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楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァスの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全427件 321~340 17/22ページ
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| 誰も殺されないし、アクションも無いけど、とても面白い。 フィクションなのに当時のパリで本当にあった事のような気がして、 ルソーが好きな人には絶対おススメです。 | ||||
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| アンリ・ルソーなんて画家知らなかった。 ルソーといったら政治家ジャック・ルソーでしょ! ユニークな装丁に惹かれて手に取った。読んだら、まあまあ面白かった。 物語の主役は二人いる。 一人はMoMAのティム・ブラウン。もう一人は、一介の監視員にすぎない早川織絵である。 ところが、この早川さん。かつてはルソー研究者として名を馳せたオリエ・ハヤカワなのであった。 知る人ぞ知る天下の大コレクター、コンラート・バイラーから『夢をみた』の鑑定を依頼された主役たち。 真贋を見極める勝負に勝った者にはこの絵画のハンドリング・ライツが与えられるという。 条件は七日かけてある書物を読む。 そして、その後講評を行い、バイラーが勝負を決定するというもの。 その過程で絵画マーケットの実態が説明される。 ルソーの絵がビジネスの道具として用いられないように守りたい、といった情念がひしひしと伝わってくる。 また、名声に恵まれず不当な評価しか得られなかったルソーの価値を高めたいのだろう。 「ある書物」の中にはピカソが何度も登場する。彼はルソーを大変高く評価していた。 作者はピカソの言質を引き合いに、ルソーへの愛情を何度も書き綴っている。 名作と言われる絵画は長い間保存される。半永久的に。 アンリ・ルソー作『夢』もその内の一つである。 モデルの女性となったヤドヴィガが放った一言。 「さあ、描いてちょうだい。あたしは、いまから、永遠を生きることにしたの」(242ページ) なかなかロマンチックである。 絵画っていうものは、作品だけを見ても分からない。 作者の人柄、時代背景などを理解していないと、その良さは分からない。 その意味で、本書の著者、原田マハ氏はルソーが好きで堪らないんだろうなと思う。 ルソーへの愛情ばかりが強調されるので、ミステリーとしては成立しているけれど、 ラブストーリー的な展開が中途半端であった。 もっと違う手法で起と結を繋げて欲しかった。 ともあれ、ピカソの時代が垣間みれたのが貴重だった。 あの時代のスター達が集まった「夜会」を想像すると楽しい。 芸術に詳しくない方には、スマホ片手に読むことをお薦めします。。。 | ||||
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| 小さい頃から絵心もなく美術のセンスもない私にとって知らない世界を教えてくれた感じ。 ルソー、画家、絵、キュレーター、美術館、そこに纏わる人々。。 美術にかかわりのなかった私には最初は敷居が高く感じたが、途中から面白くなってきた。 "アートを理解するということはこの世界を理解する、アートを愛するということはこの世界を愛するということ"…なるほど。 ルソーの絵、バーゼル、美術館に行ってゆったりと鑑賞する贅沢な時間を過ごしたいと思った。 高名な画家も大富豪も…皆人生を一生懸命生きている。 | ||||
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| これは傑作です。主人公たちがまるで魔法にでもかかったかのように名画を見入っていたように,私もこの小説の世界に一気に引き込まれていきました。 税関吏を退職して画家に専念し,ピカソらに大きな影響を与えたにもかかわらず,生前はほとんど全うな評価をされないまま不遇の人生を終えたアンリ・ルソー。素朴派とも呼ばれる彼の作風は,遠近感等のテクニックとは無縁の,一見稚拙なタッチながら,何故か幻想的で心惹かれる摩訶不思議なもの。それだけでもミステリーの素材としては十分なのですが,そんな数奇な人生を送ったルソーに未だ世に知られざる作品があったとしたら・・・・知的でスリリング,素敵な大人のロマンスもまじえたミステリーです。 終盤は,意外な展開の連続にワクワク,ハラハラ・・・・そして,ホロッとさせられます。 CGで現実よりもリアルな仮想現実を生み出せる時代になりましたが,それでも素晴らしい小説が持つ「言葉の魔法」は凄いですね。今から100年以上も前のルソーの生きた時代が目に浮かぶようです。さらに,この本を読むまでルソーにあまり詳しくなかった私は,この本を読み進めながら,ネットでルソーの代表作を調べたり,文庫ながら画集まで購入してしまうほどでした。 2013年本屋大賞第3位の作品ですが,そうであろうとなかろうと,とにかく素晴らしい作品なんです。是非ご一読を。 ルソー (新潮美術文庫 33) | ||||
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| これは傑作です。主人公たちがまるで魔法にでもかかったかのように名画を見入っていたように,私もこの小説の世界に一気に引き込まれていきました。 税関吏を退職して画家に専念し,ピカソらに大きな影響を与えたにもかかわらず,生前はほとんど全うな評価をされないまま不遇の人生を終えたアンリ・ルソー。素朴派とも呼ばれる彼の作風は,遠近感等のテクニックとは無縁の,一見稚拙なタッチながら,何故か幻想的で心惹かれる摩訶不思議なもの。それだけでもミステリーの素材としては十分なのですが,そんな数奇な人生を送ったルソーに未だ世に知られざる作品があったとしたら・・・・知的でスリリング,素敵な大人のロマンスもまじえたミステリーです。 終盤は,意外な展開の連続にワクワク,ハラハラ・・・・そして,ホロッとさせられます。 CGで現実よりもリアルな仮想現実を生み出せる時代になりましたが,それでも素晴らしい小説が持つ「言葉の魔法」は凄いですね。今から100年以上も前のルソーの生きた時代が目に浮かぶようです。さらに,この本を読むまでルソーにあまり詳しくなかった私は,この本を読み進めながら,ネットでルソーの代表作を調べたり,文庫ながら画集まで購入してしまうほどでした。 2013年本屋大賞第3位の作品ですが,そうであろうとなかろうと,とにかく素晴らしい作品なんです。是非ご一読を。 ルソー (新潮美術文庫 33) | ||||
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| 久しぶりに読みふける時間をくれた本。ラストになるにつれてワクワクして読むことができました。 読み終わったあと数日間、あーもうあのワクワクは終わってしまったんだと寂しかったほど。おすすめできる本です。 | ||||
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| ルソーとピカソをめぐるミステリーとしてはとても面白い。 ただ、ダヴィンチコードのように宗教が絡まない(絡ませられない)分、重層的な恋愛の描写によって厚みを増そうとした試みには少し不満が残り、個人的体験に引きずられたのかもしれないという邪推をしてしまった。 個人的には、織江の娘の描写がもう少し読んでみたかった。 | ||||
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| 美術鑑賞の好きな方には必読の一冊ですね。 最後まではらはらドキドキの内容で一気に読みました。 すっかり原田マハさんの本に魅了されて、「カフーを待ちわびて」 「キネマの神様」、「一分間だけ」を涙しながら読みました。 久しぶりに満足した日々でした。 | ||||
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| ニューヨークの美術館で本物のルソーを見た事もありまた色んな絵画をみたくなった! | ||||
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| ルソーのバックグラウンドはほとんど知らなかったので、ストーリーに伴って語られる晩年の様子にとても興味を持ち、ルソーやその他登場する有名画家(あえて書きませんが)の作品を改めて見に行きたいと思いました。ストーリーももちろん次々と先が読みたくなるような上手な流れになっていて、さすがに本屋大賞作品だと納得しました。欲をいえば、後半の展開がそれほどびっくりするようなものではなく、静かに潮が引いて行くような、感の鋭い方なら予想できるような終わり方でほんの少し物足りない感じがしました。それでも読んで損はない作品だと思いました。 | ||||
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| すばらしい小説だった。自分が知らない芸術の世界に一気に引き込まれた。 小説の力はその主人公の人生を疑似体験することプラス、未知の分野への興味を半ば強引に開かされることにある。 その二つをバランスよく、そして強く持っている優れた作品だった。 そして、なにより素晴らしかったのは小説内の物語。 アンリ・ルソーがどうのようにその時代を生きたか、 史実とは違うかもしれないが、史実を知るよりももっとリアルな体験を“物語”というのは与える。 原田マハのもっとも表現したかったことはこの物語のもつ偉大なパワーなのだと思う。 小説というものの本質を見事に表現していた気がする。 | ||||
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| わたしごときが講評するのを躊躇してしまうような素晴らしい作品です。 もうその一言しかありません。 | ||||
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| 迅速で確実なご対応に加えて、思っていたとおりの商品でとても満足しています。有り難うございました。 | ||||
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| いっきに読んでしまいます。 テンポも良くて読みやすいです。 久しぶりに面白いと思える本でした。 ミステリー好きにはお勧めします。 | ||||
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| 美術作品のことはまったくわからなかったけど、 これを読んで、美術作品の飾る側?美術館側?についてふわっと知ること出来たし、 美術家の苦労が伝わってきた。 あんまり興味がある範囲じゃなかったけど、これ読んだらちょっと興味持てた 美術館に行きたくなった。 今までとは違った見方ができるんじゃないかなと思った。 | ||||
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| 小説仕立てで感情が入りやすく、展開に胸がわくわくしました。芸術作品はそれぞれの感覚やその時の心情によって受け止め方が違うと思いますが個を超えた分野で共通したものがあるということでしょうか。 | ||||
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| 絵画に興味がなくても、読んだら絵画に興味を持つかも。ルソーの絵画の秘密と恋の行方、どちらも気になり一気に読んだ。 | ||||
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| 友人からのお薦めで購入して読んだのですが、アートヒストリーを学ぶには、教科書よりも圧倒的に読みやすい、これまでにないジャンルの本でした。 | ||||
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| アンリ・ルソーの作品を見たことがある人は、特に本書に魅了されてしまいます。驚く方向へと展開していくストーリー構成は、わくわくし、一気に読み終えてしまいます。読み終わった後の甘酸っぱい印象は本の楽しさを教えてくれます。素晴らしい。 | ||||
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| 表題のとおり、ダヴィンチコードより易しい内容でわかりやすかったです。ダヴィンチコードで諦めたあなたもぜひ! 学術員の熱意となぞときと、過去の記録と現在の集まった人々の関係性がわかったときにおおっとなりました。 ルソーは好きな画家ではなかったですが、これを機に好きになりました。 ただ二章までが少々だらだらかんじてしまって、三章を読むまでにかなりの時間放置してしまった作品ではあります。。三章からがめちゃくちゃおもしろくなる作品です。 | ||||
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