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(短編集)
増加博士の事件簿
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増加博士の事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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二階堂黎人の短編集である。フェル博士のパロディである増加博士が活躍するという作品。 帯紙には「あまりにもあまりにも不可解なダイイングメッセージ」とか「当代きってのトリックメーカーによる“本格”ショートショート」などという文句が並ぶ。二階堂作品なんてひさしぶりと思って手に取った。 目次をみると10ページほどの小品が多数掲載されている様子。どんなトリックネタなんだろうと思って読み始めたのですが・・・第1話を読みおえた時点で、うーんこれは・・・と。 続く2話目以降も基本的に同様のノリで話が進む。なにかの冗談かといぶかりつつ、最後まで全部読むと一連の謎がどうにかなるといった仕掛けなのかと思ったりして最後まで読み続けたのですが、期待は悪い方向に裏切られました。最後のほうにはちょっとだけ密室その他のトリック話も出てくるものの、驚きは無し。 「あまりにもあまりにも不可解なダイイングメッセージ」ってそういうメタっぽい二重の意味なんですかね。なんで二階堂こんなの書いたんでしょう。 | ||||
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死体はパイナップルの缶を握っていた。容疑者は木下、島野、田山、京本、松田、スミスの6人。 ここまで読んでまさかと思った方、はい、あなたが今一瞬考えたとおりで正解です。 この一篇が特別出来が悪いというわけではありません。 これで、せめて会話や文章、キャラクターが面白いというのならまだ耐えもしますが。 | ||||
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「増加博士」というミステリーファンを喜ばせる語呂合わせ以外には何も無い本。こんな内容で「ミステリー」と称して人様からお金を頂いて著者は作家として良心は痛まないのだろうか。それともこの本のレベルを判定できないほどに著者の「ミステリー力」は落ちてしまったのだろうか。引退を考えるべきです。 | ||||
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一時期、数多くデビューした新本格ミステリ作家の中ではこの著者は右下がり感が強い印象がありましたが、今回この著書でそれが確信に変わりました。 モノの価値<お金の価値 となり物価が下がるのがデフレと思いますが、本当にデフレ経済であれば、このような「粗悪品」が840円で売られる事はありえず、その10分の1で充分だと思います。 ちなみに、私は定価の30%程度の値段で古本屋にて購入しましたが、それでも「無駄遣いをしてしまった」と思いきり後悔してしまいました。 レビュータイトルのように「推理小説が好きな小学生が頑張って書いた短編小説レベル」というのが私の率直な感想です。 | ||||
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まあ、せっかく買ったのでひまつぶしに目を通しているが、ひまつぶしにならない。なんじゃこれは! | ||||
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他のレビュアーさんの真似してぼくも考えてみたよー(^o^)/ 『怪しい館で主人がナイフで刺され血まみれで死んでいた。被害者は右手でヘビの剥製をつかんでいた。ダイイングメッセージである。容疑者は、東 京一と、北海 道子、沖 縄夫。さて、名探偵の推理は!?「被害者は血まみれの手でヘビをつかんでいた……、おお、バッカスよ!謎が解けた!いいかね、血に染まった真っ赤なヘビ。そうレッドスネークじゃ。レッドスネークといえばレッドスネークカモン。東京コミックショウの持ちネタじゃ。よって被害者が死の間際に伝えたかったのは、名前に「東京」という単語が入った、東 京一が犯人というメッセージだったのじゃよ」増加博士は自信たっぷりに言った』 ほら、書けた。 冗談抜きに本書の内容の方もこんなレベルなんだ(-_-) あと、本文中でのトランプの蘊蓄、間違ってるよ、博士。 | ||||
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ミステリの掌編集です。ただ収録された27個の短編のクオリティーの低さは逆に驚くほど。とてもくだらないです。どんなレベルなのかと言えば、これは私の創作ですが、 『怪しい館で主人がナイフで刺されて死んでいた。被害者は右手で、自分の血を使って「まわし」と書いていた。ダイイングメッセージである。容疑者は、前田健一と、乳首山良夫。さて、名探偵の推理は!?「まわしというと力士じゃ。しかしどちらの容疑者もやせ形なので力士という意味ではないな。おお、バッカスよ!謎が解けた!いいかね、まわしを締めたら上半身はハダカになる。つまり乳首が見える。よって被害者が死に間際伝えたかったのは、「乳首」という単語が入った、乳首山良夫が犯人というメッセージだったのじゃよ」増加博士は自信たっぷりに言った』 …と、まあこんな感じ。おいおい、私でも書けたよ。 | ||||
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