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(短編集)
検事の本懐
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検事の本懐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 41~60 3/5ページ
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人間味溢れる主人公が、胸のすく様な裁きで解決するのに、嵌まりました。 地道な努力をおくびにも出さず、不幸な生い立ちを恨む事もなく、生きる様に、圧倒されました。 | ||||
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気になる点がいくつかあった。 他のレビューにあるように刑事が防犯カメラをみていないなど・・・。 多くの方は、最後の「本懐を知る」でスッキリしたと感じているようだが、週刊誌の連載を持つ専属ライターが掴んだものをお蔵入りさせるのは、リアリティに欠けるような気がする。 東京、広島、米崎(東北?)を飛び回り、ほぼ正鵠を射た推理と確信したのに・・・。 訴訟も恐れぬ記事が氾濫する時代にいると、経費その他の面からも記事にしないのは不自然だと思った。 | ||||
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期待通りの一冊。次が文庫になるのが待ち遠しいです。 | ||||
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流石です。最後の最後まで何が起きるのかわからないワクワク感と期待を決して裏切らない展開。 | ||||
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五編の短編集でどれも面白く読むことができました。佐方シリーズは私の好きな作品です。 | ||||
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短編集なので、面白いけどバラツキもあるね。 最初の2作は駄作だけど、3~5作はクソ面白かった。 樹を観る 有能な検事を描くために出て来るポンコツ刑事。 ネタバレは書かないけど、証拠から問題の13件目の放火の画像が出てこない点を、刑事がスルーする合理的な理由付けがない。見落としてしまうような「きっかけ」みたいなのがあれば、全然違った印象だけど、これだとヒーローで散々やられたパターンだよね。刑事が無能過ぎるし、検事が名探偵過ぎる。 罪を押す これも佐方検事というより、犯人にスポットが当たっている作品。このシリーズが初だったので、探偵が途中出現するタイプの小説かと思いました。 これも、オチに行くまでのプロセスが雑。防犯カメラをチェックしない・・って、有り得るのか。 刑事なんか基本、人を疑う仕事だから、犯人が何を言おうと防犯カメラの映像はチェックするよ。 僕は、こーいう古典的な無能な警官×ホームズ、みたいなパターン、恥ずかしくないの?と思っているタイプなので、ニ作連続の悪い意味での古典推理に癖壁した。 恩を返す 急に佐方の過去の話になり、驚く。内容は、ベタだけど面白かった。 全二作と違って無能な警官も出てこない(代わりに悪徳警官は出るが)。 レビューを書いていて気付いたが、これも10年以上も前の証拠ビデオを保管してるってのに、違和感はある。 というのは、この悪徳刑事、その手のビデオを手元に置いておく性癖でありながら、被害者に体の要求はしていない。 悪役のキャラとして整合性が取れてない。 ただ、読書中は、そこまで気にならなかったので、やはり佐方とヒロインの魂の熱の様なものに惚れさせられたという事だと思う。なんというか、有無を言わさない主人公の叫びの様なものに魅せられる感じ。力負け。 レビューだから粗も書いてるけど、粗が気にならなくなる筆力に参りました。 拳を握る これも面白かったけど、ヒーローにかなり似たエピソードがあった。どっちが先かは知らん。 検事主役の小説やドラマは少ないので、やはり被りは気にして欲しい。偶然でもパクリに見える。こっちが先ならスマンけれども。 本懐を知る これまでのエピソードにもあった伏線を回収する、短編としては理想的な最終話。 一番面白かったけど、やはり1~4話のフリがあっての今作。 ストーリーとしては出来過ぎ君だが、まぁ多少の粗は気にならないぐらい、小説に魅せられた後だったので、一気に読んでしまった。 推理小説だけど、やはり主人公の魅力ってクソ大事よね。それを痛感した。 思えば5作とも事件というよりは、登場人物の心の動きで読まされている。 星4つだけど辛口レビューになってしまった。「粗が気になる」と「作品の面白さ」は共存出来てしまうので、こんな感想。 総評「ストーリーの粗はあるけど、登場人物が魅力的な作品です」 | ||||
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上司の顔色を窺わず正義を貫く佐方の取り調べ方が、心を打ちます。自分のことだけを優先する政治家(政治屋)たちの失言ばかりが目立つ昨今、この小説は少しだけ私の心を浄化してくれました。 | ||||
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理不尽な事故で子供に先立たれた親の無念・怒りとやるせなさ、その憤りを果たすべく【同志】になった夫婦。 怒りも感じながら、ヒューマンドラマの深みにはまりました。 | ||||
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とても面白いと言うか、ドキドキしながら読んで居ます。 | ||||
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広島県出身 北海道大学 現在米崎地検の検事 佐方貞人。 南場署長と佐野刑事部長の熾烈なライバル意識。 佐野が、権力を笠にして、南場を叱責する。 放火事件が 連続的に起こっているのだが。 それを解決できない南場。 そして、犯人を別件逮捕して、自供させるが 1件だけ認めなかった。 その1件を、佐方貞人が 解き明かす。 事件は 一つ一つ きちんと吟味する必要がある。 そして、佐方貞人検事は、南場に手柄を渡す。 実直で真面目だった男が、パチンコにのめり込み そして、サラ金からお金を借りて、自滅する。 妻子は、離婚して、あったこともない状態に。 窃盗して、刑務所に入ることで生きている小野。 就職した息子から、手紙が来る。 憎んでいた父親のことをるると書き、 最後にお父さんという。 小野は、刑務所を出たのだが、その日のうちに 腕時計を盗んでしまう。佐方貞人は、なぜを追求する。 佐方貞人の広島の同級生が、刑事に強請られていた。 同級生によって、救われたことがあり、恩返しをする。 刑事が強請るって、最低な話だ。 検事であればあるほど、人間として接することが 必要だというストーリー。 罪や法によってしか、見ていない検事が多すぎるのだ。 形式が大切な人が多い。 佐方貞人の父親の「本懐」 ふーむ。それが 恩返しと思えないなぁ。 もう少し、違った方法もあるはずだが。 それが 父親から 息子に受け継がれる。 ボサボサの頭とヨレヨレの服の佐方貞人。 検事のこだわりと習性を知る上で、面白い。 | ||||
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いつもレビューを参考にするばかりの私ですが、今回初めて自分が書きたいと思ったのが最後のお話「本懐を知る」でした。 大人になっても変わらない朴訥とした彼が、まだ15歳という年齢で、この先も世に明かされることのない罪を背負った父親との約束を果たす姿に涙が止まりませんでした。 柚月裕子さんの本はどれも読みやすく大好きですが、この佐方シリーズが1番好きです☆ 順番はどうでもいい!「最後の証人」「検事の死命」「検事の本懐」、この佐方シリーズを是非読んで欲しい! | ||||
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読んだ後、スッキリしました。 うじゃうじゃ理屈ぽっくなくて、 事案が発生する原因経緯が明確で、その結果がコレだと明確化されてます。 | ||||
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「最後の証人」から「検事の死命」までいっき読みでした。また佐方検事に会いたいです。 | ||||
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主人公の検事の過去が感動的に描かれ、ますますこのシリーズが好きになった。 | ||||
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この作家さんのものは初めて読みましたが面白かった。 いくつかのエピソードに分かれていて、その中で、生い立ちや背景が描かれている。 藤沢周平さんが描く武士のような、筋の通った人間性に魅力を感じている。 2冊目、3冊目と読んでいこうと思う。 | ||||
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最後の証人を読んで、佐方貞人シリーズを読みたくなりました。 佐方氏の若い頃の話で、彼の人間性がどのように出来上がったのか教えてくれるものでした。 面白かった。 | ||||
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大好きなシリーズです。何回読んでも面白いです | ||||
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この作家の本は初めてですがなかなか面白く、楽しく読むことが出来ました。 | ||||
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この作家は以前から興味があったので私なりに吟味して購入しましたが、期待外れでした。(映画ではなく)TVドラマのようで、ストーリーも登場人物も(その背景も)深み,拡りがなくがっかりしました。ブックオフ行きです。 | ||||
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柚月裕子は磐上の向日葵に次いで2作目だけど、才能の片鱗が伺える。近年、稀に見るlyricism溢れる非常に素晴らしい作家だ。地方在住というスタンスも共感できる。 本作品は皆さん言うように最後の「本懐を知る」がぴか一。頑張ってください! 大藪春彦賞受賞作品ですが、選考委員の大沢在昌、藤田宜長、馳星秋、みんな大好きな作家。この賞の選考委員もぴか一だ。 きっと、磐上以上の傑作が書ける腕持っているはずです。お薦めの連作集。 噂の狐狼の血は、今度読みます! | ||||
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