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(短編集)
赤々煉恋
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赤々煉恋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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著者の「花まんま」そして「かたみ歌」が傑作だったのでこの本を手にしたのですが・・・・。本当に酷かったです。全編とも作者の変な性的嗜好を見せつけられたような気がした(「気がした」だけで決して断言していないので悪しからず!)だけではなく、オチもバカバカしくて・・・。彼の他の本と比べるとこの短編集は本当に駄作です。 | ||||
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ホラーというか、幻想小説のジャンルでしょうか。短編集です。表紙の色使いやタイトルからも想像できるように、全てのお話が、「性」にまつわるお話で構成されています。従って大抵のお話で性描写が出てくるのですが、表紙やタイトルを見ても気づかず、機内の時間つぶしのために機内に持ち込んだ私は、読書中、隣の人の視線が少々気になりました。 マイノリティな性癖といいますか、そのような世界も出てきますので、その点では私にとっては新鮮さも無いではなかったのですが、そんな初めて垣間見る世界の話でさえ、どこかで見たこと、聞いたことのある感が否めませんでした。何かのお話の真似っこという意味ではなくて、新鮮であるはずのお話ですら新鮮さを感じないというか、あぁ、こういう話ね・・・と、妙に冷めてしまうというか・・もっと単純に言えば、面白さを感じられませんでした。他の方のレビューを見ると、とても面白いとか、ホラーの大家であるとかいう感想が出てきますので、ただ単に「私には合わなかった」のでしょう。 ふわふわと、ゆらゆらと、とりとめもない感じが漂っているのですが、それが功を奏していないというか・・・ そもそも、私は恒川光太郎で、ホラーというジャンルにのめりこみ(ホラージャンルでありながらホラーではない作品が好きです)、彼の作品を全て読み終わってしまったので、同じような感じの他の著者の本を探していてたどり着いたので、期待していたものが違ったというのもあるのかもしれません。 恒川作品では、ゆらゆらしながらも、ググーーッと物語の世界に引っ張り込まれ心をわしづかみにされ、簡単には帰って来られないほどのめり込み読後は放心状態にさせられたのですが、この作者のこの作品は同じような世界ながら、深くないというか、そこまで異世界でないというか、期待していた「なにか」はありませんでした。感動もありませんし、心にも残らない、面白くもない、といった感じの感想しか残念ながら出てきませんでした。同じようにして、森山東作品にもたどり着いたのですが、この人の作品は、祇園が興味深かったのいうのと、ただ単に面白かったのでアタリでした。 ただ、この作品を読んだ後、こんなはずはない、こんなに評価が高い著者なのだから私に合う作品もあるはずだと探し「鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様」を読んでみました。この作品は「アタリ」でした!その作品大正時代の東京が舞台で私の好きなジャンルのひとつでしたし、面白かった!この作品は続編が待ち遠しく続編がたくさん出てほしいと思う作品でした。まだ未読ですが「わくらば日記」も私に合いそうなので読んでみたいと思います。 | ||||
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創元推理文庫なのでミステリかと思って読んでみたら、幻想的ホラー小説でした。全編、ほぼなんの救いもない物語で、『世にも奇妙な物語』に採用されてもおかしくない出来。最初からホラー小説だとわかっていれば、もうちょっとこの蠱惑的な雰囲気を味わいながら読んだのに……という点が悔やまれます。なかなか面白かったですが、悪夢のような小説でした。 | ||||
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