パンドラの匣



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初公開日(参考)1977年12月
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長編小説

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パンドラの匣 (ハヤカワ・ミステリ文庫―カウフマン警視シリーズ)

1990年05月31日 パンドラの匣 (ハヤカワ・ミステリ文庫―カウフマン警視シリーズ)

ニューヨークのどこかで、ある日、大がかりな犯罪が起こる―16分署署長カウフマン警視が逃亡犯から得た情報はそれだけだった。どこまで信用できるかわからないが、警察としては見過ごすわけにはいかない。非常事態に備え緊急動員作戦〈パンドラの匣〉が立てられた。だが厳重な警戒にもかかわらずメトロポリタン美術館が何者かの襲撃をうけ、高価な名画5点が奪われてしまった!カウフマンはただちにニューヨーク全市に作戦を発令、総力を挙げて未會有の捜査網をしいたが…。壮大なスケールで描くエキサイティングな警察小説シリーズ第1弾。 (「BOOK」データベースより)




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No.2:
(5pt)

警察小説に新風を吹き込んだ斬新なシリーズ第一作

マンハッタンの16分署署長のマックス・カウフマンのもとへ知り合いの私立探偵から近々大がかりな犯罪が発生するらしい、という噂が持ち込まれ・・・というお話。
よく言われるように警察小説の多くが署内の人間関係の葛藤や組織犯罪をチームワークで解決する、というパターンが類型としてありますが、このシリーズの場合、その辺の人間ドラマはバッサリ切り捨て、冒険小説乃至謀略小説風の犯罪を展開させ、それを警察がどのように追跡するか、或は未然に防ぐかを主軸にしているのが画期的で面白いです。
本書でも大きな美術館から高名な名画を盗み、それを返して欲しかったら金を払えという犯人側の要求にどのように対応するか、消えた名画はどこにあるか、犯人たちは今どこにいるか、等さまざまな流れが絡み合いつつクライマックスまで突き進むというスリルとサスペンスにあふれた超弩級のエンターテインメントになっております。
ウォンボー、マクベインなどとは別の道を警察小説に切り拓いた画期的シリーズ。警察小説ファンは必読の傑作。
パンドラの匣 (ハヤカワ・ミステリ 1300)Amazon書評・レビュー:パンドラの匣 (ハヤカワ・ミステリ 1300)より
4150013004
No.1:
(4pt)

秀抜な強奪作戦

カウフマン警視シリーズ第1段。ニューヨーク市警に謎の大々的な犯罪予告が。ターゲットが不明ながらも警察は緊急動員作戦を立てる。この作戦の名前が「パンドラの匣」。こんな名前を付けたら魑魅魍魎が飛び出してきそうだが、アメリカ人は作戦に名前を付けるのが好きらしい(湾岸戦争を見ても分かる)。カウフマン警視ものとしてはハデな展開だ。

そして、ターゲットはメトロポリタン美術館の名画だった。この名画強奪方法には感心してしまった。良く練ってある。仕掛けを大げさにしただけでなく、犯行方法の細かい部分まで配慮してある点が作者の手腕である。恥をかかされた形の警察は必死の捜査を始めるのだが...。

カウフマン警視シリーズでは彼を助ける私立探偵、別れた二人の奥さん等ワキの人物も面白い。本作は大掛かりな仕掛けの中で、アイデア溢れる盗難方法を見せてくれるシリーズの代表作。
パンドラの匣 (ハヤカワ・ミステリ 1300)Amazon書評・レビュー:パンドラの匣 (ハヤカワ・ミステリ 1300)より
4150013004



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