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I'm sorry,mama.
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I'm sorry,mama.の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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桐野作品には、新聞で毎日見かける事件の後ろにあるものを丁寧に描くことによって、真実に迫ろうとする意志を感じます。今回は子供への虐待やネグレクト、それをされた側の心の傷だけでなく、する側の事情も描いている。虐げられた人間が駆け込める場所がこの社会には用意されているのか? | ||||
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夜明けまで一気に読みました。読んだ後思わず『怖い!』と口にして布団に潜り込みました!前作『グロテスク』の和恵という主人公が桐野さん風にいう『怪物』になっていくのと似た不気味さがいっぱいです。最悪劣悪で悪意がいっぱいの環境下で赤ちゃんから生まれ育ったら一体どんな人格の子に育つのか・・・という世にも恐ろしい想像実験です!最後に精神科医でも出てきて救いのストーリーでもあったら爽快感が残るんでしょうけど、いつもあんな感じで終わるよね。読後の夜、私は怖い夢を見ましたよ! | ||||
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著者の最近の作品とこの表紙を見れば、だいたい想像がつくとおり、どろどろの内容です。 読後感は最悪でした。 なのに、なぜか納得してしまいました。 主人公のような人物、確かに社会にいます。 著者はこの嫌な主人公を感情をまじえず、淡々と書いているのです。 この本で読む限り、この主人公を批判もしていないしし、あるがままを描写しているのです。 なのに、読後に最悪の感情を持ってしまったということは、この主人公の嫌な部分が自分の中にある、ということなんだと思います。 さすがベストセラー作家・・・奥が深いです、脱帽! | ||||
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何となく買った本でしたが、一気に読みました。 移り変わる情景、過去と現在。 人間描写が丁寧なので、最後に出た人々についても書かれている割にその後一気に終わりに向かうため、役割に対する記述量が勿体無い気はしましたが、それ以外は文句無しに展開・文章共に面白かったですよ。 この方の本を読むのは初めてなので、他の作品との比較は出来ませんが…。 個人的にですが、一読の価値あり、と思います。 | ||||
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~基本的にこの作家さんの書く話は毎回苦手ですし、こういったドロドロした話の先に何かを感じられるほど感受性も豊かじゃないんですが、「人間の汚さ」みたいなものを描かせたら間違いなくナンバーワンですよね。笑っちゃうくらいイヤらしいです。現実離れしています。間違いなく性格の悪い作家さんが書いてます。その結果、当然最後まで一気に読んでしま~~います。そんな本です。~ | ||||
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