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生贄のジレンマ
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生贄のジレンマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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高校生全クラスが不条理なゲームに巻き込まれていくという、彼の「扉の外」と同じ設定です.しかし今回は、生け贄を選べなければみんな死ぬという極限状態.ハーバードの講義ではないですが、みんなを生かすために1人を殺すことは許されるか?ミスチルの「Hero」ではありませんが、自分が犠牲になることで同級生を助けることができるとして、手を挙げられるか?最初はいた善意の生贄も、多数決、裏切りと混沌をきわめて行きます.「扉の外」では示されなかったエンディングもきちんと示されましたし、裏エンド(実際生き残ったかは不明)もあり、最後まで緊迫して読めました.「扉の外」同様、ルールを守らない異分子で協調性がなく、それでいて依存的な主人公が好みです。(ちょっとWETすぎ。もう少しCoolでもいいかも。)土橋作品のエッセンスをつぎ込んだ最新作にして、最高の作品です。MUST BUY! | ||||
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土橋真二郎が原点回帰したような感じ。 今回は集団で議論するシーンが少なく、個人個人がマイナスの感情を投げ合うような内容だった。 扉の外の雰囲気があるものの、扉の外は集団戦、生贄のジレンマは個人戦みたいな感じがした。 ただ、扉の外は「扉の外へ出る」という明確なゲームの上がりがあったが、今作はゲームの上がりが明確でないような気がした。 しかし、読後は作品の主張やテーマについて考えさせられた。 やはり土橋真二郎はめちゃめちゃ頭がいいんじゃないかな?っておもいました。 | ||||
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中巻でようやく本題にはいってきました。 舞台が学校なので、クラスということで考えると若干「扉の外」に似ている部分があると思います。 登場人物の心理が巧妙に書かれていて、もともとの土橋 真二郎ファンはもちろんのこと、その他全ての人にお勧めできます。 下巻、そして土橋 真二郎さん本人にも期待大です。 | ||||
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上巻だけだとまだプロローグといった形ですが、情報がじわじわと出てきて面白いです。 現在中巻までしか読んでいませんが(下巻は未発行)、人間関係の伏線が上巻では多々出てきていて、その後の緊迫感へとつながっていく感じです。 上巻だけだと若干物足りないですが、この作者は中盤以降人間同士の駆け引きの段階に入ると一気に面白くなります。お勧めです。 | ||||
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前回の衝撃的でいろいろ想像の余地を残した終わりからの続きの今回。 救済の真実を知りさらに心が壊されていく中、篠原とレイの妙な距離感の秘密がわかりさらには涼子たち八組の生贄の穴を使ったトリック。 徐々に登場人物たちが論理的な行動から感情に流されていく中、このデスゲームからの卒業はできるのか? 上巻はこの中巻でも言われていますが、ゲームのプロローグにすぎずゲーム本編がいよいよはじまります。 今までは生贄の穴を使えば大勢が生徒が救われてきましたが、その時間稼ぎが今やクラスメイトを生贄に捧げるのと同じ効果がなくなった中、クラス内・クラス間の戦いに移って行きました。 いまだに明確なゴールが設定されておらず、最終巻であるはずの次でどう決着をつけるのか、楽しみでしょうがないです。 徐々に主要人物の本性や何をしたく誰を守りたいかがわかってきて読んでいる自分も同じ舞台に立っているかのような緊張を味わえたこの巻でした。 まだ下巻は発表されていませんが、サスペンス好きなら買って損なしの手に汗握る展開の連続で満足されるはず!! 今回もあとがきはないので土橋先生のあとがき好きの自分はちょっと残念な気持ちも・・! | ||||
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今回の舞台は『学校』 閉鎖されたいつもの場所 生き残るにはクラスの誰かを生贄にしなければならない ゲームの終了条件は未だ分からないまま 土橋先生のいつもの作品通り主人公は外道でそれが意味するのはクラスからの孤立 だけどいつもの通り主人公の周りにはクレバーな男子女子がいます 舞台の学校は進学校なので馬鹿な奴がルール破って死ぬとか乱心になる生徒は今のところいません(みんないい子ちゃん) 上、中、下の三部作のようなのでまだあまり動きがありませんが最後にイベントがあります 作品としてはクラスごとですし扉の外に近いです やっぱり心理描写も凄くうまいですし凄く引き込まれる文章なのでオススメです | ||||
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