砂漠のサバイバル・ゲーム



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初公開日(参考)1987年08月
分類

長編小説

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砂漠のサバイバル・ゲーム (扶桑社ミステリー)

1990年02月28日 砂漠のサバイバル・ゲーム (扶桑社ミステリー)

キャルヴィン・ドゥガイは怒りににえたぎっていた。「おれをこんな所へ閉じ込めたらやつらに必ず復讐してやる。人の魂の尊厳を踏みにじるようなことをする連中は、犯した罪にふさわしい方法で処刑してやるのだ―。」ドゥガイはベトナム戦争から帰還後、5人の人間を死亡させた容疑で逮補されたが、精神異常ということで、病院に強制入院させられていた。ある夜、ドゥガイは病院を脱走、自分を診断した4人の精神科医を捕まえ、報復として砂漠のなかに水も衣服も、食物もなくほうりだした。灼熱の砂漠からの脱出を賭けて、4人の男女の想像を絶する生への死闘がはじまった―。鬼才が放つ異色の冒険サスペンス。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

極限状況下で試される人間性を職人作家が描いた傑作サスペンス

あるネイティヴの犯罪者を精神の病気として診断したため逆恨みを買った精神科医四人が砂漠に全裸で放り出され・・・というお話。
灼熱の砂漠に裸で放り出された人間がその極限状況からいかに生還するかを描いたサスペンス。極限状況に置かれた人間がその叡智や機略や忍耐力や耐久力を試される試練の物語。果たして四人は無事この残酷な状況を乗り切れるのか?それは読んでのお楽しみで興を削ぐので書けません。兎に角読んでくださいとしか言えない傑作サスペンス。
著者のガーフィールドという人は娯楽読み物に関して独自の見識があるそうで、こういう読み物を必要以上に残酷にしたくないとか。そのせいか、本書も陰惨な話の割にはキモくならずスラスラ読めて後味も悪くないという娯楽小説の王道をいく作品に仕上がっております。クローズド・サークル風に殆ど砂漠の四人に限定された話ですが、水増しになったり同じところを拘泥したりしないで楽しく読ませるところもお見事。更に登場人物たちの会話や回想に人生観や宗教観を盛り込んで小説のコクを増しながらもあまり深く突っ込まないでエンターテイメントの枠に収めているところもさすがMWA賞受賞作家と思わせます。
訳に一言あるとすれば、気温の表記が華氏や摂氏で判りにくいのが残念。作中で気温が重要な要素になっているので、日本人に判り易い表示にしてもらいたかったです。それ以外は文句なしのエンターテイメント小説としてお勧めできます。機会があったらどうぞ。
砂漠のサバイバル・ゲーム (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ)Amazon書評・レビュー:砂漠のサバイバル・ゲーム (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ)より
4594001734



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