FAKE OF THE DEAD



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初公開日(参考)2014年09月
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長編小説

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FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫)

2014年09月25日 FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫)

偽りの終末世界で繰り広げられるリアルな"偽装"サスペンス! 「世界はゾンビに汚染された」 ゾンビの襲撃から逃れるため、真鍋和也と恋人の深雪たちは街外れのホームセンターに立て籠もっていた。ゾンビ感染の恐怖に怯えながらのサバイバル生活。 ――だが、それら"全て"は、恋人の深雪を救うために創りあげられた"偽りの終末世界"だった! 思わぬ闖入者の登場など、シナリオ通りに進まない虚像劇。さらには深雪の両親が残した隠し財産の存在まで発覚し……。ほころび始めた虚像劇の迎える結末とは――? 『ジレンマ』シリーズの土橋真二郎が贈る、フェイクでリアルなゾンビサスペンス! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt

FAKE OF THE DEADの総合評価:6.75/10点レビュー 4件。Dランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

FAKE OF THE DEADの感想

特殊な環境の心理模様に定評がある著者の作品ですが、この作品は正直好みに合いませんでした。

あらすじ通り、ゾンビが存在する世界を演じる物語。
『死体が蘇る……』と訴える精神病を患ってしまった深雪の為に、ホームセンターの閉ざされた空間内でゾンビが存在する世界を演じて、深雪を認めてあげながら徐々に正気を取り戻す治療を試みるお話。

読者に対して序盤から虚構を明かしている為、ゾンビに襲われる!というイベントが起きても緊迫感がありません。
ホームセンターやら演出などは確かにゾンビ映画の定番を活用しており、分かるネタが見つかるとクスっときますが、それでも何か滑稽な演劇を見ているような気分でした。

思わぬ闖入者が混じり虚像劇がうまくいかない展開や、そもそも何故深雪がこのような精神病になっているのかなど、謎やサスペンスの要素はある事はあります。
ただどうも他の著者の作品と比べると、脱出したい、生き残りたい、といった渇望の目的がありません。今回は各人の狙いがバラバラで根幹となる目的がよく分からず、どこにも感情移入ができなかったので面白さが感じられませんでした。

面出しの状態で本屋で並べてあったのですが、、、何か話題になったのか。ただの書店員の好みだったのかと不思議に思う次第。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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No.3:
(5pt)

FAKE!

フェイクがキーワード 流れがよくできています。 非常に買って損はない作品と思います。
FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫)より
4048669400
No.2:
(3pt)

すっきりしない

話の筋は分かる。
分かるけど、納得できない。

別の目論みのあるあの人物の登場の仕方が
不自然すぎる

情報を共有してないはずなのに
何故ピンポイントで来ることができるんだろう
そこがめちゃめちゃ不自然だった

主人公も終盤は半ば強引なマインドコントロール状態
で、無理矢理感が匂ってました

何となく消化不良です
FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫)より
4048669400
No.1:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

主人公は別にいるが物語の中心は最後まで深雪にある。

まず最初はあたかも世界がゾンビに支配され、真鍋達はホームセンターに閉じこもった…かのように書かれていますが、あらすじにも書かれているようにそれは深雪の為に用意されたフェイクで、実際は世界はゾンビに支配されていません。
精神疾患を抱えている深雪のためにゾンビが蔓延る世界を用意して演じ、物語を虚構のホームセンター内で完結させ彼女の精神をソフトランディングさせる。そんな導入で始まるのですが、イレギュラーの闖入や別の思惑を持つメンバーの存在もあり、計画通りにはいかず…というような物語です。

以下は感想等となりますが、序盤はあらすじを予め知っていて、所々現実に触れるような描写があっても本当にゾンビが存在するかの様に描かれ、非常に説得力があります。
そして読者に対してこれがフェイクであると示され、「なるほど」と思わされるでしょう。
中盤以降はネタバレになるので詳しくは書けませんが、読者にタネを明かした後も最後まで「感染者」は存在し、消えることはありません。そして感染者が発生した後は話が加速し、最後まで一気に読めると思います。
フェイクを上手く織り交ぜて描写し、エピローグまではよくできています。
作者のファンは買って損はないでしょう。(ちなみに、この作者の既刊である「楽園島からの脱出」との繋がりが暗示されています。)
ですが、最後のカーテンコールだけは蛇足だったかなと思いますので、星4とさせていただきます。

何か色々書いてはいますが、要は満足したということです。
(MW文庫だしレ○プとか書きそうだなーと思っていましたがレ○プはありませんでした。性的描写がないわけじゃありませんが)
FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫)より
4048669400



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