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時をかける少女
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時をかける少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 21~40 2/6ページ
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何度も映画化されているが、最初の原田知世さんのが懐かしい。原作と映画は微妙に違いがあるが、映画では未来のシーンも描かれていて妙に切ない。時代を超えて残っていくSFの名作。 | ||||
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中2の孫のプレゼントに購入。時空移動と淡い恋愛を絡ませた1967年刊のSFライトノベル。本作自体が50年を経た今に“時空移動”したような新鮮な読後感を与える。同時収録の「悪夢の真相」も現実的な恐怖感があって秀逸。さまざまな感性をはぐくむ少年少女期に、こうした想像力や恐怖感に触れる楽しみを懐かしく回顧させてくれた。さて、孫はどんな感想を聞かせてくれるだろうか。 | ||||
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先日amazon primeで時をかける少女2010年版を見ました。 沢山の映画やドラマがあり、原田知世主演1983年版はリアル世代で馴染み深いが、 原作って読んだ事がなかった。 50年も前に書かれた物語ですが、高校生位の設定である原田知世版の方が切ない 恋の話になっていいかなぁ。 | ||||
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小学校の時、NHK少年ドラマシリーズで本書を原作にした「タイム・トラベラー」(1972年)が放映された。当時、中学生だった。放映後に小学校の同級生が電話をかけてきて「原作がどこから出版されているか知らないか?」と言ってきた。ずいぶん後になって鶴書房盛光社から出版されていることを知り、同級生に電話をかけたが既に知っていた。 当時、媒体は新聞・ラジオ・テレビだけだった。初読は劇場で映画(1983年・監督:大林宣彦、主演:原田知世)を見た後。『筒井康隆全集・第4巻』(新潮社、1983年)で読んだ。 なぜ、自分がタイムリープしたのか? 原因をさぐるためにヒロイン・芳山和子は、現在から過去へ移動した。SFを読んだ事が一度でもある方は御存知だと思う。もし、過去・現在・未来を移動できればの話になるけれど、移動した先で自分が二重に存在することになる。しかし、筒井氏はこの二重に存在する矛盾をうまく解決している。 2660年の世界は格差社会に加え、専門分野以外の事はまったく知らないという科学者が増えた。少子化・未婚率も増えた。現在では恐ろしくなった「集団催眠」など…。どうやら著者は、雑誌連載当時の1965年に現在を予測していたのかもしれない。睡眠教育はウィリアム・ギブソンやフィリップ・K・ディックの著書を思わせた。 「悪夢の真相」を読んで、子供の頃に体験したことを思い出した。トラウマっていうね。大人になるまでに、いろいろ経験を重ねると子供の頃にびっくりするぐらいの体験をしたことは、どうでもよくなってしまう。でも、その体験は心の襞のどこかに残っていて、ときどき何かの拍子に夢や思い出に出てきたりする。「果てしなき多元宇宙」はパラレルワールド。 | ||||
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表題作のほかに、「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」の2編も収録。むかし原田知世版の映画を観ましたが、原作はこんなにあっさりしてたんですね。まあ、これはこれで悪くない。今回初めて読んだ、少女が自分の恐怖症を乗り越える「悪夢の真相」の方が楽しめたかも。何しろ昭和のジュブナイルなので、今の時代の若者には強くお奨めはしませんが、私には懐かしい感じがとても良かったです。 | ||||
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オリジナルは結構古いのに、映画になり、ドラマになり、忘れかけた頃にまた時代に呼び戻されて、新たな感動を生み続ける作品。正直、筒井康隆氏の大人向けの作品を知ると、同じ人が書いたとは思えないような感じがするのですが、中学生くらいにちょうどいい名作だと思います。他に2編が収録されています。 | ||||
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とりあえず最後まで読んでみたけど、3個の短編どれもイマイチでした。ただ、最初の話の近未来の話が今の日本とよく似ていて、予想が当たってるとびっくりしました。(この本では約650年後のことが、もう50年経たないうちに起きつつあるなぁ・・と思いました。)そこだけはよかったのですが、あとはどの話も少し物足りない感じがしました。これで終わりみたいな。オチも予想できてつまらなかったり。 | ||||
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私にとって本作品といえば原田知世さん。当時は映画を観て初めて筒井康隆さんの作品に触れた。現代と異なるあの時代のあの感覚がよみがえってきた。大人になってから読むと、こそばゆい感じがするが、当時はそんな青臭いところに共感できた。自分も大人になったなと思わざるを得ないところに寂しさもあるが、ノスタルジアも感じる。 | ||||
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随分、昔、昔、昭和の50年代、原田知世が「ときを~かける少女~♪ ~♪」 と歌っていた時代に原作を読みました。あれから~30年以上を経て、再読 致しました。 あれ~、こんなに短編だったけ? あれ~、こんなにあっさり ケン・ソゴル帰っちゃったけ! と昔の記憶とズレがありました。きっと、いくつも見ている映像の 「時をかける少女」の影響も大いに受けているでしょう。 日本SFの原点的な面白さがあるのは、事実です。 | ||||
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ラベンダーのにおいを理科実験室でかいだときから、芳山和子(よしやまかずこ)はテレポーテーション(身体移動)とタイムリープ(時間跳躍)の能力を得た。 彼女はラベンダーの香りの薬を作った人物に会うため時をかける。 そこで出会った意外な人物とは…… 和子がかいだ薬を作っていたのは、友人の深森一夫だった。 彼は「西暦2060年から来た」未来人だったのだ。 一夫は未来で薬学を研究しており、その実験に失敗して過去に飛ばされたらしい。 和子の前で一夫は薬を完成させ、未来へ戻る。 その後 深町一夫が未来に帰ったあと、彼のことを知っている人はいなくなった。 和子も彼のことをすっかり忘れていた。 しかしラベンダーのにおいをかぐとき和子はいつも、いつか「すばらしい人物」にきっと会えるのだと確信する。 細田守監督による映画『時をかける少女』は、筒井康隆の『時をかける少女』を原作として、その20年後を描く話です。 芳山和子も出るみたいです。深森一夫と浅倉吾朗は出るかわかりません。こんど観ます。 | ||||
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短い作品で、かつ登場人物も場面もそれほど多いわけでもなく、さらに、作者である筒井康隆独特のぶっきらぼうとも言える文体(ソースは私の感覚)もあいまって非常に読みやすい小説です。 今ではおそらく使う事が許されない表現も出てきますが、それも含めて、作品が発表された当時のSF小説の雰囲気を味わう事ができます。 実は私が読んだのは角川文庫版で、この記事でリンクを貼ったのは角川つばさ文庫版です。 もしかしたら内容に違いがあるかなと思ったのですが、作者が筒井康隆という事を考えれば、文章はそのままなのではなかろうかと推測しています。気になる人は「筒井康隆 断筆宣言」で検索してくればなにかしら情報が出てくると思いますのでここではこれ以上触れません。 芳山和子という中学三年生の女の子がふとしたきっかけで、テレポーテーションとタイムリープという2つの不思議な力を手に入れてしまいます。 それは彼女が望んで手に入れた力ではなく、そもそも当初自分の身に何が起きたのかわからず混乱してしまいます。 しかし、幸いな事に彼女にはそんな非現実的な事でも相談できる相手がいた。それが深町一夫、朝倉吾郎です。 和子や一夫と吾郎が経験した不思議なできごとから、和子に不思議な能力が備わってしまった事を確信した3人は、彼ら彼女らにとって信頼できる人物である、担任で理科を担当している福島先生に相談します。 福島先生の提案で、和子は超能力が備わるきっかけとなった場面、理科教室にテレポーテーション&タイムリープで戻る事にします。そこでラベンダーの香りがする薬品を調合していた謎の人物と会う事ができれば、彼女に備わってしまった不本意な力を無効化する事ができるのではないか、という仮説を立てたからです。 でも、和子はこの時自分の力で時間を遡り、かつ瞬間移動する事はできません。そこで、福島先生は一芝居?打って彼女を覚醒させます。 今までは想像もしなかった状況でいろいろと苦労をしながら和子は目的の時間と場所に到達します。そしてそこで彼女が見た物は……。 というのがあらすじです。念のため言っておきますが私はあらすじ書くのがとても苦手なのであらすじが欲しい人は別のサイトに行った方が良いと思います…… さて、ここから感想です。もう一度読んでみて思ったんですが、案外と論理的に破綻しないように作られている設定だなぁと思いました。 設定上過去に戻ったときに問題となるのは、同じ時間帯の同じ場所に同一人物が2人存在するというパラドックスですが、この小説ではその場合、タイムリープしていない個体が消えるという仕組みになっています。また、この文章の上の方でも書きましたが、タイムリープとテレポーテーションを別の能力として区別しているところも面白いです。実際にこの作品だけではその2つは分けられない組み合わせになっていますが作者のこだわりが伺えます。 この先の感想にはいわゆるネタバレを含みますが、おそらくはこの記事を読む人でそれを知らない人は数少ないと思います……。 この小説で描かれている未来、それは西暦2660年代と設定されていますが、決して明るい未来ではありません。原子力の平和利用が確立した2620年頃(この小説の設定ではそこまで時間がかかることになっています)、科学は大きく発展していますが、その社会で生活するのに必要な知識を得るために、人生の大半をかけて学校で勉強をしなければいけない状況に追い込まれます。その問題を解決するために睡眠学習が使われ、子供でも1900年代や2000年代で生活する大人よりも遙かに大量の知識を備えています。しかも、その中でも優秀な「彼」ですから……。 決して輝かしい未来とは思えないんですよね。実際、「彼」もこの時代に暮らしたいと臭わせる発言をしています。 この小説が発表された1960年代後半、昭和40年代は万博があったり新幹線ができたり家電が普及したり収入が増えたりと日本がいけいけどんどんだった高度経済成長期です。そんな時代に『時をかける少女』のような未来観を描いていたんですよね。 調べてみたら、『鉄腕アトム』が発表されたのは1950年代(昭和20年代)で設定された未来は2000年代、『ドラえもん』は発表が1970年代(昭和40年代)で、ドラえもんが作られたのは22世紀(2112年)です。 設定が違うとは言え、『時をかける少女』という作品はひどく遠い未来を設定として用意していたんですね。 いずれにしろ、『時をかける少女』で描かれている決して明るいとはいえない世界観は当時は斬新、あるいは受け入れがたいものであったのかもしれません。 その設定が、この作品が発表から40年経った今も生き残っている理由の一つなのかも知れません。 今日読み返してみて驚きましたから…… そして、もう一つ、この作品がおそらく今後も読み継がれるであろう理由が私にはわかります。 それは、余韻です。 未来から来た「彼」の記憶は和子から消えました。それでもほのかに残るラベンダーの香りという思い出。 「彼」と「和子」との再会を予感させる伏線は張られていますがそれは回収されずこの物語は終幕を向かえます。 この先、読者はいかようにも想像できてしまうんですよね。 もしかしたら和子はこの先何らかの理由で記憶を取り戻すのではなかろうかとか、王道的な展開で未来から「彼」が和子を迎えに来るのでは無かろうかとか、その時もう一人の男の子との間ですったもんだがあるのではなかろうかとか(笑)。 この曖昧さがあるからこそ、読者はもちろん、この作品を元にした2次創作、商業作品同人作品問わずです、の作者も様々なインスピレーションを得る事ができるのではないでしょうか? ここまでのこの感想文には書かないようにしてきましたが、私は筒井康隆作品に頭をやられてしまっています。高校生の時全集を読んでしまって壊れました。その筒井康隆作品の中では『時をかける少女』という作品は超のつく異色作です。この小説を入り口に筒井康隆作品を読もうと思う人がいるのなら全力で止めにかかります。絶対やめたほうがいい。 それでももちろん筒井作品らしさみたいなものは感じます。感想文で指摘した文体や「超能力」の定義に関する無駄としか思えない厳格さ。悲観的な未来観。そして、もったいないとも思える作品の短さ。それらはやっぱり筒井康隆の小説なのかなぁと思えます。 しかし、やっぱり不思議なんですよね。もしかすると『時をかける少女』って筒井康隆という小説家の代表作として扱われるんだろうなぁと。書いた本人も40年後にも生き残る作品になるとは思っていなかったかも知れませんよね。超異色作が代表作というのはなんだか納得いきません(笑)。 でもそれはそれで筒井さんらしいのかもしれませんね。 脈絡無く感じる人もいると思いますが、私には妙にしっくり来るので、深町一夫の言葉を借りてこの感想文を終えましょう。 「無理ないさ。まるでSFだものな」 | ||||
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時をかける少女とは別に、他に2つほど同じような内容の小説が収録されていた。 まさか、他の小説が入っているとは思わなかったし、楽しみにしていた「時をかける少女」の小説は、百十数ページしかなかった。 | ||||
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細かい事を突き詰めていけばしょうがないが、読んだ後、いい気分にさせてくれる作品は名作である ラベンダーの香りをかいで、ああいい香りだと感じる、そのシンプルな感情は自然だからだ 自然であれば名作、自然こそ名作 | ||||
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読む前に題名はふと知っていたので購入し読書してみました。 所々SF的な要素がは入り混じっていて個人的に面白いと思えました。 しかし、少し子供向けの所為なのか登場人物の幼いというべき?思考には全く同情できず、歯痒さを覚えた所が多々ありました。 実際、この本には複数のお話が含まれていますが、主人公が変わっても性格などが皆瓜二つなので、 それも読書しながら飽きて来る破目になりました。 思考をあまり刺激されずに軽く読書したい時には悪くないかも知れませんが、特に推奨しない著作です。 | ||||
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生徒さんの誕生日プレゼントの注文で購入しました。喜んでいました。良かったです。 | ||||
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私は、この原作の「時をかける少女」を知らない世代です。 最近でも、アニメーション化や、ドラマ化されている 「時をかける少女」ですが、読んでみて "原作が一番サッパリしている"と、感じました ! もちろん 最近、 映画化やドラマ化されたものも 良いのですが... 個人的には、原作が好みです ! 是非、読んでみてください ! !( ≧▽≦)/ | ||||
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ドラマでやっていたので、原作はどうなんだろうって思い購入。昔の小説って感じでしたが、内容は良かったと思います。一冊まるまる時をかけるではなくて、他の物語も載っていて楽しめました。 | ||||
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娘の夏休みの宿題、読書感想文用に購入。 最近、昔に読んだ眉村卓や筒井康隆の小説が改めてドラマ化されて、子供達と共有できるのは単純に喜ばしい。早く着いたのも良い。 | ||||
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購入後すぐに発送していただき助かりました。 また、お願いします。 | ||||
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女の子たち、諸学高学年に 人気の一冊です。 自分の意思で行動し 強く生きていく姿勢を学ぶのによいでしょう。 | ||||
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