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華氏451度
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華氏451度の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 41~43 3/3ページ
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この本でブラッドベリの描いた世界はまぎれもなく今の私達の世界ではないか。そこでは、ほとんどの人間は『TV』と『ドラッグ』と『海の貝』という携帯式ラジオの心地よさに身を任せ、現実から遊離し、ひたすら快楽を享受するのみ。人々の関心は最新式TVシステムやパーティ。認可発行されている書物といえば、マンガや娯楽・性風俗本に限られ、それ以外の知的な書物はファイヤーマンによって焼き払われてしまう世界。もちろん、痴呆症状一歩手前の住民はそれで十分満足しきっている。戦争が始まったのに、誰も心配などしていない。それはよその国のことで自分達だけは安全だと思い込んでいる。 | ||||
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書物を読むことは罪悪である。発見されると、本とともに人間までもが焼却される。異様な未来世界の物語。しかし、ブラッドベリの詩人としての透視力は、約50年前に書かれた小説の紙背から、現在を透視している。情報化社会に生きる私たちは、携帯電話とゲームによって、書物とそれを読む人々を、日本から静かに確実に消却しているのではないだろうか?ふと気が付くと、近所の新刊書店は閉店し、新古書店の棚は、がら空きになっている日が、来ているのかもしれない。 | ||||
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一気に一晩で読んでしまった。その世界、ストーリーに引き込まれます。 昔のSFなので極端な未来予想の世界ですが、今の時代と比較した時そのリアルさには笑えないものがある。文庫本の解説にあるように、この小説が映画化されてしまったこと自体、ブラッドベリにとっては大きな皮肉かもしれない。 | ||||
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