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生贄のジレンマ



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生贄のジレンマの評価: 3.73/5点 レビュー 40件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(1pt)

感情移入が出来ない。

デスゲームみたいな話が好きで読んでみたのでみました。
ある程度の無茶設定は許容出来る方だと思うのですが、設定が嘘臭すぎて無理、あと感情移入出来るキャラがいない。
ヒーロー&ヒロインと思われる人物が、嫌な感じでした
生贄のジレンマ〈下〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈下〉 (メディアワークス文庫)より
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No.9:
(1pt)

最後まで主人公が何もしない

デスゲーム小説で三巻というのは大長編である。
にも関わらず、この主人公の見せ場は中巻の1ヶ所のみ。
なんとこの主人公、最終ステージすら「なぜ生き残ったのか」を理解しないまま勝ってしまう。
そしてヒロイン。デスゲームなのに自分の命を賭けず、かと言って手を汚す事もせず、他人同士を戦わせる最悪の戦法をとる。デスノートのキラのように悪に徹するならそれもいいが、行動とは裏腹に綺麗事しか言わない。
私は終始、この主人公とヒロインが脱落する事を願わざるをえなかった。なんだこいつら。

そしてセカンドステージ。
囚人のジレンマそのまんまである。
デスゲーム読者であるなら、囚人のジレンマを理解している人は大勢いるだろう。その読者相手にアレンジの一切ない囚人のジレンマを最終ステージとしてそのままやるのだ。
そして定説通りの動きをして終わりである。創作としてふざけているにも程がある。

極めつけはエピローグである。三巻まで引っ張った挙句、デスゲームの理由とかは適当にお茶を濁して終わりである。エピローグの薄っぺらさが一番驚いた。三巻まで引っ張ってそれで終わらせるのか、と。

デスゲームを愛読している人ほど落胆する作品構成だった。
生贄のジレンマ〈下〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈下〉 (メディアワークス文庫)より
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No.8:
(2pt)

主人公とヒロイン(?)が酷すぎる

デスゲームやクローズド・サークルと呼ばれるジャンルの小説である。
一定時間で生贄を出し続けないと全員が死ぬというルール。
3年生の8クラス、合計300人が参加しており、デスゲームとしてはかなり大規模である。
問題はデスゲームであることを生かし切れていない事。
そして主人公とヒロインがあまりにも酷い。
デスゲームに求められているのは知的な頭脳戦である。おのずと主人公やヒロインも頭の切れるキャラクターが求められる。
しかし、この主人公とヒロインはとにかく酷い。
まずヒロイン。ディベートに強く教師をやりこめて校則を変えたという設定だが、本編では論理性の欠片もなくとにかくヒステリック。
序盤では「女子は存在するだけで男に潤いを与えるのだ」とTwitterでフェミニスト運動してそうな主張を数ページにわたって演説してげんなりする上、主人公が亡くなった女子の心臓マッサージをすると「触るな!」と切れる。
クラスメイトの死体を自分も放置して片付けなかったくせに「放置するの?」と周りを非難。
主人公も同類で、自ら生贄になる女子とそれを制止しないクラスメイトたちに強い怒りを覚えながら、制止することもしない。そして死んだ後は自殺を制止しなかったクラスメイトを見下す。数ページにも渡って心の中で周りを非難しながら突っ立っているだけである。本当に主人公かお前?

デスゲームに求められているのは知的さや頭脳戦であって、モブみたいなヒステリーを主人公やヒロインが起こすのはご法度であるとこの小説を読んで再確認した。
生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)より
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No.7:
(2pt)

地の文の主張が強過ぎるうえに、リアリティが根付いておらず、読んでいて苛立ちが募る。

※上・中・下巻をまとめたレビューになります。
 個人的には、読む小説を選ぶというのは結構難しいところがあります。漫画等とは違って、一目で内容を把握しやすいものではなく、その内容を理解するために長い時間をかける必要があり、読み終わってから悪い意味で「何だこの本は」と思ったことも一度や二度ではありません。
 この作品も、私がそう思ったものの一つです。いわゆる「デスゲーム」というジャンルに当たる作品であり、「小説」という媒体ということもあって、地の文に作者の主張と思われる文章が多く、よくある「ただ人が死んでいくだけの悪趣味な作品」とは一線を画している、と言えなくもないのですが、問題なのはその主張の仕方です。一言で表すならば、「偉そう」でしょうか。「人間とはこういう風に残酷なものである」みたいなやたらと悲観的で上から目線の物言いが目につきます。別にそういったネガティブな要素を否定するわけではありませんが、作者の感情をそのまま垂れ流している、もしくはインパクトを出すために安易に文章に落とし込んでいるように感じられ、読んでいてあまり気分の良いものではありません。物語を通してそういった主張を読者に気付かせる方がより伝わると思うのですが。
 また、こういう「主張」がリアリティに基付いたものだったらまだ良かったのかもしれませんが、残念ながらそれに関しても疑問点が。「高校生達がよく分からないうちに謎の腕時計を装着することになり、そこで謎のゲームが起こり、脱落者やルール違反者に対してはその時計から毒針が差し込まれる」という設定は悪い意味でふざけているように思えますし、そのゲームが行われた理由に関しての説明はほぼ無し、校庭に空いた「穴」の先がどうなっているのかは明かされない、等と突っ込み所があまりにも多く、こういった舞台設定の詰めの甘さが前述の「主張」の説得力を下げているように思えます。また、命を懸けたゲームが行われているというのに、参加者達が妙に落ち着いており、登場人物が作者の都合で動いているように見えるという点も看過できません。
 強過ぎる主張と言い、肝心な部分は隠す姿勢と言い、何だか「分かる人にだけ分かればいい」という無責任なスタンスがこの作品から感じられます。そういった「無責任さ」こそが個性だ、と言われればそれまでかもしれませんが、個人的にはお薦めできる作品ではありません。おそらく、この作者の本を読むことはもう二度と無いでしょう。
生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)より
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No.6:
(2pt)

説明を聞いても……

生き残るためのシステム。
このシステムの説明がややこしいから、小説というよりはゲームとかで発表するほうがいいと思う。
それと、人が死にすぎ。
生き残るためには、残忍になる。人を平気で裏切る。
つまり、生き残るやつはくず
生贄のジレンマ〈中〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈中〉 (メディアワークス文庫)より
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No.5:
(2pt)

無意味な引き延ばしにより、駄作となった作品

上中下、三巻とも読んだ感想です。

文章は苦もなく読め、緊迫した場面もうまく描けており、先の展開が気になる作りだった。
これが上下巻の作品だったなら、評価はもうすこし上がっていたと思うが、果たしてこの
ストーリーを描くのに1000ページも必要だったのだろうか。

途中からは主人公そっちのけで話が進行していくし、結末もすっきりせず、投げっぱなしと
いう印象を拭えない。三冊も読んでこのオチかと、呆れたというより無常感を抱いた。

読者に対して、想像する余地を残すエンディングにしたかったのはわかるが、
バトル○ワイヤル以降、サバイバルゲームものがみんな同じ終わり方をするので食傷気味。
いいかげん、黒幕の目的をきっちり描いた作品を読みたいと思う。
生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)より
4048689320
No.4:
(1pt)

最後まで読んだ感想

最後まで読んだ者です
話の展開や感情の変化は目をみはるものがありました

しかし話がご都合すぎました
主人公補正が強く「運が良い」程度で済ませてます
また言動や態度にイライラしました

何よりもラストです
あくまで個人的にですが、物語における話の導入と結末の2つはとても大切だと思います
それで作品全体の印象が決まるからです
導入は良かったです、その後も中巻までスムーズに進みました

でも結末は最悪で
不明瞭ですごくモヤモヤする終わり方
「え!?ほんとにこれで終わり!??今まで読んだのって一体・・・」みたいな
大衆受けの良い明らかなハッピーエンドで終わらせたりはしませんでしたが・・・。
良い言い方をすれば、想像を掻き立てられる終わり方なのかな?(苦笑)
「この結末が好き」みたいな人をちらほら見かけますが、やっぱり理解できないです・・・。

ここが良かった、悪かったを抜いても
最終的に読み終わった素直な感想が「気分が悪い」なので星1です
生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)より
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No.3:
(2pt)

山田悠介より多少まし。

上巻はamazonで購入したが、中、下巻は店舗で購入したため、評価はこちらに。

初めて物語中にゲーム理論を持ち込んだ作品は、
魔法の国ザンスの9巻だった。これの出版が1986年。
もはや古典的とも言えるゲーム理論のストーリーへの導入は
パクリとは言わないが、うまくいっているとはとても言えなかった。
25年前のお話と同レベル。

そもそも、この類の限定的な環境における命のやり取り軸にした物語は、
ルール外の行為がいかにして阻止されるかを説明しないと、
キャラクターの行動にリアリティが無くなってしまう。
読者が想定する脱出方法は早めに潰していただきたかった。

学生だから限界があるという言い訳もあるかもしれないが、
登場人物で一番賢いと言われる人間でさえ、ルール内での行動最適化にしか
興味が無いあたり、非常に残念な話になっている。

また、作者の「学校」や「国家」、「戦争」に関する認識は大変幼く、
作中に何度も出してくるには少々くどい。

全体的には山田悠介よりはマシだが、それだけだった。
20歳ぐらいまでの人は読んでもいいかも。
生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)より
4048689320
No.2:
(2pt)

設定はいいんですが・・・

卒業を間近に控えた320人の生徒を対象に学校を舞台にした生贄がテーマの死のゲームが突如始まる。
という設定はいいんですが、主人公の篠原純一という生徒の言動、行動、思考、すべてにイライラや不満が生じます。
キャラクター設定が突飛なので共感できず、論理的な思考でもないので理解もできません。
主人公がこれでは物語に入り込めないので一冊を読むのにすごく時間がかかりました。

上中下の上巻という事と、次の巻への引きが良かった事、そして下巻でイライラや不満を全部吹き飛ばしてくれるような
ラストに期待して星は二つです。
生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)より
4048689320
No.1:
(1pt)

ガンツ+バトルロワイアルを2000で割った感じ。超薄。

小学校高学年なら楽しめる内容。どこかで見た設定を混ぜ合わせて薄めたままの物語。好きな人には好きな世界でしょうが、アニメっぽい世界で緊張感がない。
生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫)より
4048689320

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