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烏丸ルヴォワール



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【この小説が収録されている参考書籍】
烏丸ルヴォワール (講談社BOX)
烏丸ルヴォワール (講談社文庫)

烏丸ルヴォワールの評価: 4.17/5点 レビュー 6件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

読後感が晴れやか

毎度振り回されて揺さぶられて、爽快でした。円居さんの本が好きです。Kindleは初めてでしたが、戻って読むのには使いにくいので、紙でまた買います
烏丸ルヴォワール (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:烏丸ルヴォワール (講談社文庫)より
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No.5:
(3pt)

ルヴォワール第2弾

ルヴォワール第2弾。今回は、私的裁判の準備段階がメーンのようです。
前回より少しわかりにくかったかな・・・という印象。叙述も出てきますが、少しワンパターンかな、という気もしました。
そして何より、会話文。登場人物全員がオタクっぽくいしゃべり方なのが、未だに慣れません。
烏丸ルヴォワール (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:烏丸ルヴォワール (講談社文庫)より
4062776804
No.4:
(5pt)

最後に得られるカタルシス

息もつかせぬ展開もさることながら、やはり結末が素晴らしい。
しっかり騙してくれた上で、憧れ、成長といったものを見事に描ききってくれました。
烏丸ルヴォワール (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:烏丸ルヴォワール (講談社文庫)より
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No.3:
(3pt)

天才ではない側の人たちの物語

シリーズの2作目で,講談社BOXレーベルから11年10月に刊行された作品の文庫化です.

前巻から約一ヶ月後,登場人物や京都が舞台というおおよその設定はそのままですが,
軸となる人物を変えての本作は,『私的裁判』という目玉の部分はいささか抑え気味で,
何人かの天才を見せつつ,そうではない側の人たちに重きが置かれた一冊という印象です.

中でも,少女の中に己の思いや過去,いくつもの感情を重ね,もがく凡人たちの姿は,
そこから絞り出す一つ一つの言葉,立ち振る舞いと,どれもカッコよくはありませんが,
終盤に紐解かれる幾重もの時間や人の流れに相まって,強く心を打つものとなっています.

また,前巻で驚かされた波状のごときどんでん返しや,『仕掛け』もしっかり健在で,
始まりからやられたと思いきや,最後に明かされるそれには思わずページをめくり返し,
少なめながら,私的裁判の場面では,目まぐるしく入れ替わる展開で楽しませてくれます.

反面,とある青年の過去についての言及,見せ方については,少しの進展はあったものの,
やや気を持たせ過ぎにも見え,驚かされた『仕掛け』もいささか狙いすぎに感じることも….

とはいえ,事の始まりから終わりまで,起承転結がスムーズに流れる話運びは気持ちよく,
場面場面で見事に『持って行く』周りの人物たちも魅力的で,次の巻も楽しみなところです.
烏丸ルヴォワール (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:烏丸ルヴォワール (講談社文庫)より
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No.2:
(5pt)

すぐきました。

すぐ来て、一気に読みました。1冊目のほうが、おもしろかったかな。
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4062776804
No.1:
(4pt)

既に安心して読める作家

『丸太町ルヴォワール』の続編。
時系列は前作から1ヶ月後の話になります。

相変わらず起承転結がはっきりしていて、文章も洗練されているのでとても読みやすい。
視点の切り替えなどによるの叙述トリックも面白く、またスピード感もありこちらを引き込み楽しませてくれます。
内容は瓶賀流が活躍するとだけ言っておきます。
講談社BOXの中では頭一つ以上抜けていて、「ミステリー界待望の」というのも言いすぎではないでしょう。
☆4つにしたのは、前作の方が読後感が良かったからという短絡的な理由です。

『丸太町』のレビューでどんでん返しが多すぎるという批判がありましたが、それは「双龍会」部分の醍醐味です。
そこに至るまでの過程(下準備・調査)あってこそなので、双龍会での内容についていけないのは、あまり言いたく言葉ですが読解力不足かキャパ不足です。

『烏丸』から読んでもそれなりに分かるようになっている感じですが、人間関係や人物像の把握に関してはやや難があると思うので、必ず『丸太町』から読むことをお勧めします。
そもそも『丸太町』に対して初っ端からネタバレの一つがあり、、また『丸太町』のオチも分かってしまうので『烏丸』から読むのはデメリット以外ありません。
余談ですが、巻末の著者紹介に「本作は”ルヴォワール”シリーズの第2作目となる」とあったので、さらなる続編も期待できそうです。
『新走』の短編も良かったので、デビューから変わらず最も期待できる新人の一人です。
烏丸ルヴォワール (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:烏丸ルヴォワール (講談社文庫)より
4062776804

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