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贖罪の奏鳴曲



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【この小説が収録されている参考書籍】
贖罪の奏鳴曲
贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)

贖罪の奏鳴曲の評価: 3.90/5点 レビュー 122件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 61~80 4/5ページ
No.24:
(5pt)

やはりキャラがよい

他の作品とのつながりがよい。できればさよならドビュッシーなどの作品の後に読みたいですね。最近のミステリーでは中山ワールドは素晴らしいです。
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No.23:
(4pt)

法廷サスペンスで読み応えがありました

どんでん返しに継ぐどんでん返しで、一気に読んでしまいました。

主人公の弁護士が正義感だったら「やったな!」で終わりそうですが、主人公の過去があるせいで内容が深くなっている気がします。

裁判は、正攻法で攻めていやらしくないので、その謎解きが面白いです。しかし、どんでん返しに次ぐどんでん返しで、人間のいやな面、怖い面をたくさん読んでしまって、ちょっと人間不信になりそうです。それから、ピアノの音で、初めて自分のしたことを振り返ることができて更生したというのは、ちょっと余計かなと思います。単に、音楽シリーズに持っていくための設定のような気がします。
私は最初に「カエル男」、次に「さよならドビュッシー」を読んだのですが、びっくりしたのは、刑事さん2人、ピアノを弾く彼女、その彼女を見ていた精神科医の先生が、カエル男の登場人物だったこと、わざとだと思いますが、ちょっと興醒め。それもカエル男から読んでしまったのでいろいろわかってしまって、ちょっとがっかりでした。せめて2人ぐらいにして、それも余り本題にかかわってこない、背景くらいにしてくれないと、デジャブ感ありすぎて……でも、このシリーズはまた読んでみたいと思いました。
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No.22:
(4pt)

斬新

幼女殺しの過去を持つ弁護士が主人公という斬新な設定なので、
かなりダークな内容を予想していましたが、
意外にも正統派の法廷サスペンスでした。
あまり期待せずに読みましたが、これは面白いです。
期待値とのギャップという意味では、
今年読んだ本では一番ですかね。
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No.21:
(5pt)

期待してなかった分?おもしろかったです。

前評判が良かったですが、そういう物は大抵ハズすので、期待しないで読みました。そのおかげか、前評判通りすごく面白い作品だったと思います。途中で中弛みする感じはありますが、後半の畳み掛けるような2転3転劇は中山千里らしい作品だと思いました。オススメです。少なくともハズしたとは思わないでしょう。
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No.20:
(5pt)

またまた一気読みでしたね。

「追憶の夜想曲」を読む前にどうぞ。 御子柴弁護士の医療少年院時代の様子や弁護士を志すきっかけが判明します。 あいかわらず引き込まれますね、中山さん上手い!!
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No.19:
(5pt)

WOWOWのドラマを見て購入

最近はドラマ化されてからオリジナルの本を買うパターンになっています。この本もWOWOWのドラマを見て良かったので購入。
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No.18:
(4pt)

さまざまなことを考えさせてくれる作品

加賀谷という強請屋のライターが殺された。彼の死体を遺棄したのは、御子柴礼司という弁護士だった。加賀谷は、御子柴が担当している保険金がからんだ殺人事件に何か関係があるのか?また、御子柴にも、加賀谷に強請られるような人に言えない重大な秘密があった・・・。

14歳の時に起こした事件・・・幼女バラバラ殺人事件。少年院に収監された少年は、やがて名前を変え弁護士になった・・・。
裁かれる者から裁く者になった御子柴礼司。悪辣弁護士と言われようが、いっこうにかまわない。ただおのれの生きたいように生き、やりたいようにやる。そんな彼が引き受けたのは、保険金がからんだ殺人事件だった。事故で意識不明になった夫の生命維持装置を止めたのは、本当に妻だったのか?「新たな真実など絶対に見つかるはずがない。」絶望的な状況の中、御子柴は事件のあらましをひとつひとつ検証し、その鋭い洞察力で不可能と思われた新たな真実にたどり着く。その過程は実に見事で、物語の中にぐいぐい引き込まれた。また、法廷シーンも圧巻で、その迫力に思わず息をのんだ。新たな真実では、人が持つ先入観が判断を狂わせることもあるのだと、今さらながら感じた。
罪を犯す、犯さない。それは、紙一重の差かもしれない。人はなぜ罪を犯す?人を更生させるきっかけはどこにある?罪を償うということは、本当はどういうことなのか?さまざまなことを考えさせられた作品だった。
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No.17:
(4pt)

途中までは良かった

最後のくだりは、少し描き込み足り無い感があります。続編を先に見てるので繋がりはしますが。
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No.16:
(5pt)

面白い!

帯や口コミを見て購入しました。

最初は『うーん』と思いながら読んでましたが、御子柴の過去、仲間や教官との出会い、弁護士を目指した理由、引き込まれました。
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No.15:
(5pt)

素晴らしい

本格推理小説としてはトリックなど大したものではない。しかし、小説としては出色の出来映えだ。非常に残虐なスプラッタシーンもあり、人間の弱さ、醜さなどのダークサイド面をこれでもかと描いている点では、連続殺人鬼カエル男と変わりは無いが、あの作品とは異なりこの作品には大きな救いがある。残虐なスプラッタシーンがあるからこそ、この小説の題名の意味が大きくクローズアップされる事になる。久しぶりに感動した小説で直木賞でも良いくらいの小説でした。
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No.14:
(5pt)

社会派要素てんこ盛りのエンターティメント

法廷劇に少年犯罪要素などかなり社会派的テーマを盛り込んでいながら、軽く読めるエンターティメントに仕上がる中山社会派路線のミステリー。
主人公の設定など薬丸岳の小説みたいな雰囲気だが、抜群のリーダビリティと真相の逆転劇に引き込まれること確実の充実作と言える。
テーマ的に短編集の七色の毒の長編バージョン的な趣もある一編。
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No.13:
(4pt)

どんでん返しが、

面白かった。

音楽シリーズとは、少し違った趣ですが
やはり引き込まれて一気に読了しました。
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No.12:
(5pt)

とても気に入りました。

読みたかった本がすぐに手に入り嬉しい限りです。娘も喜んでくれました。
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No.11:
(4pt)

法廷シーンは盛り上がります

面白く一気読み出来ます。特に第2章までの展開が良かったですね。

ただ、主人公の弁護士御子柴礼司の過去(第3章で語られますが)が、現在の御子柴と上手く繋がらなかったのです。

法廷ミステリーの評判が高いだけあって、第4章の法廷シーンは読み応え十分だと思います。現実にそんな事が出来るかどうかは分かりませんし、そんな裁判官いるのかな、と思いますが、楽しめました。

ラストはどんでん返しが連発しますが、もう少しボリュームがあっても良かった気がします。渡瀬刑事は冴え過ぎている気もしますが、この刑事が主人公のミステリーも読んでみたいです。御子柴礼司とも、もっと絡んで欲しかった。
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No.10:
(4pt)

構成の仕方

犯罪や正義の定義は、時代や状況で変わる訳で、犯罪を犯罪と感じられなくなった子供は、何かが欠けているというより時代や状況に順応出来ないだけなのかもしれない。
では、犯罪を犯しても、成長する過程でそれを身につけていけるのか?
それとも幼少期のままなのか?
考えさせられました。
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No.9:
(4pt)

御子柴弁護士は魅力的!!

谷原章介氏が絶賛されたとのことですが、作品のできばえやプロット、ストーリー展開などは、確かに、どれもが一級品と言えそうです。
 しかし、御子柴弁護士が、詐欺事件を裁判員裁判の対象事件だと言ったり、(最後のクライマックスシーンにおいて)電磁波の強度は距離の2乗に「比例」すると述べるなど、その頭脳明晰さを疑いたくなるような言動がところどころに見受けられるのは誠に残念です。また、14歳当時、御子柴少年は、少年院で、14歳頃に起こした事件で懲役15年の刑を言い渡され、その刑を少年院で執行されているという嘘崎(出会ったときは16歳)少年に出会うのですが、2000年の少年法改正以前は、16歳未満の少年が懲役刑の言い渡しを受けるという可能性がなかったですし、そもそも、「16歳」を超えて少年院で受刑するということ自体、昔も今も起こりえないのですから、折角の面白いストーリーがこの部分でつや消しになっているという感も否めません。
 推理小説は、その背景事情に関する考証も大切だと思います。次回作を楽しみにしている一人ですが、法律や科学に関する記述は正確を期していただき、我々読者をこれまで以上に楽しませていただくことを切望します。
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No.8:
(4pt)

ある男の物語

ミステリーとしてはそこまで優れているとは思わないのですが、主人公の在り方は人間ドラマとして興味深いものでした。本当の贖罪とはなにか? 読み終わった後、真剣に考えさせられてしまいます。普通ならそのままいってハッピーエンドにしてしまうところをラストでくるりとひっくり返してしまうのも面白い。後味はよくないかもしれませんが、御子柴の贖罪が果たして本当に贖罪になっているのかどうかというところが皮肉だなと。

 主人公を追う刑事二人も非常に人間臭く応援したくなる感じで、最初は刑事側に立って読んでいたのですが御子柴の過去が明らかになっていくにつれタイトルの意味がわかってきて、そうなるとまた御子柴が最初のイメージとは全く別の人間に見えてきて(しかし必ずしも善ではない)読んでいる間、濃厚な時間を過ごすことができました。あ、あと法廷での敵役の額田検事がなんか好きでした。
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No.7:
(5pt)

すぐに引き込まれて気が付いたら読み終わってました

この作者さんの作品はほとんど読んでいるのですが、今までの中で一番面白かったと思います。
キャラクターがとてもいいです。他の方のレビューにもありますが、是非シリーズ化してほしいと思います。

トリックというか、犯人はなんとなくわかってしまったのですが、それでも十分に楽しめました。こういった法廷の題材を扱った作品に多い、文章が難解といった部分がなく、とても読みやすかったです。
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No.6:
(4pt)

音楽によって変わる少年の心

この作家さんの岬洋介シリーズが好きで、今回の『贖罪の奏鳴曲』も手にした。
ん〜。爽快感がある裁判のシーンは、なかなか良かった。しかし持ち味であるはずのどんでん返しが、ご都合主義の後付け感が無いとは言い切れない。
惜しい作品である。

医療少年院の教官である稲見の言葉は印象的であった。
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No.5:
(5pt)

絶対に騙さられる!!

自分は、最後のおちで「うわーだまされた」っていうものがとても大好きで、大体の本、映画などではなかなか「だまされたー」とはならないのですが、この本で一本やられました。笑
また、読み終えたあとに本の題名をあらためてみると鳥肌も立ち、すごい本に出会ってしまったと思っています。
映画化にもなったら面白いだろうと思います。
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