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(リレー小説)
ショパンの手稿譜
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ショパンの手稿譜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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著者がたくさんですが、定評があるジェフリー・ディーヴァーが最初で、どうなるのかスリリングな展開で面白い。リレー小説というのでしょうか?新しい試みですね。政情不安定な場所、ナチスが隠した財宝のなかにショパンの手稿譜があるというのでしょうか?まだ最後まで読んでいないので、結末が楽しみです。 | ||||
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本作は、ジェフリー・ディーヴァーを中心に15人のミステリー作家による連作物。ショパンを冠したタイトルに惹かれて購入したが、楽譜にまつわる謎の解明部分は、音楽に素養のある人でないと難しいかも。各作家の割当頁の関係で持ち味が出せた人、出せない人。また間奏曲的にホッとさせてくる章があったりで、連作ならではの味わいがあつた。欠点は、異なる作家が描くので登場人物の性格付けがそれぞれで、誰が誰だかよく分からなくなってしまった。また、各作家のクラシック音楽の素養に差があって、様々な音楽に関する記述があるのはご愛嬌か。続編も出ているようなので、翻訳されたら読んでみたい。 | ||||
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15人もの作家たちと、それぞれ7人もの翻訳家が各章を受け持つ、“リレー小説”という企画ミステリー。 リードするのはジェフリー・ディーヴァー。彼自身、冒頭の1章としめくくりの2章という重要なパートを受け持っている。 モチーフは’10年が生誕200年にあたったショパン、その手書きの楽譜『手稿譜』。 アメリカの音楽史の教授で元陸軍情報大佐のミドルトンは、ポーランド南部クラフクの空港でワシントンDCに帰国しようとしているところを国家警察に連行される。ワルシャワでピアノ調律師が拷問の末殺害されたのだ。ミドルトンは彼から未発表のショパンの手稿譜を託され、鑑定することになっていた。 こうして幕を開ける物語は、さながらこの手稿譜の争奪戦の様相を呈して、章ごとに参加した作家たちがバトンを引き継いで、素早い場面転換を繰り返しながら、ミドルトンとくだんの調律師の周りキャラクターたちや、FBI捜査官、殺し屋、テロリストが次々に登場し、入り乱れては、スピーディーに展開してゆく。 果たして手原譜に秘められた謎・パワーとは・・・。そして事件は解決したかに見える終盤の、ディーヴァーお約束の“どんでん返し”。 本書は、ジェフリー・ディーヴァーの巧みな手綱さばきによる15人もの作家と7人もの翻訳家の見事な連携と結束で、まったく破綻なく楽しめる痛快な冒険・音楽ミステリーである。 | ||||
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