人は何にも悪さはしない。 本当に怖いのは生きてる人間の方。」 と、よく親に言われました。 この言葉が身にしみる結末です。 | ||||
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本書は著者の代表的な長編作品の一つである。作品はダイナミックで面白いが、登場人物の狂気じみた行動の原動力となっているのは憎悪だと言える。我が子を殺された憎しみは、確信も無いのに特定の人物の風貌などの要素だけで、きわめて攻撃的な違法行為を行わせしめる。その時点で憎悪に駆られた人は理性を失い、冷酷な殺人鬼にも変貌する。ここまで強い情念が人を駆り立てる本書の内容は著者の真骨頂だ。 憎悪はここまで人を変貌させられるものなのか? それは普通の憎悪ではない。我が子を絞殺されて、ある所に放り込まれた事による憎悪だ。こういう種類の憎悪は理屈では割り切れないものがある。この様な場合、憎悪の前には理性の力はこんなにも脆く、後先の事を考えずに行動してしまうというところはなるほどと思う。しかし真実はさらに残酷だ。その理由は本書を最後まで読めば明白になる。 本書は緊迫した場面の連続で息を呑むが、推理の楽しみも大きい。 | ||||
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連続幼女扼殺事件の不可解さやスリリングな展開だけでなく、事件の度にきしみを生じる人間関係などもうまく描写されている。ホラー的要素を絡めながらミステリーとしての質も高く、ミステリー的どんでん返しの後にホラーとしてのオチが用意されていると言った構成もすばらしい。読み始めると一気に最後まで読み切ってしまう作品である。 | ||||
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