ロマノフ家の金塊
- サスペンス (354)
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歴史的記述に関する部分は飛ばして読みましょう。 そしたら、(傑作)冒険スパイ小説になります。 すると、上巻はほとんどパスすることになるのですが、それでいいのです。 すると、上巻の残りは、恋愛の部分になりますが、これは、お好みで。 下巻は物語が動き出しますよ。下巻にも歴史的記述が出てきますが、これも飛ばしましょう。 | ||||
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過去のロシア内戦で多額の金塊が消え・・・というお話。 歴史家の主人公がロシアの歴史を追う内に消えた金塊の事を知り、その故にCIAやKGBに狙われるという謀略小説。ここで描かれている20世紀初頭のロシア内戦が事実に則した記述かどうかは浅学にして知りませんが、かなりリアリティのあるように書かれたいてさすがガーフィールドと思いました。それにしてもロシアだけでもその内戦で1億に上る死者が出たというのは衝撃的な話で驚愕します。20世紀初頭は今みたいに戦争に反対する方が少数派で帝国主義真っ盛りとはいえこれだけの犠牲者が出たというその戦争には唖然とします。これは今を生きる我々にも色々考えさせる歴史的現象のように思えました。 そして、本書の核となる消えた金塊についての部分も何故あまり関係ないアメリカが関心を持つのかも、この小説の時代設定により納得できる理由づけがなされており、単なる謀略小説としても優れた作品になっております。 更に、この著者のガーフィールドという人の作家的信念で娯楽小説はあまり暴力的にしたくないという理念が本書でも貫かれており、あまり血生臭くない読後感の謀略小説になっており、好感を持てます。 難を言えば老人の言葉の訳に違和感を覚えて興ざめでしたが・・・。 この著者の作品は他にも色々読んでいて面白い物が多いですが、出版界ではもう古い作家なのか翻訳されなくなって残念。まだ、存命で書いてらっしゃるなら翻訳してもらいたいものです。 これを気に入った人には同じようにロシアの歴史を扱ったリテルの「赤葡萄酒のかけら」もお勧め。 ロシア内戦に材をとった傑作。是非ご一読を。 | ||||
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上下かん共に読みましたが、結末がいまいち。 続きはどうなったの〜と疑問が生じます。 実際あった話らしいですが、歴史の背景がよく わからなかったです。 最後のおいつめていくところはおもしろかった。 | ||||
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父に借りて読みました。 確かに金塊のありかをさぐる旅や、主人公が恋をしたりと もりこんでいますが、歴史の話がやはりメインです。 私はあまり世界史を知らないので、ソビエトの背景がよく わからないのと歴史の主要人物も?でした。 ちゃんと背景を知っているとよりこの物語が おもしろいかもしれません。 またソビエト系の名前が似ていて何回もでてくるんですが、 なかなかこの人、なんの人だっけ?という状態になりました。 | ||||
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