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決着の評価:
4.67/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1〜5 1/1ページ
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
1.「紙の本のみの出版(新装版をはじめ、「度胸」「利腕」など)」
2.「紙の本とキンドル版と両方(「証拠」「勝利」「再起」など)」
3.「品切れ状態から、キンドルで復刊したもの(「奪回」「烈風」など)」
4.「品切れのもの(「本命」「帰還」など)」
いま紙の本がでているものでも、いずれ電子書籍に移行したり、あるいは品切れのものでも、キンドルで復刊したり、今後いろいろ変化があるのだろうという気がします。
この「決着」はいまは品切れで、私は古書を買いました。
フランシスの初期作品にみられたような、孤独な主人公の濃密な緊迫感は、うすれています。そのかわり70才をすぎたフランシスの描く、児童文学にも通じるような、「子供たちと父親」の描写が胸にしみる作品です。(あいかわらず、悪者はサディスティックです。)
35歳の若い父親(廃屋を改修する、建築設計技師)に、14才をかしらに、6人の息子がいます。赤ん坊の末っ子は母親のもとに残し、うえの五人をつれて、イースター休暇に、改造したキャンピングバスででかけます。
主人公の特殊な職業の描写(損得ぬきの気持ちでとりくむ仕事でありながら、生活費は稼がなければならない)が、この作品でもリアルに伝わってきます。フランシスの主人公は、たいてい会社員ではなく、自営業だなあ、とあらためて思いました。
子供たちのシーンの分量はそんなに多くないのですが、読み終わったあと、ひとりひとりの子供たちの印象が、強く心にきざまれて残ります。
あと、車のなかに雑誌を置いてる「あのひと」も。(今回の一番のお気に入りです。)