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生贄のジレンマ
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生贄のジレンマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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デスゲームみたいな話が好きで読んでみたのでみました。 ある程度の無茶設定は許容出来る方だと思うのですが、設定が嘘臭すぎて無理、あと感情移入出来るキャラがいない。 ヒーロー&ヒロインと思われる人物が、嫌な感じでした | ||||
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デスゲーム小説で三巻というのは大長編である。 にも関わらず、この主人公の見せ場は中巻の1ヶ所のみ。 なんとこの主人公、最終ステージすら「なぜ生き残ったのか」を理解しないまま勝ってしまう。 そしてヒロイン。デスゲームなのに自分の命を賭けず、かと言って手を汚す事もせず、他人同士を戦わせる最悪の戦法をとる。デスノートのキラのように悪に徹するならそれもいいが、行動とは裏腹に綺麗事しか言わない。 私は終始、この主人公とヒロインが脱落する事を願わざるをえなかった。なんだこいつら。 そしてセカンドステージ。 囚人のジレンマそのまんまである。 デスゲーム読者であるなら、囚人のジレンマを理解している人は大勢いるだろう。その読者相手にアレンジの一切ない囚人のジレンマを最終ステージとしてそのままやるのだ。 そして定説通りの動きをして終わりである。創作としてふざけているにも程がある。 極めつけはエピローグである。三巻まで引っ張った挙句、デスゲームの理由とかは適当にお茶を濁して終わりである。エピローグの薄っぺらさが一番驚いた。三巻まで引っ張ってそれで終わらせるのか、と。 デスゲームを愛読している人ほど落胆する作品構成だった。 | ||||
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デスゲームやクローズド・サークルと呼ばれるジャンルの小説である。 一定時間で生贄を出し続けないと全員が死ぬというルール。 3年生の8クラス、合計300人が参加しており、デスゲームとしてはかなり大規模である。 問題はデスゲームであることを生かし切れていない事。 そして主人公とヒロインがあまりにも酷い。 デスゲームに求められているのは知的な頭脳戦である。おのずと主人公やヒロインも頭の切れるキャラクターが求められる。 しかし、この主人公とヒロインはとにかく酷い。 まずヒロイン。ディベートに強く教師をやりこめて校則を変えたという設定だが、本編では論理性の欠片もなくとにかくヒステリック。 序盤では「女子は存在するだけで男に潤いを与えるのだ」とTwitterでフェミニスト運動してそうな主張を数ページにわたって演説してげんなりする上、主人公が亡くなった女子の心臓マッサージをすると「触るな!」と切れる。 クラスメイトの死体を自分も放置して片付けなかったくせに「放置するの?」と周りを非難。 主人公も同類で、自ら生贄になる女子とそれを制止しないクラスメイトたちに強い怒りを覚えながら、制止することもしない。そして死んだ後は自殺を制止しなかったクラスメイトを見下す。数ページにも渡って心の中で周りを非難しながら突っ立っているだけである。本当に主人公かお前? デスゲームに求められているのは知的さや頭脳戦であって、モブみたいなヒステリーを主人公やヒロインが起こすのはご法度であるとこの小説を読んで再確認した。 | ||||
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閉鎖された学校で投身するか投票で生贄を決めないと、クラス全員が死ぬというクローズドサークル系の作品。 インシテミルに展開が似ていて、より陳腐にしたような作品の印象。ただなぜか読む手が止まらず、いつのまにか次巻を欲している自分がいた。 感情の表現が非常に上手いのかな?読み終わった後に続きを買っていないことを激しく後悔。 確認したら3部作だったのは少し驚いたけど…。 | ||||
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生贄に志願する人が現れるか、投票で生贄になる人が選ばれないと全滅するジレンマゲーム、中編。 はい出ましたー。このテの本にありがちな"無意味な性描写"がぁー。 官能小説じゃないんだからそういうのは求めてないんですけどー!極限状態で本能むき出しになるって描写は分かるけど、それとこれは別じゃないですかー。がぁー。 とまぁ愚痴はここまでにして真面目にレビューすると、今回は前作よりも引き込まれて一気読みでした。 ルールも複雑になってきたけど、心理描写が上手いのでそこらへんでカバーしている。 あとは結末がどうなるか気になる…。 | ||||
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時間内に生贄志願者が出るか、投票で生贄を決めないと死ぬクローズドサークル系の話。 全体としては悪くない結末に収まって面白かったと思います。昔マンガで読んだ神さまの言うとおりに展開が似てた。 結局中途半端な人間は社会に淘汰されますよってことかな。その主張を囚人のジレンマと掛け合わせてこの作品を書き上げたあたりは見事です。 | ||||
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※上・中・下巻をまとめたレビューになります。 個人的には、読む小説を選ぶというのは結構難しいところがあります。漫画等とは違って、一目で内容を把握しやすいものではなく、その内容を理解するために長い時間をかける必要があり、読み終わってから悪い意味で「何だこの本は」と思ったことも一度や二度ではありません。 この作品も、私がそう思ったものの一つです。いわゆる「デスゲーム」というジャンルに当たる作品であり、「小説」という媒体ということもあって、地の文に作者の主張と思われる文章が多く、よくある「ただ人が死んでいくだけの悪趣味な作品」とは一線を画している、と言えなくもないのですが、問題なのはその主張の仕方です。一言で表すならば、「偉そう」でしょうか。「人間とはこういう風に残酷なものである」みたいなやたらと悲観的で上から目線の物言いが目につきます。別にそういったネガティブな要素を否定するわけではありませんが、作者の感情をそのまま垂れ流している、もしくはインパクトを出すために安易に文章に落とし込んでいるように感じられ、読んでいてあまり気分の良いものではありません。物語を通してそういった主張を読者に気付かせる方がより伝わると思うのですが。 また、こういう「主張」がリアリティに基付いたものだったらまだ良かったのかもしれませんが、残念ながらそれに関しても疑問点が。「高校生達がよく分からないうちに謎の腕時計を装着することになり、そこで謎のゲームが起こり、脱落者やルール違反者に対してはその時計から毒針が差し込まれる」という設定は悪い意味でふざけているように思えますし、そのゲームが行われた理由に関しての説明はほぼ無し、校庭に空いた「穴」の先がどうなっているのかは明かされない、等と突っ込み所があまりにも多く、こういった舞台設定の詰めの甘さが前述の「主張」の説得力を下げているように思えます。また、命を懸けたゲームが行われているというのに、参加者達が妙に落ち着いており、登場人物が作者の都合で動いているように見えるという点も看過できません。 強過ぎる主張と言い、肝心な部分は隠す姿勢と言い、何だか「分かる人にだけ分かればいい」という無責任なスタンスがこの作品から感じられます。そういった「無責任さ」こそが個性だ、と言われればそれまでかもしれませんが、個人的にはお薦めできる作品ではありません。おそらく、この作者の本を読むことはもう二度と無いでしょう。 | ||||
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生き残るためのシステム。 このシステムの説明がややこしいから、小説というよりはゲームとかで発表するほうがいいと思う。 それと、人が死にすぎ。 生き残るためには、残忍になる。人を平気で裏切る。 つまり、生き残るやつはくず | ||||
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3巻一気に読んでしまいました。 お蔭で極度の寝不足に...(笑) こういう本は面白いですね。 各キャラクターの心情表現も良かったです。 ただ、一つ気になる点があります。 オークションの競り値説明の箇所ですが、「以下」ではなく「未満」では? でないと無難な終わり方で収束させる余地を残すことになります。 そして、もし「未満」が正しいとすると、1分ずつずれていき、 結局あの辺りの全ての説明や競り値設定が破綻します。 あまり詳しく書くとネタバレになるのでここまでにしますが、 ちょっと説明文自体も?な感じでした。 でも小説全体としては面白かったです。 時間をかけて読んだ甲斐はありました。 | ||||
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多くの方がおっしゃるとおりオチがいまひとつだなと思いました。 この手のデスゲーム系でうまい結末を考えるのは大変厳しいとは思いますが、遺伝子がどうとかっていうくだりはナシですね。 明らかに科学的ではない(間違った知識)のに、やたらプッシュしてるところが解せません。 | ||||
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上中下、三巻とも読んだ感想です。 文章は苦もなく読め、緊迫した場面もうまく描けており、先の展開が気になる作りだった。 これが上下巻の作品だったなら、評価はもうすこし上がっていたと思うが、果たしてこの ストーリーを描くのに1000ページも必要だったのだろうか。 途中からは主人公そっちのけで話が進行していくし、結末もすっきりせず、投げっぱなしと いう印象を拭えない。三冊も読んでこのオチかと、呆れたというより無常感を抱いた。 読者に対して、想像する余地を残すエンディングにしたかったのはわかるが、 バトル○ワイヤル以降、サバイバルゲームものがみんな同じ終わり方をするので食傷気味。 いいかげん、黒幕の目的をきっちり描いた作品を読みたいと思う。 | ||||
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まず始めに、起承転結の結に本の楽しみを重視する方にはお勧めできません。後は作中に置いていろいろと説明がされていない部分があったり、読み込んでいるうちに何故この人物はこんな行動をとったりするのか?と疑問に思う点が出てくるので最後にはモヤモヤしてしまいます。 けれども、読み進めていくうちに明かされていく人間の闇の部分、心の変化を楽しみたいという方には、そこが楽しめると思います。 卒業前に生き残りゲームが始まる、というのはよくある展開だと思います。 この作品に置いては経済学では有名な「囚人のジレンマ」がモチーフとなった作品です。 ちなみに囚人のジレンマとは、二人の囚人が行動の選択肢が2つ(白状、沈黙)あるときに、1番安定するのはお互いが白状する。という選択をすることです。詳しく知りたい方はググってみたらいいと思います。 この作品(上)について感想を述べると、上であるため話は進みません。起承転結の起、つまり導入部分がメインです。 この作品の中における主な人物の紹介・およびゲームのルールの紹介がメインとなっています。といっても完全には紹介しきれていませんが。 個人的には上中は楽しかったです。映画で土橋氏のことを知った方もいるとおもうのでこれを機に土橋氏の作品をもっと知られたらいいなと個人的に思います。 | ||||
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普段にはない、極限の心理状態を体感した気がしました 須賀健太くんたちが出演した映画も味があって、とても良かったです 土橋さんのインテリジェンスな面が見られ、他の作品もいろいろ読んでみたくなります OP-チケットのような作品も幅広く出されていてスゴイなと思います 読んでいると気持ちが10代に戻れます(アンチエイジング効果?!) | ||||
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普段にはない、極限の心理状態を体感した気がしました 須賀健太くんたちが出演した映画も味があって、とても良かったです 土橋さんのインテリジェンスな面が見られ、他の作品もいろいろ読んでみたくなります OP-チケットのような作品も幅広く出されていてスゴイなと思います 読んでいると気持ちが10代に戻れます(アンチエイジング効果?!) | ||||
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普段にはない、極限の心理状態を体感した気がしました 須賀健太くんたちが出演した映画も味があって、とても良かったです 土橋さんのインテリジェンスな面が見られ、他の作品もいろいろ読んでみたくなります OP-チケットのような作品も幅広く出されていてスゴイなと思います 読んでいると気持ちが10代に戻れます(アンチエイジング効果?!) | ||||
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全3巻と長い作品でしたが、なかなか良かったです。 300人の超える生徒が犠牲になっているわりに、 あまり作品に重みを感じないのはゲームの域を出ていないからなんでしょう。 命がとても軽く扱われているような気がします。 エピローグをもっと描いてくれたら更に良かったですね。 いまいちすっきりしない終わり方でした。 | ||||
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オチはそこそこちゃんと考えられてたので評価5にしましたでもいい。 | ||||
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この作者の作品は、他の作品も読んだことがあるが、閉ざされた環境の中で過酷なルールが設けられ、人間の内面の汚いところが露骨に表現されているところに驚かされる。それも、本人が意図的に行っている汚さと、無意識にやっている汚さなどがたくさん出てくる。そこが面白い。 この作品もそういう表現や設定が面白い。 しかし、気に入らない点としては、主人公が、多くの人を引き付ける人間性ではなさそうなのに、クラスや学年で目立つタイプの女子達が寄ってくる。 また、主人公の仲間内だけが計算高く、それに比べ他の一般生徒達は思考停止しているのかと思うほど何もしない。 1学年いるんだから主人公の仲間内以外にだってもっと行動的な奴がいないのはおかしい。 死ぬか生きるかの危機的状況で、主人公の仲間以外の生徒はほとんど全員泣いてるかおびえてるかで何もしないで時間が過ぎていくって、そんなわけないだろう。 あと、これは自分の読解力が無いだけかもしれないけど、ラストもあまり意味がわからなかった。 | ||||
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人物描写がお見事。感情移入がしやすいせいで、主要人物達の動向にはガッツリと引きこまれました。 上中下巻の構成ですが、飽きや中弛みの無いテンポ良い展開も特筆ものだと思います。 惜しかったのは、穴の存在が怪しすぎたのと、序盤でのヒント。 ヒントに関しては、「死者が出てしまったのは残念です・・・」ぐらいにしておいても良かったのでは? この二つのせいで、物語のキーとなる謎が読めてしまったのがちょっと残念だった。 ここをもう少しうまく処理してくれていれば、満点だったと思う。 あと、ちょっと気になるのは、全員が自分を選んでいた場合と、クラス全員で協力して満遍なく一票、ってな場合はどうなっていたのかが気になる。 それも、助かる方法のひとつだと思ってた。 | ||||
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最後まで読んだ者です 話の展開や感情の変化は目をみはるものがありました しかし話がご都合すぎました 主人公補正が強く「運が良い」程度で済ませてます また言動や態度にイライラしました 何よりもラストです あくまで個人的にですが、物語における話の導入と結末の2つはとても大切だと思います それで作品全体の印象が決まるからです 導入は良かったです、その後も中巻までスムーズに進みました でも結末は最悪で 不明瞭ですごくモヤモヤする終わり方 「え!?ほんとにこれで終わり!??今まで読んだのって一体・・・」みたいな 大衆受けの良い明らかなハッピーエンドで終わらせたりはしませんでしたが・・・。 良い言い方をすれば、想像を掻き立てられる終わり方なのかな?(苦笑) 「この結末が好き」みたいな人をちらほら見かけますが、やっぱり理解できないです・・・。 ここが良かった、悪かったを抜いても 最終的に読み終わった素直な感想が「気分が悪い」なので星1です | ||||
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