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(短編集)

シャーロック・ホームズの復活



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シャーロック・ホームズの復活の評価: 4.45/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(1pt)

何故わざわざ難しい漢字、あまり使われていない表現で訳すのか

「あきれる」ただこの一言。現在、あまり使われていない漢字・表現、ごく簡単なわかりやすい漢字が
あるにもかかわらず、なぜ、わざわざ、推理小説に難しい漢字を使うのか。
例、「プライマリー・スクール」・・・『旗亭』『遼遠』『管見』etc.
他にも、『亭亭』『唯唯』など、自分が活字離れしたことを棚に上げるのは良くないとは思うが、
もう少し普通に使う言葉で訳出できないかと思う。
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.10:
(5pt)

久しぶりに読んでみたくなり、購入しました。

時間つぶしに何か読んでみようかなと思い、色々調べていくうちに「シャーロック・ホームズ」を思い出し、購入しました。名作はいつ読んでも楽しめるものですね。
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.9:
(5pt)

ひと味違う人間味あるホームズ。ほか、検死審問など

「最後の事件」で宿敵モリアーティー教授とともに滝壺に転落して死んだはずのホームズが、3年後にワトソンの前に現れる劇的な短編から始まる。ただし、ホームズはキリストのように死から復活したわけではないから、表題のReturnはやはり「帰還」と訳すべきところであろう。
本書の13編の短編はそれぞれホームズの鮮やかな観察と推理が楽しめるが、これまでの人間離れした変人奇人ぶりは抑えられ、むしろホームズの人間的な感情が随所に出ているところが興味を惹く。例えば、事件解決後にスコットランドヤードの刑事たちから賞賛の言葉を受けてホームズが思わず感極まってしまうところなど、「推理機械であることをやめ、人間らしい一面をあらわにする」とワトスンが語るくらいである。

その他、シリーズの最初からたびたび登場する「検死審問」は日本にはない制度で興味深いが、イギリスでは不審死や刑務所・警察留置場での死亡は検視だけでなく審問や陪審が開かれる。刑事責任を問うものではなく、自殺か他殺かなどの死因を究明するのが目的である。不審死や拘留中の死亡を闇に葬らせないためであろう。
また、本書では古い貴族の館の隠し戸棚に犯人が隠れたり、使用人を呼ぶ呼び鈴の紐といったものが出てくる。前者の隠し戸棚や隠し部屋あるいは秘密の通路は、宗教改革の時代にカトリック派の貴族が神父を逃がすために作ったものであろう。後者はドラマ『ダウントンアビー』でもおなじみのものであり、貴族の部屋から地下の台所などにつながっているあの呼び鈴のひもである。
さらに、普及し始めた自転車が何度か小道具で使われたり、第一次大戦前の不穏な欧州の政治情勢が暗示されたりで、当時の社会や時代を感じさせるところも面白い。

なお、最後の短編の冒頭、ホームズがロンドン暮らしを打ち切って田舎に隠遁し、「念願の推理学研究と養蜂に明け暮れる身となった」ことが紹介される。著者コナン・ドイルは復活させられたホームズものをなんとか打ち切ろうとするのだが・・・
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.8:
(5pt)

いろいろな翻訳者の「三人の学生」所収の文庫本を集めています。

原作の英文は同じでも翻訳者の感性で日本語訳は千差万別なことをよく理解しました。
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.7:
(5pt)

ワトスン博士の気持ち、分かります。

死んだと思っていた親友が、生きていたとなったら誰だって驚くだろうなぁ。しかも変装して現れたんだから。でもまた、ホームズの活躍が見られると思うと嬉しいです。
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.6:
(5pt)

現在のホームズ全集の決定版

深町真理子さん84才。 卓越した女性翻訳家の最後のシャーロックホームズ個人訳全集になると思います。 非常にこなれた訳になっています。 そしてホームズ個人訳の全集としては,これが「最新」のものだと思います。2010-2014年に集中的に7冊訳されていますから。

Kindle版だと,文庫本よりかなり安くなっているのも有難いと思います。 いま現在のホームズ全集の決定版ではないでしょうか。

シャーロック・ホームズシリーズは,もう,この作品がどうのとか,そういうモノでは無いような気がする。 ホームズ好きなら,全巻持つだろうし,それなら一人の翻訳者による全集の方がいい。

深町真理子は,たぶん自分の最後の個人全集としてホームズ訳に取り組んだのだと思う。

深町真理子訳の全部のホームズ本に,同じ内容のレビューを書いたのは,「レビュー数を増やしたかった」からではない。 この最新の個人全集を多くの人に読んで欲しかったからだ。
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.5:
(5pt)

とっつきやすいです

誕生日のプレゼントとして送ったのですが喜ばれました。 和訳が最新なので読みやすいそうです。
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.4:
(4pt)

懐かしくて~

高校生の時に読んで以来のホームズです。
30年前に読んだのでも、覚えているものですね。
翻訳は、この方のが読みやすいです。
ホームズの事件簿は違う人の訳で読みましたが、時代かかってて、ちょっと違和感がありました。
あれはあれで、時代が感じられていいかもしれませんが。。
シャーロック・ホームズの復活 (Hayakawa pocket mystery books)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (Hayakawa pocket mystery books)より
4150004536
No.3:
(4pt)

あとで読んでみよう

子供の読書感想文の材料として購入。
通勤電車の中で読むのにちょうどよさそう。
子供が読み終わったら借りることにしよう。
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.2:
(5pt)

やはりシャーロックは面白い

本書は The Return of Sherlock Holmes の新訳ですが、『シャーロック・ホームズの復活』という題名が新鮮に響きました。第二短編集(『シャーロック・ホームズの思い出』)では、シャーロックは、暗黒街の大物モリアーティ教授と戦い、ライヘンバッハの渓谷で死亡したと思われていましたから、「復活」はまさに適訳です。ホームズの復活は、ファンにとってまことに朗報ですが、親愛なるワトスン博士が愛妻メアリに先立たれたのは、かえすがえすも残念です。

シャーロック・ホームズの物語は、ストーリーの面白さもさることながら、ガス灯とか辻馬車とか、古きよき時代のロンドン(とはいっても兇悪な犯罪者には事欠きませんが)の風物描写に心がなごみます。探偵小説はシャーロックに始まってシャーロックに帰る。最近、またシャーロックを読み返しています。むかしは英語の勉強のため、原作にチャレンジしたこともありましたが、よい翻訳があるのなら、母国語で読んだほうがはるかに楽です。本書の訳は読みやすいので、物語の面白さを十分に堪能できます。
シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (創元推理文庫)より
4488101208
No.1:
(5pt)

復活

さすが、ホームズ・
見事な復活。これは、ホームズファンなら買い。
シャーロック・ホームズの復活 (Hayakawa pocket mystery books)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの復活 (Hayakawa pocket mystery books)より
4150004536

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