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見えない貌



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【この小説が収録されている参考書籍】
見えない貌
見えない貌 (光文社文庫)

見えない貌の評価: 3.40/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

親子の愛

小説というものを読むとき、
読者は必ず登場人物の誰かの視点になったり
味方になったりして読むもの。

しかしこの小説は主人公が前半は「被害者の母」なのに対し、
後半は「加害者の弁護士」に変化してしまいます。
被害者側から加害者側へ・・・。
この流れの大きな変化に戸惑いを感じ、
気持ちの切り替えができないままに読み終えてしまいました。

今、ケータイやネットといった文明の進化が
昔とは違う複雑な人間関係や親子関係を生んでいます。
そういった新しい問題を描いているのかと思いきや、
事件の根本にあるのは今も昔も変わらない
シンプルな愛情・・・。
そこにもうひとひねり新鮮なエッセンスを加えてくれれば
もう少し面白くなったんじゃないかな〜。

ついでにいうと
ケータイ代がそんなにかかるなら
定額制にすればよかったのに・・・というギモンが
読者の誰しもに浮ぶであろうことが悲しい・・・。
見えない貌 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:見えない貌 (光文社文庫)より
4334746284
No.1:
(3pt)

意外な展開だが予想された結末

本の中ほどでアレレ?という展開を見せたので宮部みゆきの模倣犯に似た期待をしたのだが後半で犯人が簡単に予想できてしまったのは残念。

後半から主役が変わり新たな法廷内のドラマとなるのだが全体としてエンターテイメント性に欠ける印象。それがこの作者の持ち味だと言われればそれまでだが。作者の年代と内容(ネット関連)にギャップが有ったのでは・・と勝手な想像をしてしまった。
見えない貌 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:見えない貌 (光文社文庫)より
4334746284

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