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ホップスコッチ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ホップスコッチの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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引退し老境に差し掛かった元アメリカ諜報員の男が、世界を相手に一泡吹かせようと試みる物語。 プロットだけを読むと、”賞味期限切れ”男たちに夢と勇気を与える物語のようだね。自身の実力を見せつけようと煽った挙句、各国の諜報員に追われる主人公。ピンチ、ピンチの連続を知力を使ってくぐり抜けていく。まさに、本作品の見所はココだ。 クライマックスは最大のピンチが。どうする、どうなる・・・落としどころとしては、まぁ、そうだよね。ラストはもうひと華あっても良いんじゃないだろうか。と、感情移入してしまった。 もっと痛快さをお願い。【エドガー賞】 | ||||
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老いて閑職に回されそうな諜報員が一計を案じ・・・というお話。 一応、スパイ・謀略小説に分類されそうな作品ですが、中身はゲーム性の強い、時代性や現代性は薄い作品になっており、その為謀略小説が常に今の問題を扱うので、時間が経つと少し古びる所がありますが、本書は経年劣化から回避した、今読んでも面白い作品になっていると思いました。 それと、この著者の娯楽小説はあまり血生臭くしたくないという信条が貫かれており、作中あまり残酷なシーンがなく、人が殺されるシーンのない、後味の悪くない所もポイントが高いと思いました。 運動選手が現役を引退した後でドラッグで捕まる事が多いですが、現役時代の緊張感から解放されて弛緩した生活が物足りなくなり、ドラッグに手を出すらしいですが、この小説の主人公も張のない生活が嫌で自ら愉快犯風な事をしでかすのかと思いました。この辺の問題はもっと社会問題として議論した方がいいかも。 ゲーム性の強い謀略小説の傑作。是非ご一読を。 | ||||
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字が小さくて、読みずらく、しかもおもしろくない 駄作 出版社は猛省しろ | ||||
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マイルズ・ケンディグは53歳、第一線で活躍したCIA情報部員だったが、負傷と高齢のため退職に追いやられた。退屈さに耐えられなくなった彼は、自らを石に見立てたホップスコッチ(石けり遊び)を開始する。わざとCIAの逆鱗に触れ、自らを狩り立てるように仕向ける、命がけのゲームである。追跡の任に当たるのは、ケンディグの弟子で後継者のジョー・カッター。お互いを知り尽くしたプロ同士の追いかけっこの行方は? 本書が発表された1975年は、カストロ暗殺計画など数々のCIAの陰謀が明るみに出、大スキャンダルになっていたそうだ。ケンディグの”反逆”によりCIAの悪行が暴かれていく本書は、当時はまさに時流に乗ったホットな話題作であり、だからエドガー賞を受賞したのだと言われている。 話題性がなくなった今読んでも、充分おもしろかった。と言うより、CIAの悪行暴露という点では大した事がないので、むしろ純粋な鬼ごっことして楽しんだ方が良いだろう。あらすじから暗い話を想像するかもしれないが、暗さは全くない。派手さには欠けるが、感傷を排し、細かいところまで考え抜かれた、プロ対プロのスリリングな知恵比べが楽しめる。 | ||||
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