(短編集)

とうに夜半を過ぎて



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    初公開日(参考)1982年10月
    分類

    短編集

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    とうに夜半を過ぎて (河出文庫)

    2011年02月04日 とうに夜半を過ぎて (河出文庫)

    海ぞいの断崖の木にぶらさがり揺れていた少女の死体を乗せて闇の中を走る救急車が遭遇する不思議な恐怖を描く表題作ほか、SFの詩人が贈る、とっておきの21編。これぞブラッドベリの真骨頂!(「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (3pt)

    本の中身はいいけれど

    とても楽しみに買いましたが洗剤と食品のあいだにばさっとはさまって配送されてきて悲しくて仕方がありません
    とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)Amazon書評・レビュー:とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)より
    4087600742
    No.5:
    (5pt)

    ブラッドベリはやはり面白い。

    ピリリとスパイスの聞いたSF短編集。こういうの好きだなあ。ある作品は心が和み、またあるものはズシリとくる。ブラッドベリファンは必読の書。タイトルも秀逸だし、のっけから私の好きな青い瓶。優れた作品はいつも心に残る。
    とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)Amazon書評・レビュー:とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)より
    4087600742
    No.4:
    (5pt)

    詩的というか幻想的というか、まるで違う世界のような話の作り方が大変上手だなと改めて思いました。

    15時間ほどで読めた。レイ・ブラッドベリの短編集。21編です。

    一冊で21の話を楽しめて大変お得ですね。

    レイ・ブラッドベリって暗い感じのSFの人かなと思ったけど、詩的というか幻想的というか、まるで違う世界のような話の作り方が大変上手だなと改めて思いました。

    そのせいか短編ですぐ読み終わるかなと思ってたのですが、一話、一話ボリューミーで読み終わるのに時間がかかりました。

    1984のイメージが強いレイ・ブラッドベリですが、その他の話も面白いのでおすすめの一冊です。

    めくるめくる不思議な体験をこの本とともに体験いかが。
    とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)Amazon書評・レビュー:とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)より
    4087600742
    No.3:
    (5pt)

    高踏的だが読みやすく、面白い

    22作収録の短編集だ。ああ、やはり作者は短編の人だな。ほとんど外れのない珠玉の短編集だ。
    ファンタジー要素があるのも無いのも、すべていい。何より小説として面白い。
    特に印象深い作品を挙げると、
    『青い壜』望みのものが入っている壜があるらしい。SF寓話とでもいうのか。
    『罪なき罰』未来では罰を受けず殺人できる。そのはずだったが。
    アンドロイドSFの秀作とも呼べるし、法解釈の理不尽さや人間心理を描いた文学作品でもある。

    『永遠と地球の中を』宇宙時代が来たが、星間航行や異星を描ける文学者は、もういない。
    1938年のSF作家をタイムマシンで呼び寄せることになった。作家がモチーフの小説は山ほどあるが、本作の設定は飛びぬけてユニークだ。
    『いとしいアドルフ』完璧にヒトラーを演じられる役者を使えば、ナチスを再興できる?発表当時より、現在のほうが読む価値がある。
    『ジェイミーの奇跡』脳内で勝手にルールを作る。私も子供のころ、よくやりました。
    成長と共に奇跡は消える。常識的には、もともとなかったのだろう。が、もしかして?
    『日照りの中の幕間』夫の暴虐に耐える妻。ブラッドベリの世界では、夫婦でメキシコ旅行すると、ろくなことにならないようで。

    表題作はある業種の一夜を切り取って見せる。暗い妙な余韻が残る。
    『十月のゲーム』最も怖い一篇。<そのとき・・・よせばいいのに、だれかがあかりをつけた。> 本当によせばいいのに。
    『板チョコ一枚おみやげです!』こちらは最も笑えて心温まる好篇である。

    バラエティと文学性に富み、エンタメとしても最高点だ。
    とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)Amazon書評・レビュー:とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)より
    4087600742
    No.2:
    (4pt)

    詩情がたゆたい、煌めくブラッドベリの魔法。逸品揃いではないけれど、素敵な短編集です

    SF界最高の抒情詩人と謳われて久しいレイ・ブラッドベリの作品を、全部で22篇収めた短編集。原題『LONG AFTER MIDNIGHT』。原書は1976年刊行。邦訳は1978年に集英社から単行本で、1982年に集英社文庫から刊行されていまして、今回の河出文庫は、集英社文庫の復刊ということのようです。

     流石に初期の『刺青の男 (ハヤカワ文庫 NV 111)』(1951)や『太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫NV)』(1953)といった短編集で味わうことのできた、読む短篇の半数以上がきらきらと輝き、煌めいている珠玉の短編集、というわけではありませんでした。
     でも、いくつかの短篇で感じた魔法、詩情がたゆたい、幻想が織り合わされ、若かりし日への憧れが呼び覚まされる魔法は、やはりこの人ならではの味がするなあと、そんな思いに包まれましたね。

     本短編集では、「いつ果てるとも知れぬ春の日」「非の打ち所ない殺人」「ある恋の物語」「永遠と地球の中を」「板チョコ一枚おみやげです!」が、格別の味わい。どの短篇も、最後の2〜3頁に素敵な魔法のエッセンスがこめられていて、ファンタスティックな余韻が残ります。
     とりわけ、「いつ果てるとも知れぬ春の日」のラスト3頁の煌めき、永遠の憧れに満ちた文章の香りといったら! 名画のワンシーンでも見ているかのよう。くらくらっときちゃいました。
    とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)Amazon書評・レビュー:とうに夜半を過ぎて (集英社文庫 38-A)より
    4087600742



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