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西巷説百物語
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西巷説百物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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京極夏彦の書く本の「仕掛け」がすごく面白いです。 個人的に、いつもその「仕掛け」に挑んでいますが、 なかなか看破できません。 この本の「仕掛け」もとても面白いです。 | ||||
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シリーズ最終作で、主人公も違う人物ということであればこうゆう風に終わるのかな。全体に寂寥感を感じました。このシリーズ、3作目ぐらいまでは、夢中で読んだのですが、前作くらいからちょっと読むのが億劫になってきました。ワクワク感、ドキドキ感が感じられなくなりました。さらにこの作品では、使われている関西弁がとても気になりました。関西弁のなかにも男性語と女性語、階層別の言葉や尊敬語の区別があるわけですが、この場面で、そんなお嬢さんがそんな言葉を使わはるんかなぁ、などと、ちょっとした違和感があったのです。 一方的な感想で、低い評価をつけるのは恐縮なのですが、星は3つにしました。 | ||||
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巷説百物語 続巷説百物語 後巷説百物語 前巷説百物語 前後しながらも時間軸で記述されていた御行の又市の物語は、前作まで。 京極先生得意のスターシステムを駆使して、先行作に関係を持たせながらも今回は「西」。 そう来たか。時間軸でなく、「場」を変えてきたのか。 これまで地方の舞台は多いものの、あくまで又市の本拠地は江戸であったが、今回の物語の舞台は大坂。 主役は林蔵。 トーンが違う。 又市の「豪腕」ぶりと比べると林蔵はスマートだ。 しかしその分プロットが強引では? 全体としては、「金」「男」「女」「芸」「名誉」といったものへの「常ならぬ執着」や「物狂い」が背景となっているのだと思うが、いくら「狂って」いるにしても、それはないやろ、と言う読後感が強い。 もちろん狂っているから常軌を逸するのであろうが、常人から推測できるぎりぎりの範囲で収めるのが作家の力であるという気がする。 そこから考えると、「桂男」、「鍛冶が嬶」など、いくらなんでも、という印象を受ける。 | ||||
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